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【2960】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年07月31日 23時20分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そんなことはありませんよ。 そうですか、それなら良いのですが。 あまり旅慣れていない私などからすると大変だったのではないかと想像しましたが、そうでもなかったんですね。 >私のは文春文庫で今年の7月10日付けのものです。 そうでしたか。 そんな新刊が文春文庫から出ているとは知りませんでした。 >御手洗シリーズなんですが、出てくるのは最初の一部分で、そこからはまったく別の物語になってしまいます。 途中で最初の導入部分の事件はどこへ行ってしまったのか・・? 御手洗があまり活躍しないと言う事でしょうか。 もしそうなら残念ですね、しかし文庫化されたのであれば、私も今後の購入予定に入れておきたいと思います。 さて『ラットマン』ですが本日読み終えました。 途中までは予想通りの展開でしたが、さらにその先に捻りがあるとはさすがに予想できませんでした。 まさしく作者のミスリードにまんまと乗せられた形となりましたね。 しかし、良い意味で裏切ってくれた感じで、読後感も悪くなかったと思います。 これが果たして本格ミステリかどうか、となると疑問ですが、道尾氏の力量が感じられる佳作ではないかと思いました。 ただ、過去の事件も含めて伏線があまり張られていない為、真相に辿り着くには手掛かりが不足している気がしました。 それは少々残念ではありました。 が、私としては高評価を与えてあげても良いのではないかと思いましたね。 ではまた ^^ |
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【2964】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年08月01日 11時18分) |
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これは 【2960】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんにちは。 昨日は東京の隅田川の大花火大会があり、知人の自宅に招待されて、屋上でしこたま酒を飲みました(笑 おかげで帰宅が2時半ころになりバタンキューでした。 「最後の一球」読み終わりました。 なかなか面白かったですよ。 途中から御手洗がまったく登場しなくて、別の物語になってしまうと書きましたが、最後はうまく完結されてました。 途中の別物語は二人いる主人公の一人の手紙形式による独白なのですが、これがあまりにも長いため、忘れてました。 最後は御手洗が全てを理解した上で、主人公と相対しますが、結局何もしません。 すぐに劇画のゴルゴ13というのを思いだしました。その中で刑事がゴルゴを見逃すとき、他の同僚がこのままでいいのか?と聞きますが、その刑事は800m離れたベランダから、ビルのすき間を強い横風が吹いている中、たった1発で仕留めたと言っても、陪審員は誰もそれを信じないから、起訴しても無駄だ・・・ というのがありますが、これとよく似ています。 >さて『ラットマン』ですが本日読み終えました。 >途中までは予想通りの展開でしたが、さらにその先に捻りがあるとはさすがに予想できませんでした。 >まさしく作者のミスリードにまんまと乗せられた形となりましたね。 そうですね、読後感は悪くないですが、私の印象はやはり「ずるい」かな。 でも悪印象じゃなかったのは良かったですね。 Z |
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