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【3064】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年08月24日 23時46分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >そう言われてみれば、松茸特有のあの匂いが嫌いという人も結構いるみたいですね。 臭いに関しては、国や育った環境でどうにでもなってしまいます。 人によっては臭いだけで、全てダメという人も多いです。 フランス人のブルーチーズ、日本人のくさや、東南アジアのドリアン どれも強烈で甲乙つけがたいですが、好きな人はそれがいい・・ 日本人の松茸はフランス人のトリュフのようなものです。 トリュフ自体がそれほど感激するような臭いではないと思いますが、フランス人はその香りでトリュフの良し悪しを判断していて、日本人の松茸の感覚とそっくりです。 >しかし問題は、北欧産が日本人の口に合うかどうかでしょうね。 松茸自体はまったく遜色ありません。 香りだけですね。 現に北朝鮮産は香りがありませんが、それでも物自体は本物なので、国産の高い物を手に入れられない人への需要は高まっています。 ただ問題があるとすれば、輸入に関して植物検疫が日本の場合、とても厳しいのです。 それくらいかな。 >それは結構きついですね。 >私なら挫折しているかもしれません、内容にもよりますけど。 内容だけなら大半の人はギブアップするかも・・・? 何しろ、キリスト教、哲学、大脳生理学、物理学、心理学、精神分析学 等がメインの内容ですから、その辺をある程度理解してないと、何が書いてあるかサッパリだと思いますよ。 ある意味、壁に叩きつけたくなる本です(爆 >さて本日は『瑠璃』。 この作者のタイトルは和名の上品なタイトルですね。 瑠璃ですか・・・ラピスラズリですよね。 内容は想像つかないな。 Z |
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【3066】 |
メルカトル (2010年08月25日 23時24分) |
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これは 【3064】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >フランス人のブルーチーズ、日本人のくさや、東南アジアのドリアン 確かにどれも強烈な異臭を放ちますね。 ちなみに私はどれも臭いにやられて、好きになれません。 松茸もそれ程好きというわけではなくて、なければないで別に構わない、という程度です。 >松茸自体はまったく遜色ありません。 香りだけですね。 現に北朝鮮産は香りがありませんが、それでも物自体は本物なので、国産の高い物を手に入れられない人への需要は高まっています。 んー、香りのない松茸ですか、それは遠慮したいですね。 しかし、歯応えなどは楽しめるんでしょうかね。 まあそれなりに需要があるということは、安くても松茸は松茸と割り切って、仕方なく食べているみたいなところもあるのでしょう。 >何しろ、キリスト教、哲学、大脳生理学、物理学、心理学、精神分析学 等がメインの内容ですから、その辺をある程度理解してないと、何が書いてあるかサッパリだと思いますよ。 そこまで徹底すると逆に清々しさすら覚えますが、読み手としてはさすがに頭が痛くなりそうですね。 私のような生半可な知識だけでは太刀打ちできそうにないですね、これは遠慮したいです。 >内容は想像つかないな。 なんとなく結末がはっきりしない点を除いては、ちょっと風変わりな恋愛小説か青春小説でしょうかね。 これは読んでみないと分からないと思いますよ。 さて本日は最終話『彼の棲む場所』。 ある私立図書館で働く「僕」のところに、高校時代の同級生で大学教授の「彼」が訪ねてくる。 彼はマスコミなどでも活躍する論客だが、彼と対立する国会議員と論争になり、その後議員は自殺する。 彼はとても残念だと僕に言う、それは自殺された事により、その議員を殺す事ができなくなったからだ。 しかしその裏には彼らが高校生の時の同級生サトウの影が・・・。 そのサトウは同じクラスの半数に聞いてみても誰も覚えていないと言う。 これもホラーっぽいストーリーですが、人間の心理の懊悩を描いた異色作となっています。 『MISSING』、どの短編もジャンル分けのし難い、色々考えさせられる短編集でした。 どの作品にも共通するのが、人間の心の奥底をのぞき見せるような作風で、どれをとっても人には心の優しさや醜さが共存しているのだという真実を見せつける作品集だったと思います。 ではまた ^^ |
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