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【6974】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語... メルカトル (2013年04月30日 22時44分) |
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みゆりんりんさん、こんばんは。 お久しぶりですね、お元気そうで何よりです。 >作者・・・忘れましたがタイトル『楽園のカンヴァス』 原田マハと言う人の作品ですね。 詳しくは知りませんが、なんでもアート・ミステリということで、一応ミステリのようです。 これが意外なことに世間の評価は高いんですね。 >文章はあっさりとしていて、華美に言い回しがくどいのを嫌う私としては、とても読みやすく一気に読めました。 それは良かったですね。私もあまりくどい文章は好きではありません。 自然に頭に入ってくる感じの、分かりやすい文章が個人的にいいんじゃないかと思っています。 >軸としているのは、画家のルソーです。 絵画のことはさっぱりですので、これはドウコクさんにおまかせします。 >東野圭吾のガリレオシリーズの最新版、半年以上待ってやっと読めました。 >テレビが始まる1週間前に読めましたので、ちょっとお得感がありました♪。 ガリレオのドラマ、なんだかなあと思いながらもつい見てしまいます。 トリックなんかがあまりに分かりやす過ぎて、想像通りなのが拍子抜けしてしまいます。 例えば、ダウジングを扱ったのがありましたが、謎解きが当たり前すぎて、そんなの誰でもわかるじゃん、と思ってしまいました。 まあ、普段あまりミステリを読まない福山ファンにとっては、十分面白いんでしょうけどね。 東野氏は大学が工学部の出身なので、こうした物理学も得意分野なのだと思います。 それを生かしてのシリーズですが、私はドラマで十分と言う感じですね。 ところで、別にゴリ押しするわけでは決してありませんが、出来れば麻耶雄嵩氏の『翼ある闇』の感想をお聞きしたいです。 いつでも結構ですので。待ってまーす。 ではまた ^^ |
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【6978】 |
みゆりんりん (2013年05月01日 15時38分) |
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これは 【6974】 に対する返信です。 | |||
>原田マハと言う人の作品ですね。 >詳しくは知りませんが、なんでもアート・ミステリということで、一応ミステリのようです。 画の下に巨匠の絵があるかも?ってところがミステリーってとこでしょうか? 文中に古書が出てきますが、それがまた良い感じにメリハリを付けています。 >トリックなんかがあまりに分かりやす過ぎて、想像通りなのが拍子抜けしてしまいます。 なるほど。本当のトリック好きから見たら、ひねりが足りないと感じるものなのかもしれませんね。 東野さんの文章は癖が無く、難しいと思わせず解決していくので好きなんですが、ここが受け手の決定的な違いだと感じました。 >ところで、別にゴリ押しするわけでは決してありませんが、出来れば麻耶雄嵩氏の『翼ある闇』の感想をお聞きしたいです。 先程述べた感想がそのまま麻耶さんの作品に対する感想になっちゃうんですけどね。 本格派となると、よりその状況を細かく読者に伝えていこうとしますし、展開も更に細かく表現していかなければならないと思います。 更に簡単なトリックにならないよう、登場人物の心理的にもやり方にしても読者に見破られないようにしていきますよね(言いたい事が伝わるか不安ですが) そこがとても長いと感じてしまうんです。 どうも麻耶さん、私には本格的過ぎの感じが。 更にメルカトルの人物像が好みじゃないんです。 隻眼は主人公に釘付けになったのが一番ですが、それがこのシリーズにはないので集中して読めないって感じです。 それほどトリック好きじゃないって事なんです。 昔半村良の太陽の世界だったかを夢中で読んでたことがあります。 やっぱり文章的に言い回しが難しめだった記憶があるんですが、なんかストーリーが面白くて。 今はやけに文章とストーリーが軽すぎて、良い作者を見付けられないんですけどね。 昨日読み終わった『生存者ゼロ』 良くありがちなストーリーだなって読んでたんですが、残り約3分の2から急展開。 そうなってくの〜?から一気に読みが加速。 途中でこう思いました。 こんな最後のほうでこんな展開になったら、どう収束するの?ハーメルンの笛が吹かれるオチしか、残りページで終わらないんじゃないの? この予感は的中、一気にまとめ上げてましたが、なんか拍子抜け。 更に最後何を暗示しているかがよく分からない。 ちょっと腰砕けでした。 こんな感想ですみませんww |
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