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【1308】 | RE:女王蜂 ドウコク! (2009年12月19日 21時32分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >個人的には横溝作品の中ではなんとなく地味な存在かなと思っていましたので。 前回、記しました通り、話の膨らみ方としては、地味ではないと思いますが、私も、そして、作者も、何となくそう感じているのかも。 >映画もあまり印象に残っていませんので、 おぉ、映画をご覧になったのですね。 私は、市川作品では、これだけ見ていません。 理由は、絶世の美女たるヒロインが、事前の宣伝では、あまり美女ではなかったので。 邪道な理由ですが。 これでは、原作の世界観には浸れないだろうな、と思ったのです。 ただのヒロインで、犯罪を誘発させるほどの「絶世の美女」という触れ込みでなければ、別に中井貴恵で良かったのですけど。 (この人では、殺人事件までには発展しないだろう、という意味。) なので、映画は見ていないので良く分かりませんが、「獄門島」や「病院坂〜」みたいに犯人が変わっているかも知れませんよ。 それで、印象に残らないのかも。 また、もう、この頃になると、等々力警部(加藤武)の「よお〜し、わかった」とかが、ウザくなっているとか。 ところで、「六番目の小夜子」や「夏の庭」などは、読み終えても書評を書かれておられませんね。 これらは、ミステリではないからですか? 「六番目の小夜子」なんか、ミステリっぽい気もしますが。 ということをお聞きするのは、以前、ミステリではなく、また、ご自身の評価がそれほど高くない作品でも書評を書かれていたので、 「アレ?」と思ったもので。 ちょっとした疑問です。 |
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【1311】 |
メルカトル (2009年12月19日 22時58分) |
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これは 【1308】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >これでは、原作の世界観には浸れないだろうな、と思ったのです。 >ただのヒロインで、犯罪を誘発させるほどの「絶世の美女」という触れ込みでなければ、別に中井貴恵で良かったのですけど。 確か中井貴恵のデビュー作だったんですよね。 おそらくは事務所的にもかなりプッシュしていたんでしょう、そういった背景もあったりして、キャスティングの妙よりも、話題性を優先させたのではないかと思います。 もっと新進気鋭の美人女優を配しても良かったのでしょうが、そういった事情もあったのがドウコク!さんには災いしたようですね。 私は映画を地上波で観ましたが、なんとなくぼんやりとしか覚えていません。 密室のトリックが反則気味だったような気がしたのと、犯行の動機がやや弱いかなといった印象しかありませんでした。 映画の出来としてはまずまずだったと思いますが、いかんせん話題性が先行した形で、期待を膨らませすぎたせいもあり、なんとなく期待外れに終わったような気もします。 >また、もう、この頃になると、等々力警部(加藤武)の「よお〜し、わかった」とかが、ウザくなっているとか。 いえいえ、そんな事はないですよ。 あの台詞はやはり市川監督作品の金田一シリーズにとっては、なくてはならないお約束みたいなものだと思いますので。 あれがないと息が抜ける場面がなくなってしまいますし。 >ところで、「六番目の小夜子」や「夏の庭」などは、読み終えても書評を書かれておられませんね。 >これらは、ミステリではないからですか? 特にこれといって理由はありません、私の気まぐれと言ってしまえばそれまでですが、なんとなく気乗りのしない時は、書評を書き込むのをサボってしまうんでしょうか。 これからはなるべく読み終わった後に書き込むようにしたいと思います。 ではまた ^^ |
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