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【2716】 | RE:キャリー メルカトル (2010年06月10日 23時16分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >歌野氏、「家」シリーズ残り2作と、「密室殺人ゲーム王手飛車取り」、楽しみにしておきますね。 『長い家の殺人』が楽しめたのであれば、これらの作品も違和感なく読むことが出来ると思いますよ。 ただ、『密室殺人ゲーム』はもしかしたら、読者によっては人の命を軽視し過ぎとの批判的な感想をもたれる方もおられるかも知れません。 その点は注意が必要です。 >島田荘司氏、ミステリばかりでなく、直木賞を受賞できそうな娯楽作品も、書いているのですね。 『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』と『夏、19歳の肖像』でノミネートされています。 二作とも立派な文芸作品だと思いました、特に『夏、19歳の肖像』は受賞してもおかしくない素晴らしい出来栄えではないかと。 >に対してのものでした。 だから、「長い家の〜」に出てくる音楽の話は私には出来ない、という意味だったのですが。 そうでしたか、すみません、とんでもない勘違いをしていました。 そうですね、ギターなどを演奏する人ならおそらく共感できるシーンもあるかなと思った次第で。 >ネロと同じくらいに、キャリーが悲惨な運命だと感じたから、です。 おっしゃるように、あまりに救いのない映画ですね。 しかし、たとえ裏切られる運命だったとしても、一時でも青春の輝きを体験できたのはせめてもの救いだったのではないかと思うのです。 それだけに仕組まれた罠だったと分かった時の、地獄に落とされたごとき仕打ちはあまりに悲惨だったでしょうが。 >ともかく、本作を「ただのホラー」と認識していた私には、(良い意味で)あまりに意外なストーリー展開でした。 それは本作への褒め言葉だと受け取っておきます。 B級ホラー的な雰囲気は拭いきれませんが、青春物として、ホラーとして、十分合格点だったのではないかと個人的には思っています。 それにしてもあのラストシーンは反則ではないかと思いましたが、いかがだったでしょうか。 ではまた ^^ |
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【2723】 |
ドウコク! (2010年06月11日 22時38分) |
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これは 【2716】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >二作とも立派な文芸作品だと思いました 島田氏も、なかなか作風に幅がありそうですね。 >ギターなどを演奏する人ならおそらく共感できるシーンもあるかなと思った次第で。 ギター、演奏してみたいですね。 高校・大学時代は、購入する費用がありませんでした。 ですから、もっぱら聴く一方です。 「I Surrender」、弾いてみたかったです。 「キャリー」、つづき。 >それにしてもあのラストシーンは反則ではないかと思いましたが、いかがだったでしょうか。 私は、「ホラー映画のお約束」みたいなもの、と特に気にはなりませんでしたが。 というか、墓にまで「地獄で焼かれろ」などと落書きされるキャリーが気の毒、の思いの方が強いです。 >一時でも青春の輝きを体験できたのはせめてもの救いだったのではないかと思うのです。 うーん、これはそうとも言えるし、違うと言えるかも。 確かに、幸福感を感じたのは事実でしょうが、やはり、それが無ければ、あそこまでの絶望感は味あわなかった、と思いますので。 さて、本作、実はもっともっと超能力や残虐な場面がある、と思っていました。 「ホラー映画」ということで有名でしたので。 ですが、それらは極力抑えられていて、まさにメルカトルさんのおっしゃる「青春学園モノ」でも充分に通用する、という感じです。 それだけにクライマックスの盛り上がり方が、余計に印象に残りました。 まあ、古き良き時代の演出方法なのかも。 今なら、映画が始まってすぐに超能力がバンバン使われ、その結果、残虐なシーンがあり、 また、ラストに行くまでにも、何回かそんなシーンが出てきそうな気がします。 |
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