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【4136】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ぴなぞう (2011年03月26日 00時35分) |
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メルカトルさん、みなさん、こんばんは。 メルカトルさん、ドウコクさん、 今日は、「容疑者Xの献身」を読んだ感想を書きに参りました。 ミステリとしての評価はよくわからないのですが、私にはとても面白かったです。 天才対決っていうのが良かったですね。わくわくしながら読んでました。(^^) 最後は電車の中で読み終えたのですが、泣けました。(T△T) いや、多分、泣ける話なんだろうと予想してましたが、ああ来るとは思いませんでした。驚きでした。 電車の中なのに、かなり泣けてしまいましたので、花粉症用マスクで隠蔽工作をしました。(笑) 本当に花粉症なのですが。(笑) 一つだけ、ちょっと疑問が残りました。それは、物理学博士の行動です。どう考えても、友人としての行動とは思えない。そこだけは、 ちょっと納得いかない気もします。 でも、中学生の娘の最後の行動によって母親の行動が決まったようなので、どちらにしろ最後は同じ結果になったかもしれないんですけどね。 「しょせんストーカー」だなんて、思えませんでしたよ。(^^) 確かに、待ちぶせ?してた時はゾッとしましたし、弱みに付け込まれる可能性も十分ありましたが、それだけでは、それほど怖くないです。 ああいう状態なのだから、いざとなれば、全て初めの予定通り、○○すれば良いだけですから。 あそこまで献身的になれる人間に対しては、恋愛感情とは違っても、強い感情が芽生えると思います。感謝と畏敬の念が入り混じったような複雑な感情。そんな気がします。 以上、ネタバレにならないように書くのが難しくて、意味不明な点がありましたらお許しください。 それでも、ネタバレだと思われる部分がありましたら、お知らせください。編集しますので。 ※ この作品への、お二人の評がありましたら、いつ頃か教えていただけるとうれしいです。(^^) 大体で結構ですので。 ※ 「葉桜〜」のお二人の評を読ませていただきました。 私が一番喜んでるようですね。(笑) ドウコクさんが纏めてくださったリスト、見やすくて助かります。早速、コピペしました。(^^) メルカトルさんとドウコクさんのお墨付きなので、何年後になるかは分かりませんが、全部読むつもりですよ。 ありがとうございます。 ゴールデンゼウスさん、ころころさん、かをるんさん、オーサーさん、すいーとぽてとさん、連名で申し訳ありません。 その後、いかがお過ごしですか。早く落ち着いて、また、みなさんとお話できる日を心待ちにしております。 ではでは。 |
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【4138】 |
メルカトル (2011年03月26日 22時27分) |
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これは 【4136】 に対する返信です。 | |||
びなぞうさん、かじかじ。 さて、早速ですが、『容疑者Xの献身』についての記述があるのは【1018】【1026】【1076】【1077】辺りです。 【1018】ではびなぞうさんが興醒めするような私の書き込みがありますが、あまり気にしないでください。 本作に対する私の期待が大きかった為に、少々辛口の書評になってしまったようです。 本来、びなぞうさんが書かれているような評価が一般的なものだと思います。 私はひねくれ者なので、素直に面白かったと書けないんですね。 >天才対決っていうのが良かったですね。わくわくしながら読んでました。(^^) 確かにそうなのですが、私はもっと火花散る対決を期待していたので、残念ながらあまり高揚感を感じませんでした。 >電車の中なのに、かなり泣けてしまいましたので、花粉症用マスクで隠蔽工作をしました。(笑) 本当に花粉症なのですが。(笑) おっしゃる通り、感受性の強い方なら、ラストは泣けるシーンだったと思います。 犯人の最後の慟哭は、まさに純愛を貫いた者だけに訪れる感極まる傷心だったのではないでしょうか。 ところで、びなぞうさんも花粉症だったのですね。 今年は相当花粉の飛散量が多いと聞いておりますが、症状はかなり酷いものと想像します。 どうかお大事に。 ちなみに私も以前はひどい花粉症でしたが、現在はほとんど症状がなくなりました。 何をどうしたというわけでもないのですが、いつの間にか治ってしまったようです。 市販の薬でお薦めなのは、コ●ゲン鼻炎用カプセルでしたが、調べてみたところ、現在ミニカプセルしか販売されていないらしいですね。 こちらの方はどうやらあまり効き目がないようです。 お役に立てず申し訳ありません。 >ああいう状態なのだから、いざとなれば、全て初めの予定通り、○○すれば良いだけですから。 私が本作を不満に思う点のひとつに、石神ほどの天才ならば、もっと他に解決策があったのではないか、と言うのがあるんですよ。 自分を傷つけることなく、母娘を守る方法を考え付かなかったのかな、と素朴な疑問を抱いてしまうんですね。 無論、それではこの物語が成り立たない訳ですが。 >あそこまで献身的になれる人間に対しては、恋愛感情とは違っても、強い感情が芽生えると思います。 ある意味、自分を救ってくれた母娘ですから、あれほど献身的になれたんでしょうね。 しかし、その辺りももっと掘り下げると、更に感動出来る名作になったのではないかと思うと、少々残念ではあります。 要するに石神の心情をもう少し深く描写しても良かったのではないかと。 色々本作にケチを付ける様なことを書いてしまいましたが、やはりこれは東野氏の代表作の一つだと思いますし、後世に残る名作でしょうねえ。 ではまた ^^ |
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