返信元の記事 | |||
【3222】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年09月28日 23時07分) |
||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >ふ〜ん、そうですか。 今度読むときはその辺を考慮して読んでみます。 まあ、それも先入観のなせる業かもしれませんけどね。 つまり、第二章までで応募したのであるから、そこで一応の決着が形だけでも着いているのではないだろうか、というわけです。 >そうかもしれませんね。 作家は全てのストーリーを頭の中で完結してるわけではないですからね。 >内田康夫氏はワープロを叩きながら、自分でもストーリーがどう転がっていくかわからないとよく言ってますからね。 作家のスタイルもそれぞれあって然るべきでしょうね。 ミステリ作家だと、まずトリックありきで、それに肉付けをしていくという人もいるようですし、プロット中心に組み立ててストーリーを進めていく人もいるでしょう。 なかなか面白いものですね。 >なるほど、この本は読まないことにします(笑 その方が無難だと思います。 小説に爽快感を求める読者向けでないのは間違いないです。 >ええ、ミステリとしてこういう形もありかなと思います。 ミステリに必要不可欠なのは、謎とそれが論理的に解決される意外性だと思いますので、これさえきちんと押さえていれば、ミステリになると思っています。 まさにおっしゃる通りだと思います。 幻想的で魅力的な謎と、論理的な解決との落差が本格ミステリの醍醐味だと私も思っています。 勿論、別の形での提示もあるでしょうけどね。 >説明を聞くと、TVの「世にも奇妙な物語」を連想してしまいますね。 確かに、テイストは共通するものがあります。 ノスタルジック・ホラーを得意とする朱川氏にしては、異色の短編集でしょうかね。 >さて私は本日より、伊坂幸太郎氏の「魔王」に入りました。 私は伊坂氏の『ラッシュ・ライフ』が好きでした。 しかし、氏の作品は出来不出来の差が結構激しいようですので、最近は敬遠しています。 本作が出来の良い部類である事を期待しています。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【3224】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年09月28日 23時54分) |
|
これは 【3222】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >つまり、第二章までで応募したのであるから、そこで一応の決着が形だけでも着いているのではないだろうか、というわけです。 なるほど。 それもまた一考ですね。 >まさにおっしゃる通りだと思います。 >幻想的で魅力的な謎と、論理的な解決との落差が本格ミステリの醍醐味だと私も思っています。 >勿論、別の形での提示もあるでしょうけどね。 日本の本格ミステリで、現実世界から飛躍した状況を持ち込んで、本格物を確立したのは山口雅也氏の「生ける屍の死」じゃないかなと思います。 この石持浅海氏は、私の予想ですが、彼の思想を受け継いだのではと思います。 >私は伊坂氏の『ラッシュ・ライフ』が好きでした。 >しかし、氏の作品は出来不出来の差が結構激しいようですので、最近は敬遠しています。 >本作が出来の良い部類である事を期待しています。 今の段階ではまだなんとも言えませんが、それほど悪い出来ではないと思われます。 Z |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD