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【7031】 | RE:鏡の中は日曜日 ドウコク (2013年05月08日 23時04分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >例えばの話ですが、これを折原一氏が書いていたら、おそらくもっと面白いものに仕上がったのではないかと思います。 「模倣の殺意」が地味な理由の一つに、真相を探る側がノー・リスクなのがあると思います。 おっしゃる通りに、折原氏なら脅迫状が届くとか、誰かに尾行されているなどして、話を盛り上げるような気が。 >私もその都度、臨機応変に対応させていただきますので。 うふふ、今日はいつもより多い人が来られていますね。 私は分割するつもりですが、さて、メルカトルさんはどうされるのか。 >しかし、ネットもしないのに、高い対価を払ってまで買う価値があったのでしょうか。 多分、推測ですが、技術屋さんが購入したのではないでしょうか。 回路の設計や、CAD(コンピューター・エイディッド・デザインというらしい設計のプログラム?)を使う人は、 ワープロでは出来ないようなので。 さて、殊能将之氏「鏡の中は日曜日」。 >あまり人気がないからでしょうかねえ。 そのようですね。 私の感想では、「脳男」より「ハサミ男」の方が有名な気がしたのですが、(といっても、一部の人の間でしかないでしょうが、) 映画化により、立場が逆転したと思います。 で、「ハサミ男」の他はそんなに有名でもなさそうだし。 「美濃牛」がどうかな?という程度で。 それにしても、本作、巻末に参考文献として引用元の書物が、かなり掲載されています。 その中に、綾辻氏の「十角館の殺人」から「黒猫館の殺人」まで全巻が挙げられているのですが。 「キマイラの新しい城」でも、解説者が「どこをどう参考にしたのか、サッパリ分からない。」と皮肉っている通り、 本作でも、綾辻氏の匂いはほとんどしません。 (ズラリと本を並べたのは、)殊能氏なりのギャグかも、とか考えてしまいます。 |
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【7034】 |
メルカトル (2013年05月09日 00時02分) |
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これは 【7031】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >「模倣の殺意」が地味な理由の一つに、真相を探る側がノー・リスクなのがあると思います。 なるほど、さすがドウコクさんは鋭いですね。 確かにおっしゃるように、二人の探偵役?には何の不安もないので、読み手も安心してしまうんでしょう。 そこが私には面白くないというか、物足りなさを感じたのかもしれませんね。 >おっしゃる通りに、折原氏なら脅迫状が届くとか、誰かに尾行されているなどして、話を盛り上げるような気が。 デビュー作ですのである程度は仕方ないのかもしれませんが、せっかく贅沢な材料を揃えながら、もう一つ上手く料理できなかった感じがしてなりません。 その点はいかにも残念だなと感じますね。 >私は分割するつもりですが、さて、メルカトルさんはどうされるのか。 本日これが最後のレスです。なんとか書き終えられそうです。 いやなかなかしんどいですが、反面返信のし甲斐があるというものです。 という訳で、頑張りました。 >回路の設計や、CAD(コンピューター・エイディッド・デザインというらしい設計のプログラム?)を使う人は、 >ワープロでは出来ないようなので。 CADですか、話には聞いたことありますし、実際今の会社でもそうした部門はありますが、私には何をしているのかさっぱりです。 まあしかし、コンピュータで仕事をこなしている人は尊敬に値しますね。 ドウコクさんもそうですよ、毎日エクセルで集計されているわけでしょ、大したものだと思いますよ。 >私の感想では、「脳男」より「ハサミ男」の方が有名な気がしたのですが、(といっても、一部の人の間でしかないでしょうが、) >映画化により、立場が逆転したと思います。 『ハサミ男』のほうが有名じゃないですか? 確かに映画化されてもあまり話題にならなかったみたいですが。 『脳男』と『ハサミ男』、私は後者のほうに軍配が上がるのではないかと思います。 まあ、読んでませんけど。 だから、偉そうなことは全く言えないですよね。 >「美濃牛」がどうかな?という程度で。 『美濃牛』は読まれるのであれば、あまり期待しないほうが無難です。 この作者にしては、割とまともなミステリというか行儀のいい感じにまとめられていると思いますけど。 >その中に、綾辻氏の「十角館の殺人」から「黒猫館の殺人」まで全巻が挙げられているのですが。 本作はある種の館ものではないのですか? 何かでそんな感想を読んだ覚えがあるのですが。 だとしたら、綾辻氏の館シリーズを参考にしたのも、あながちでまかせではない気がします。 少なくともギャグではないと思いますけどねえ。 それは、綾辻氏に対して失礼にあたるでしょうし。 先輩作家にそんなことはしないと思いますよ。 ではまた ^^ |
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