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【670】 | RE:カーの魅力 メルカトル (2009年08月12日 23時29分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >そういった意味で、毒殺魔・自動人形・ギロチン・吸血鬼・ペスト・魔女etc、 >オカルティックな要素満載のカーは、私にとって非常に魅力的です。 私もかつてはそういった、いかにもといった雰囲気が漂ってくるカーの作風に惹かれてよく読みましたね。 もっと読んでおけばよかった、とも思っています。 >でも、それを除いても、トリックだけでも、十分に凄いと思います。 >これだけでも、十分評価に値すると思いますが。 確かにこれだけのトリックを考案した作家という点では当代随一かもしれませんね。 横溝がリスペクトしていたのも頷ける気がします。 >「三つの棺」や「夜歩く」や「帽子収集狂事件」は、私の海外編のベスト5に入れようかどうか、迷ったほどです。 >(ただ、「夜歩く」や「帽子収集狂事件」は、かなり忘れていますが) 『夜歩く』と『三つの棺』は私も非常に満足度の高い作品だと思います。 『夜歩く』の意表をついた時間差密室トリックや、『三つの棺』でのあまりにも有名なフェル博士の密室講義はミステリマニアなら必読ではないでしょうか。 >字は小さいし、人名もイメージしにくく、覚えにくい。 >また、本筋とはあまり関係のなさそうなエピソード(実は重要だったりしますが)なんかも、外国だけに分かりにくいです。 確かにね、そういった点は翻訳物にとっての宿命みたいなものですね。 しかも、訳者の力量によって作品の雰囲気とかがある程度変化してしまうのもマイナス点ではないかと思うんですよ。 余程こなれた和訳をしてくれないと、非常に読み難いので、私が少しずつ海外物から離れていったのもその辺りに原因があるのかもしれません。 しかしいよいよ読みたい作品が欠乏してきたら、また海外にも目を向ける時が来るかもしれません。 最近、所謂「新本格」と称される作家に元気がありません、みなさんそれぞれ頑張っているとは思いますが、少々遅筆過ぎやしませんかね。 もっと読みたいのにね。 ではまた ^^ |
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【671】 |
ドウコク! (2009年08月12日 23時49分) |
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これは 【670】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >最近、所謂「新本格」と称される作家に元気がありません、みなさんそれぞれ頑張っているとは思いますが、少々遅筆過ぎやしませんかね。 うふふ、メルカトルさんならでは、のご指摘だと思います。 私の場合は、「筆不精」ならぬ「読み不精」なので、遅くてもこちらの満足できる作品なら構わないって立場です。 >もっと読みたいのにね。 どうやら、メルカトルさんは、今も精力的に読書されているようですね。 (お盆は、ペースを上げる絶好の機会でしょうか。 それにより、普段の生活のストレスが軽減されることを祈っています。) ちなみに、どれくらいのペースで読まれているのでしょう? お返事は、次回で結構ですよ。 「次回 Yの悲劇」 では、おやすみなさい。 |
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