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【4139】 | RE:龍は眠る メルカトル (2011年03月26日 22時59分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >これは、小さいお子さんだけでなく、被災された方には関西に来てもらいたいです。 >本格的に引っ越しというわけではなく、一時的に避難するだけでも。 現在ほとんどの他府県が、受け入れを了承している訳ですから、一刻も早く避難生活から開放される為にも、一時の住処として少しでも安定した生活をしていただきたいものですね。 >そうは言っても色々と難しいでしょうが、橋本知事も公営住宅を用意する、と言っていましたし。 >こちらでは、ほぼ普段通りの生活なので。 取り合えずでも何でもよいですから、早く受け入れ態勢を整えて、普段の生活をして、心の平安を取り戻して欲しいです。 >何て贅沢な。(笑) もしかしたら、本能で満腹になると食べないだけかも知れないですが。 いかなる理由なのか分かりませんが、少しずつ食べて、後でまた残りを食べるという習性でもあるのかもしれませんね。 >これはスルメイカの成分が、猫に何らかの影響を与えるのでしょうか。 >マタタビみたいなもんですかね。 マタタビのようなものかもしれませんね。 それにしても、スルメイカを少しずつ与えると、際限なく食べようとします。 コタツの中で眠っていても、匂いを嗅ぎつけると目の色を変えて突進してきますよ。 まさに「ねこまっしぐら」って感じです。 後で腰を抜かすと分かっててもやめられない、ねこにとっては麻薬の如き魅力があるのかも。 >納得しました。 確かに、そういう傾向は宮部氏や東野氏にはありそうですね。 その代わりストーリー性や、人物描写などに優れているとは思いますけど。 でもやはり、両氏には驚愕の大トリックや、叙述トリック、多重構造などは似合わない気はしますね。 積極的に読もうとしないからかもしれませんが、正直、なぜこれ程東野氏が持て囃されるのか、こんなベストセラー作家になったのか、私には不思議です。 最新作の『麒麟の翼』がこんなに売れるのなら、なぜ『隻眼の少女』がもっと売れないのか、どうしても納得できません。 >これが細部を削って、上下2巻くらいだったら、平凡な作品と私は評価したかも知れません。 なるほど、なんとなく分かる気がします。 それだけ細部にまで拘って、丁寧に描かれているのは、ドウコクさんの書評から十分に伝わってきますよ。 >派手なサイキック対決を期待していたら、違っていた、ということです。 ああ、なるほどそういうことですか。 しかし、宮部女史に派手なアクションを期待してはいけないのだと思いますよ。 そういう作風ではないんじゃないですかね。 行間から少しずつ教訓を匂わせながら、予想を覆す方向に話を持っていく、みたいなイメージです。 > 小松左京「復活の日」 > 曽根圭介「熱帯夜」 両作とも未読です。 もしかして曽根氏のホラーの新作が出ていたのですか? それは早速チェックしてみなければなりませんね。 ではまた ^^ |
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【4142】 |
ドウコク (2011年03月27日 22時27分) |
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これは 【4139】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >一刻も早く避難生活から開放される為にも、一時の住処として少しでも安定した生活をしていただきたいものですね。 全くもって同感なのですが、今朝の新聞によると、避難所暮らしの方たちが今より安定した場所に移動することについて、 「行くも地獄、残るも地獄。」というのがありました。 未だ家族の安否が分からず、不便なその場に留まらざるを得ない人々を残して、別の場所に移動するのは忍びない、とのこと。 水も電気も暖房も、食料も満足にある場所に移動するのに、そんな心配をしないといけないなんて。 本当に胸のつまる思いです。 >いかなる理由なのか分かりませんが、少しずつ食べて、後でまた残りを食べるという習性でもあるのかもしれませんね。 なるほど、猫ちゃん、無意識のうちに“キープしておく”という感覚があるのかも。 あと、猫を惑わすものとして、マタタビ以外にスルメイカもあるというのは、初めて知りました。 いつか、(少量だけ)やってみたいです。 宮部みゆき氏「龍は眠る」、つづき。 >正直、なぜこれ程東野氏が持て囃されるのか、こんなベストセラー作家になったのか、私には不思議です。 一つ、思い当たる理由があります。 それは、東野氏が「イケメン」だからだと思います。(笑) 全く関係なさそうですが、これは女性読者を得るために、重要なのでは? その意味でも、京極氏の人気に、あのイケメンが少しは寄与していると、密かに思っています。 「隻眼の少女」なのですが、最初の部数が少なかったとはいえ、一時期でも品切れが起こった、ということで、 麻耶ファンとしては、今は納得しています。(現在の売れ行きは、分かりませんが。) さて、「龍は眠る」について、否定的な意見を書いたような気がするので、今日は第1章以外で、ホメます。 それはやはり、後半の事件の真相の、意外性です。 全く予想だにしなかった展開に、宮部氏独特の持ち味が存分に発揮されている、と感じました。 ともかく、本作、充分に楽しめる作品だと思います。 なお、明日以降に、「熱帯夜」の予定。 |
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