返信元の記事 | |||
【1687】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年02月16日 23時20分) |
||
メルカトルさん、こんばんは。 >『スタンド・バイ・ミー』などはそれにあたるのでしょうか。 まさに青春まっさかりです。ハイ。 >ただねー、刺激を求める私に合うかどうか、ちょっぴり心配ではあるんですよ。 >確かに『花の下にて春死なむ』は印象深い作品ではありますが、私にとってはやや高尚かなという思いもありますし。 それはメルカトルさんが「花の下にて春死なむ」しか読んでないからですよ。 たった1冊で作家を評価してしまうのは危険ですよ。 この作家は色々な一面を持っていますよ。 今日「メイン・ディッシュ」読み終わりましたが、これも確かに短編毎に料理は出てきますが、全ての短編は最終章に向けての伏線になっており、ミステリーとしての完成度も高いですよ。 この本の主人公は何人かいるのですが、その人物像の設定が大変素晴らしく、非常に私の好みに合った仕上がりです。 ウィットにとんだ会話もグッドです。 それではまた。 |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【1693】 |
メルカトル (2010年02月17日 23時06分) |
||
これは 【1687】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >まさに青春まっさかりです。ハイ。 『スタンド・バイ・ミー』が青春物だと言う認識はありましたが、ホラーやミステリ的な要素はないのでしょうか。 それにしても翻訳物はやはり私はやや苦手です。 訳者の力量にもよると思いますが、国産文学に比較すると、背景描写や説明文がどう贔屓目にみても平板で奥行きがないですし、会話文も、「そんなとってつけたような会話のやり取りするはず無いじゃないか」と突っ込みたくなるケースもしばしばです。 原文が悪いわけでは決してないとは思いますが、私のように日本語文化に慣れてしまった人間としては、日本語特有の表現力の豊かさに勝る言語はないと断言してもあながち間違いではないと思います。 >この作家は色々な一面を持っていますよ。 前にも言っておられましたね、同じ作家が書いたとは思えないと。 私も一冊しか読んでいないのに評価しようとは思いません、ですから『狐罠』か『狐闇』のどちらかを読んでみようと考えているわけです。 北森鴻という作家を評価するのはそれからでも遅くないでしょうし、二冊でもまだ足りないくらいですから、感想は書くかもしれませんが、評価はしないようにします。 >この本の主人公は何人かいるのですが、その人物像の設定が大変素晴らしく、非常に私の好みに合った仕上がりです。 ご自分の好みに合った作家に出会えて良かったですね。 最近そんな作家に全く出会えない私には羨ましい限りです。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD