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【3220】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年09月28日 00時12分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >二度目に読んだ時は、その事情を知って読みました。 >そうすると、第二章で完結していても、尻切れトンボのような印象は受けるものの、それでも小説として成立しているような気がしないでもなかったです。 ふ〜ん、そうですか。 今度読むときはその辺を考慮して読んでみます。 >中井氏本人は、自分でもまさかここまでの大作になるとは思っていなかったのではないでしょうか。 そうかもしれませんね。 作家は全てのストーリーを頭の中で完結してるわけではないですからね。 内田康夫氏はワープロを叩きながら、自分でもストーリーがどう転がっていくかわからないとよく言ってますからね。 >多分当たっていると思いますよ。 >ですから後味は良くないと書いたのです。 なるほど、この本は読まないことにします(笑 >なるほど、ということはゴールデンゼウスさんにとっては、容認できると解釈して良いのでしょうかね。 ええ、ミステリとしてこういう形もありかなと思います。 ミステリに必要不可欠なのは、謎とそれが論理的に解決される意外性だと思いますので、これさえきちんと押さえていれば、ミステリになると思っています。 >第二話『レイニー・エレーン』 >作者の真意が今ひとつ掴めませんが、どこにでも転がっていそうな現実がいきなり幻想の世界に様変わりする怖さは、不気味でもあり切なくもあります。 説明を聞くと、TVの「世にも奇妙な物語」を連想してしまいますね。 さて私は本日より、伊坂幸太郎氏の「魔王」に入りました。 会社員、安藤はある日、自分が念じたことを相手が必ず口にすることを発見した。 ここからある目的を持って一人の男に近づいていくというストーリーです。 まだ出だしですがなかなか面白そうな感じです。 Z |
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【3222】 |
メルカトル (2010年09月28日 23時07分) |
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これは 【3220】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >ふ〜ん、そうですか。 今度読むときはその辺を考慮して読んでみます。 まあ、それも先入観のなせる業かもしれませんけどね。 つまり、第二章までで応募したのであるから、そこで一応の決着が形だけでも着いているのではないだろうか、というわけです。 >そうかもしれませんね。 作家は全てのストーリーを頭の中で完結してるわけではないですからね。 >内田康夫氏はワープロを叩きながら、自分でもストーリーがどう転がっていくかわからないとよく言ってますからね。 作家のスタイルもそれぞれあって然るべきでしょうね。 ミステリ作家だと、まずトリックありきで、それに肉付けをしていくという人もいるようですし、プロット中心に組み立ててストーリーを進めていく人もいるでしょう。 なかなか面白いものですね。 >なるほど、この本は読まないことにします(笑 その方が無難だと思います。 小説に爽快感を求める読者向けでないのは間違いないです。 >ええ、ミステリとしてこういう形もありかなと思います。 ミステリに必要不可欠なのは、謎とそれが論理的に解決される意外性だと思いますので、これさえきちんと押さえていれば、ミステリになると思っています。 まさにおっしゃる通りだと思います。 幻想的で魅力的な謎と、論理的な解決との落差が本格ミステリの醍醐味だと私も思っています。 勿論、別の形での提示もあるでしょうけどね。 >説明を聞くと、TVの「世にも奇妙な物語」を連想してしまいますね。 確かに、テイストは共通するものがあります。 ノスタルジック・ホラーを得意とする朱川氏にしては、異色の短編集でしょうかね。 >さて私は本日より、伊坂幸太郎氏の「魔王」に入りました。 私は伊坂氏の『ラッシュ・ライフ』が好きでした。 しかし、氏の作品は出来不出来の差が結構激しいようですので、最近は敬遠しています。 本作が出来の良い部類である事を期待しています。 ではまた ^^ |
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