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【1029】 | RE:頼子のために メルカトル (2009年10月22日 22時45分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >メルカトルさんと、私との好みの違い。 >それは、話の展開が複雑(=メルカトルさん好み)か、単純(=私好み)か、だと思ったのです。 必ずしも複雑でなければ、というわけではありませんが、その傾向はあると思います。 しかし、一概に複雑といってもあまりにも猥雑なお話だと私の頭脳がついていけない場合もありますので、そうとも言い切れませんが。 例えば構成が二重三重になっているとか、作中作であるとか、二層構造とか、それなりに凝った構成が好きな傾向にはあるかもしれません。 >しかし、メルカトルさんは、最早、通常の展開では飽き足らず、「翼ある闇」 のように、二転三転する展開を欲しているのではないか これはその通りですよ。 驚きの先にまた更なる驚愕が待っているような展開だと、理想的ですね。 そういった意味で『翼ある闇』は私の理想郷に最も近い作品だと思っています。 また、多くの京極作品に見られるように、複数の事件が紆余曲折を経て最後には一つの結末に収束していく、みたいな凝った構成も好みです。 >ですが、この点は、今後、お互いに勧め合う本について、根底におかなければならないのではないか、と思って、記しました。 そうですね、今後留意したいと思います。 『匣の中の失楽』を評価されていないみたいなことをお伺いした時、お互いの好みの違いを認識しなければと感じたのは、そういった事だったのかも知れませんね。 >つまり、今後、私が勧める本は、展開が単純かもしれない恐れがある、とメルカトルさんには思って頂きたい、という。 了解しました。 ドウコク!さんもたまに私が書き込む書評をあまり正面から受け取らず、斜めから見ていただきたいと思います。 私の個人的好みが多分に反映されている可能性がありますから、注意してください。 ではまた ^^ |
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【1030】 |
ドウコク! (2009年10月22日 23時08分) |
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これは 【1029】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 お互いの好みの違い、全部とは言わずとも、少しは当たっていたようで、ほっとしました。 今回、挙げられた、京極作品・「匣の中の失楽」について、つい触れたくなりましたが、それは今は我慢します。 では、明日、「法月氏、再評価」 おやすみなさい。 |
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