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【6528】 | RE:一の悲劇 ドウコク (2012年11月07日 22時16分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >私が隣に座っていたとしたら、煙草を挟んでいる左手を自分と逆方向に持っていってもらえると、なんとなくホッとするような気がします。 それでも、右が空き席でも、左に流れるので腹が立ちます。 でも、今日は珍しく右に流れました。 ただ、左隣も喫煙者だったので、意味は無かったのですが。(笑) >なるほど、どれも美味しそうですが、キムチ鍋は材料をあまり色々用意しなくても済みそうなのが、人気の秘密かもしれませんね あと、和風の材料で行けるのが、嬉しいかも。 白菜・ネギ・ニラ・豆腐など、洋風のカレー鍋やトマト鍋にはどうかな?というのでも、キムチ鍋なら合うし。 やはり、鍋はみんな日本風が好きだと思うので、 まずは寄せ鍋、翌日には余りの材料でキムチ鍋、と変化を付けるには絶好ですしね。 さて、法月綸太郎氏「一の悲劇」。 >隅々まで神経が行き届いている感じでしょうか。 そうですね、そんな感じです。 また、記述に際しても、最初に考えたアイデアを更に練って効果的に記述している、ような。 「どの部分が?」と聞かれると困るのですが、そんな印象を受けました。 >あまりに理屈っぽすぎて面白味に欠ける気がするのは、若干残念なところではないでしょうか。 これなんですけど、内容は少し外れるかも知れないですが、 本作で法月氏に感じた点、それは、 「事件の背景にある人間関係、それ自体は結構エゲツない異常な世界が多い。」です。 これは、「頼子のために」や「誰彼」などにも共通する印象。 ロジックを基調としたスマートな文体の一方で、事件の根源は対照的にウエット、だと感じました。 (私が読んだ作品の中で、という条件付きですが。) |
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【6529】 |
メルカトル (2012年11月07日 23時52分) |
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これは 【6528】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >それでも、右が空き席でも、左に流れるので腹が立ちます。 それはどうしようもないですね、諦めた方がいいと思います。 以前にも書きましたが、これだけ気を遣って尚且つ駄目でも、その気遣いは隣の人に伝わるものだと思いますので、それで良いんじゃないでしょうか。 >ただ、左隣も喫煙者だったので、意味は無かったのですが。(笑) そんなものかも知れませんね、でも意味がないとはあながち言えないのではないかと思います。 たとえ喫煙者でも、隣で吸われるのは嫌という人も中にはいるでしょうから。 >白菜・ネギ・ニラ・豆腐など、洋風のカレー鍋やトマト鍋にはどうかな?というのでも、キムチ鍋なら合うし。 なるほど、そういう考えもありますね。 おっしゃるような材料でカレー鍋に合いそうなのは、ネギぐらいでしょうね。 他は和風の鍋には大体合いそうですが、カレーとかトマト鍋にはどうかなと思いますね。 その意味でもアレンジの効くキムチ鍋が人気なのは分かる気がしてきました。 >また、記述に際しても、最初に考えたアイデアを更に練って効果的に記述している、ような。 うーむ、なかなか細かいところを突いてきますね。 まあそれだけ推敲を重ねているのかもしれません、だから筆が遅いと言われるのでしょうかね。 なんとなく納得できる部分はあります。 逆にその為に、若干読みづらい点があるのかもしれないですね。 >「事件の背景にある人間関係、それ自体は結構エゲツない異常な世界が多い。」です。 事件そのものはド派手なものではなくても、そうした裏の人間模様が異常な世界を描いたものが多いのは確かだと思います。 ただ、他の作家が書いたらどうかなと思うようなドロドロした人間関係でも、法月氏だとなぜか不自然に感じないのは筆力のなせる業かもしれませんね。 特に『頼子のために』は、読者によっては嫌悪感を抱くようなものでしょうが、私にはどことなく切なさを感じる仕上がりになっていましたし。 本来なら醜い人間関係のためドロドロした作風になってしまいそうなところですが、それがそうならないところに法月氏の品性というか、人間性が表れているような気がしますね。 ではまた ^^ |
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