返信元の記事 | |||
【3066】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年08月25日 23時24分) |
||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >フランス人のブルーチーズ、日本人のくさや、東南アジアのドリアン 確かにどれも強烈な異臭を放ちますね。 ちなみに私はどれも臭いにやられて、好きになれません。 松茸もそれ程好きというわけではなくて、なければないで別に構わない、という程度です。 >松茸自体はまったく遜色ありません。 香りだけですね。 現に北朝鮮産は香りがありませんが、それでも物自体は本物なので、国産の高い物を手に入れられない人への需要は高まっています。 んー、香りのない松茸ですか、それは遠慮したいですね。 しかし、歯応えなどは楽しめるんでしょうかね。 まあそれなりに需要があるということは、安くても松茸は松茸と割り切って、仕方なく食べているみたいなところもあるのでしょう。 >何しろ、キリスト教、哲学、大脳生理学、物理学、心理学、精神分析学 等がメインの内容ですから、その辺をある程度理解してないと、何が書いてあるかサッパリだと思いますよ。 そこまで徹底すると逆に清々しさすら覚えますが、読み手としてはさすがに頭が痛くなりそうですね。 私のような生半可な知識だけでは太刀打ちできそうにないですね、これは遠慮したいです。 >内容は想像つかないな。 なんとなく結末がはっきりしない点を除いては、ちょっと風変わりな恋愛小説か青春小説でしょうかね。 これは読んでみないと分からないと思いますよ。 さて本日は最終話『彼の棲む場所』。 ある私立図書館で働く「僕」のところに、高校時代の同級生で大学教授の「彼」が訪ねてくる。 彼はマスコミなどでも活躍する論客だが、彼と対立する国会議員と論争になり、その後議員は自殺する。 彼はとても残念だと僕に言う、それは自殺された事により、その議員を殺す事ができなくなったからだ。 しかしその裏には彼らが高校生の時の同級生サトウの影が・・・。 そのサトウは同じクラスの半数に聞いてみても誰も覚えていないと言う。 これもホラーっぽいストーリーですが、人間の心理の懊悩を描いた異色作となっています。 『MISSING』、どの短編もジャンル分けのし難い、色々考えさせられる短編集でした。 どの作品にも共通するのが、人間の心の奥底をのぞき見せるような作風で、どれをとっても人には心の優しさや醜さが共存しているのだという真実を見せつける作品集だったと思います。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【3068】 |
ゴールデンゼウス (2010年08月25日 23時41分) |
||
これは 【3066】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >んー、香りのない松茸ですか、それは遠慮したいですね。 >しかし、歯応えなどは楽しめるんでしょうかね。 >まあそれなりに需要があるということは、安くても松茸は松茸と割り切って、仕方なく食べているみたいなところもあるのでしょう。 それが最近は便利な物があるのですよ。 これは前から知っていたのですが、先日初物の松茸を食べて、カミさんに罪悪感があったので、上野に行ったさいに、御徒町のアメ横で北朝鮮産の安いのを買いまして、永○園の松茸のお吸い物を用意して、調理しました。 まったく香りのない松茸は焼いても匂いがありません。 大きめに松茸を裂いて、そこへお吸い物をパラパラとかけて焼くと、素晴らしい香りが・・・ ご飯はカットしたものを入れて、吸い物も1袋入れてそのまま炊くと、立派な松茸ご飯でした。 >そこまで徹底すると逆に清々しさすら覚えますが、読み手としてはさすがに頭が痛くなりそうですね。 そうですね。 まるで読者を無視して、書きたいことを徹底的に書く。あっぱれです。 ある意味・・ >『MISSING』、どの短編もジャンル分けのし難い、色々考えさせられる短編集でした。 >どの作品にも共通するのが、人間の心の奥底をのぞき見せるような作風で、どれをとっても人には心の優しさや醜さが共存しているのだという真実を見せつける作品集だったと思います。 ある意味では短編の佳作だったわけですね。 次に読むのはそういうのがいいなあ! ちょっとお疲れモードに入ってます。 Z |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD