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【5497】 | RE:わくらば追慕抄 メルカトル (2012年01月06日 23時34分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >そうですか、両方とも冬は安いものだと勝手に思っていましたが。 でも、確かにシイタケは秋かも。 鍋には欠かせないのに。 12月の中旬くらいまではそんなに高くはなかったですが、お正月と言えばやはり雑煮、こちらでは雑煮と言えば小松菜が欠かせませんので、どうしても需要が高まるこの時期は値段が高騰しています。 ですから私は、最寄のJAに買いに行きます。 かなり格安で手に入りますからね。 椎茸なんかもやはり鍋の時期と言う事で、同じ様に需要が高くなるので、自然値段も高くなってしまうのではないでしょうか。 12月は正月商品として、今は余ったお餅を消費するための必需品として、小松菜はやはりいつもより割高になっているのだと思います。 >今では、店も開いているし炊事の手間も大幅に減っているから、その意味は薄れてきたような。 確かにそうですね、まあ、買ってそのまま何も手を加えずに食べられるのが魅力なのではないでしょうかね。 >それに、火を通してアツアツで食べるものでもないので、昔からあまり美味しいとは思いませんでした。 正直私もおせち料理、あまり好きではありません。 本当に1日だけで十分な気がします。 でも日持ちしますし、とても一日で食べられる量ではありませんので、仕方なく食べましたけど。 >「オリエント急行殺人事件」、「ABC〜」、「アクロイド殺し」、「そして誰もいなくなった」、いずれも抜群の発想力。 確かに独創的であり、先駆者的な意味合いを持った作品ばかりですね。 しかも、後続の作品はこれらを超えるのは難しいと思える完成度の高さだと思います。 >それだけ、前作「わくらば日記」や朱川氏の他の作品(「セピア都市伝説」など)を高く評価されている、ということだと感じました。 おっしゃる通りです。 前作が非常に気に入っていますので、どうしても続編にも過度の期待を抱いてしまったがゆえの、辛目の評価になってしまいました。 もし前作がなければ、おそらく評価としては変わったのではないかと思います。 しかし、どうしても朱川氏という作家に対する期待度が高いため、ハードルも高めになってしまったというのもありますね。 >ですが、前作との比較ではなくて、1冊の作品集として見た場合、充分に面白い=優に合格点、だと感じました。 ドウコクさんなら、ある程度の評価を本作に与えるのではないかと思っていました。 それはドウコクさんが、それぞれの作品の良さを上手く読み取る能力に長けているからに他ならないですね。 酷評するのは簡単ですが、美点を掬い上げるほうが余程才能が必要だと思います。 つまりは、その才能を私よりもドウコクさんのほうが遥かに多く持ち合わせているのでしょう。 ところで、バトルパニックさん宛に少し書きましたが、川上健一氏の『翼はいつまでも』、面白いですよ。 主人公が中学生の青春小説ですが、とてもみずみずしいタッチで描かれていて、思わず泣きそうになるシーンもいくつかありますし、ドウコクさんにもきっと気に入ってもらえると思います。 明日には読み終えられると思いますので、詳細は明日にでも書き込みますが、取りあえずお薦めです。 甘酸っぱくてほろ苦くて、「あの頃」を思い出さずにはいられませんよ。 ではまた ^^ |
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【5502】 |
ドウコク (2012年01月08日 22時35分) |
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これは 【5497】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >12月の中旬くらいまではそんなに高くはなかったですが、お正月と言えばやはり雑煮、こちらでは雑煮と言えば小松菜が欠かせませんので、 おお、雑煮に小松菜ですか。 これは美味そう。 お餅に、よく合いそうな気がします。 というより小松菜、クセが無い割に味が薄いわけでなく、青菜独特の風味もあるので良いですよね。 ごま和えなどは、ほうれん草の方が良い気がしますが、それ以外では私は小松菜の方が好きです。 だが……、今日も高い。 1セット198円。 少し前までは、150円以下だったような。 >しかも、後続の作品はこれらを超えるのは難しいと思える完成度の高さだと思います。 賛同いたします。 私見では「十角館の殺人」のみが超えている、との評価ですが、(それが正しいかどうかは、私見なので置いといて) それも結局は、クリスティの本家があってこそ、のこと。 それ抜きで「十角館の〜」の高評価は、成り立たない。 あと、「八墓村」も本家に比肩できる出来だとは思いますが、 それはトリックの部分ではなくて、おどろおどろしい世界観によるもの。 やはり、クリスティは凄い。 さて、朱川湊人氏「わくらば追慕抄」。 >ドウコクさんなら、ある程度の評価を本作に与えるのではないかと思っていました。 まあ、最近は個人的に良い評価の作品ばかり読んでいますので。 ケナす時はケナしていますが、本当に気に入らないのはレス自体を控えていますし。 そんな感じで、私のは全体的に甘めの評価になっているのではないでしょうか。 本作にも、もちろん後日ケチを付けます。(笑) で、今日は、「わくらば追慕抄」の中で気に入った作品の話。 私は、“日傘の寿子さん”の話=「夕凪に祈った日」、かな。 寿子さんの秘密の哀しさと、ラストのヒネり(救助を求めた男の子の正体の推測)が、とても良かったです。 それに加えて、本作のスパイス的存在の薔薇姫の、関わり具合。 他にも、神楽さんのエピソードもちょっと意味深な感じがして良かったのですが、やはり「夕凪に祈った日」が印象に残りました。 >ところで、バトルパニックさん宛に少し書きましたが、川上健一氏の『翼はいつまでも』、面白いですよ。 はい、コピーしました。 これを購入するのは、旭屋に代わる次のMH(マイ・ホール)でなくMS(マイ・書店)にて。(笑) |
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