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【2202】 | RE:S・スピルバーグ メルカトル (2010年04月08日 22時57分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >いえ、スミマセン、実は渡してすぐに帰ろうかな、と思っています。 >何かと肩身が狭いもので。 そんな事おっしゃらずに、ゆっくりお祝いしてあげて下さいよ。 きっと喜ばれると思いますよ。 まあ、プレゼントだけでも気持ちは十分伝わると思いますから、無理にとは申しませんが。 >私が思うに、スピルバーグの魅力は、「激突!」に全て凝縮されている、と思います。 『ジョーズ』も同じような手法で撮られていますね。 鮫の姿を小出しにしてくるあたりは、『激突!』で主人公のイライラと恐怖心を徐々に募らせていく心理的描写とダブるものがある気がします。 しかも両者とも得体の知れない怪物と対決するというのも共通項の一つですね。 結局『激突!』のほうは最後までタンクローリーの運転手の姿を映すことはありませんでしたが、それだけにタンクローリーが怪物めいて見えてしまい、恐怖心を嫌が上にも煽っていたと思います。 >こういった点が、一般的には逆に彼の評価を下げている気もしますが そんな事はないでしょう。 でなければ、TVドラマだった作品をわざわざ劇場公開はしなかったと思いますよ。 >彼については、「カラー・パープル」、「インディ・ジョーンズ」、「プライベート・ライアン」、「シンドラーのリスト」、「ミュンヘン」など いずれ劣らぬ名作揃いですね、といっても私は観ていませんが。 名前だけは有名だから知っています、評価も上々だと聞いていますしね。 ではまた ^^ |
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【2210】 |
ドウコク! (2010年04月09日 22時33分) |
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これは 【2202】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 姪の件でのお気づかい、どうもありがとうございます。 さて、スピルバーグ続き。 >鮫の姿を小出しにしてくるあたりは、『激突!』で主人公のイライラと恐怖心を徐々に募らせていく心理的描写とダブるものがある気がします。 おっしゃる通りだと思います。 この辺の計算も、他の追随を許さないと、私は感じています。 「カラー・パープル」 この作品は、まだまだ奴隷のように差別されていた時代の黒人、しかもその中でも更に低い地位だった、ある女性が主人公という、 全体としては、地味な印象です。 コメディの印象が強いウーピー・ゴールドバーグが、悲しげな境遇を見事に演じているのが、目立つ程度。 しかし、ラストで幼い時に生き別れになった妹と再会するシーンが、とても素晴らしいです。 ただ抱き合って喜ぶだけでなく、2人が興じていた手遊び(「せっせっせーのよいよいよい」みたいなもの)を、 辛く長い年月を越えて、お互いに確認し合う場面を遠くから写すことで、より感動が高まったと思います。 「インディ・ジョーンズ」 この作品でスピルバーグの上手さを感じたのは、罠のある部屋からの脱出です。(シリーズ第2作目) 段々閉まっていく扉が、どう見ても人間の通れる隙間ではないように見えるアングルからのカメラで見せ、 「あっ、ダメだ!」と見る方に思わせドキドキさせた後、別の角度のカメラで、実はそれほど閉まっていず、主人公が脱出するシーン。 脱出できるのはお約束と分かってはいるのですが、それでも、なおもスリルを盛り込む辺りが凄い、と思います。 「E・T」 こちらは正直、前評判が高すぎたのと、これを見た時は中途半端な年齢だった (もはや少年には共感できず、かといってノスタルジーを感じるほどでもない) おかげで、逆にあまり良い印象がありません。(探せば、唸らされるシーンもあるのでしょうが) ところで、メルカトルさんが、あまりご覧になっていないのは、何か理由でもあるのでしょうか。 もし良ければ、お教え下さい。 |
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