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【3181】 | RE:銀河鉄道の夜 メルカトル (2010年09月18日 23時54分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >20年ほど前に、両親の生家(いずれも鹿児島の、農村)は、両方とも、まだ外出時に鍵をかけていませんでした。 私見ですが、おそらくは今でもそういった、のどかな地域は日本中の至る所に残っているのではないかと思います。 物騒ですが、空き巣に入られるような土地柄ではない、と言う事でしょうかね。 >内容は簡単に言うと、「若い世代は、男女を問わず、もはや純粋な大阪弁は話せない。」、です。 そうなのですか、大学は関西だけでなく、色々な地方出身者がいたためそれほどでもなかったですが、初めて大阪に赴任した時は、それは驚きましたよ。 若い女性でもやっぱり大阪弁を話すんだと、妙に感動した覚えがあります。 ちょっときつい印象は受けましたけど。 >私は、「注文の多い料理店」、「よだかの星」は読みました。 前者は、「銀河鉄道の夜」と同じくらい有名だと思います。 『注文の多い料理店』は私でもタイトルくらいは知っているくらいですから、有名でしょうね。 多くの読者から支持を受けているのではないかと思います。 > ネタバレになるので詳細は書きませんが、感想は一言、「気の毒、それはないのでは?」、です。 不条理、なわけですね? 違っていたら、すみません。 >しかし、そんな矛盾を感じる点や、疑問に思う点があるおかげか、本作は今も研究の対象となっているようですが。 そうなのですか。 研究している人も、文学が好きなのでしょうね。 それとも、宮沢賢治が好きなのかな? ではまた ^^ |
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【3184】 |
ドウコク! (2010年09月19日 22時20分) |
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これは 【3181】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >おそらくは今でもそういった、のどかな地域は日本中の至る所に残っているのではないかと思います。 うーむ、願望も込めて、そうあってほしいですね。 余談ですが、私の地域では、チャリで10分のところに、タクシー運転手・連続殺傷事件の犯人が住んでいました。(笑) >ちょっときつい印象は受けましたけど。 例えばですね、同じ同意を表す表現でも、大阪なら「そやねん」(早口で)、京都なら「そうやねん」(ゆっくりと)、になります。 文字では分かりにくいですけど、実際に言葉で聞くと、確かに大阪の方がキツい感じが、聞く方にはしますね。 言っている本人の意識は、どちらも同じなのですけど。(=ただ、同意、それだけ、という意味) 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、つづき。 >不条理、なわけですね? この言葉、非常に言い得て妙、だと思います。 もちろん、作者本人はそんなことを意識せずに書いたのだと思いますが、現代で読む私たちには、そんな印象を与えますね。 >研究している人も、文学が好きなのでしょうね。 >それとも、宮沢賢治が好きなのかな? こちらは多分、後者の方が多いのではないか、と思います。 私にしても、「銀河鉄道の夜」を読んだのは、以前に宮沢賢治の伝記を読んでおり、作者に興味を持っていたからです。 まあ、批判的な内容となった本作の報告ですが、 でも、やはり「鉄道が空を飛ぶ」という発想一点だけでも、これは評価しないといけない、と思います。 これに触発された「銀河鉄道999」の映画版で、列車が初めて空を飛ぶシーンは、本当に幻想的で、思わず見とれました。 ところで、カミュ「異邦人」、鯨統一郎「すべての美人は名探偵である」は、読まれたでしょうか? |
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