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【718】

RE:もうひとつの物語  評価

sakuyosi (2006年01月24日 01時52分)

おお〜花ちゃん!

プチ小説に目覚めたのか?

ええぞ〜♪ つづき、遠慮せんと書けよ!

楽しみじゃ〜♪
【717】

第1話:『裏切り者の名を受けて』  評価

葉改ダー (2006年01月24日 01時34分)

1/21(土)AM7:30 シベリ…もとい北陸の冬は寒い。
私は出勤する嫁に最寄駅まで送ってもらい、凍えるような寒さのホームで一人電車を待っていた。

そう、今日は待ちに待った“世界サミット”の日である。
しかし、その日の私は数日前からのハイテンションとはうって変わって非常に複雑な気持ちでいた。


「何で私はこんなトコロに居るのだろう……私は一体何がしたいのだろう……」


今回私は、普段は絶対取れない2連休を会社に申請し、大学時代の友人の集まりだ」と最愛の妻に嘘をつき、
往復:約6時間/約14kを費やしての参加である。

しかもオフ会初体験が、ペ二ス力トロ…もといペレストロイカで崩壊した某国メンバーではなく、
ピワルドの極悪人共と、である。(注:私は裏切り者ではありません)


さらに言えば、開催地である“独立国家OSAKA”には、

某国の2代目大統領の吉氏と3代目大統領の赤ちゃん氏がいるにもかかわらず、

隣国HYOGOには女神けろこや変態紳士の回胴勤め人氏もいるにもかかわらず、

いやそれ以前にジモティにはゴロー氏(現HN:アンポンタン氏)がいるにもかかわらず、

素顔を最初に晒す相手が、ザビ家の者達なのである。(注:繰り返しますが私は裏切り者ではありません)



「もしかして……私ってメッチャ痛い奴では……」(当日になってやっと気付いた(遅っ))



まぁそんな気持ちも「そんな自分がチョッとオモロイ♡」という感情にすぐに切り替わったが。(自爆)



しか〜し!すぐに新たな不安が私の心をよぎる。



サミットでは皆、強烈なキャラでウケをとっているのは周知の通りである。
ここで前回までのサミットの情報をおさらいしてみると、

・じょん氏  … イケメン風オカマ

・『R』氏  … 心優しい危険人物

・びんわん氏 … コビット族のダメ幹事

・キサンジ氏 … 美声のミュージシャン

・サクヨシ氏 … ハゲ893

といったところであろうかw


シベリア戦士たる者、ここは彼らに負けないインパクトを与えなければならない。(訳ワカラン)
果たして素の私にイジられる要素があるのだろうか?今一度自分自身を見つめ直す。

まぁ私のキャラは自虐ネタで既にやってる“まいう〜”ということになるだろうが、
これに、石川弁を丸出しにして“訛りキャラ”を加えることにした。

かくして“まいう〜な訛りキャラ”という自キャラの完成に、私は安堵の溜息をついた。





だが!!1!





まさか、私を超える“まいう〜キャラ”と“訛りキャラ”が現れるとは……(うぅぅ





【次回予告】
新大阪についたハカイダ。わざわざ高速に乗って迎えにきてくれた闘魂氏。
掲示板で殆ど面識の無い闘魂氏と、どう会話していけば不安を抱えていたハカイダに待ち受けていたものは……

次回、『デニーズでトミーズと4時間!』にご期待下さい。
【716】

もうひとつの物語  評価

花MONI (2006年01月23日 23時55分)

大阪で獣化した男達が暴れている頃、
少し離れた場所でもひとつのドラマが始まろうとしていた。

それは突然掛かってきた女友達からの電話から始まった。

M子「もっしもーし、なにしてるん?」

花 「ぼーっとテレビ見てるねん。なに??」

M子「ちょっと待ってな・・・」

電話の向こう側でなんかコソコソと話声がする。




「まいど。久しぶり〜」


んんん?
なんか聞いた事のある声。

ええ!
まさか・・・

それは私が大好きだったS君の声だった。

花「えー?なんでなんでー!!久しぶりやん!」

私の声は裏返っていたかも知れない。
M子と一緒にいる事への疑問と、久しぶりに聞くS君の声の懐かしさで動揺していた。

S「時間あったら出てけえへんか?俺ら今二人で喫茶店にいるんやけど」


「来る?」


私の心は揺れた。
「行く行くー♪」
ほとんどの場合、こんなのは断ってきた私なのに
優しい声で誘われた瞬間、なんの迷いもなくすぐ返事を返した。

スピード違反をしてたかも。
行く途中をなにも覚えていない私。

“カランカロ〜ン”
大きなベルの付いた引きドアを開けた瞬間、奥の席から笑顔で両手を振るS君がすぐ目に入った。

「どもっ♪」

両ひじを脇に引っ付けて手の平だけを大きく振る私。
M子はニヤニヤ笑ってた。

どうやら二人は偶然レンタルビデオ屋で久しぶりに出会い、流れで喫茶店に来たらしい。

とりとめのない話が続いたあと、M子が思い出したように衝撃的な事を言い出した。

「なあなあ花、S君、花の事好きやったって知っとった??」


思わず目を見開いた私。
「え」

それ以上声が出なかった。


「こら!言うたらあかんやんけー!」
顔を真っ赤にして作り笑いを見せるS君。


「きゃはははは・・・」

笑い飛ばそうと必死な私。
本当かどうかも分からないのに、嬉しさと恥ずかしさでなんて答えていいのか分からなかった。

M子はおかしな二人を見てまたニヤニヤしている。
そして一言こう言った。

「なあ、二人のメアド交換したら?」



この一言から、私に今、何か起ころうとしている。

喫茶店から帰ってきてすぐS君からさっそくメールが入ってきた。

携帯開く手がビビッてた。

顔を熱くしながら開いたメール。
その中には気絶しそうな言葉が書かれてあった。

「なあ花・・・・・・」





   つづく。
【715】

七人の侍(1)  評価

「R」 (2006年01月23日 16時12分)

サミット当日の21日早朝、ワタシは目覚めると同時に
高ぶる気持ちを落ち着かせようと、自宅ベランダへと出た。
ガウン姿の体に真冬の冷たい風が容赦なく吹きつける。
先に起床していたワイフが、その光景に気付き、コーヒーカップ片手にベランダへ現われた。


「あなた、その格好で外の風にさらされるのは、体に毒ですわよ……」


ワイフは、そう告げると、ホカホカと白い湯気を放っているコーヒーカップをワタシに手渡した。


「ああ、わかっているさ……」


シュガー抜きの熱いコーヒーをひと口すすり
ワタシは、再び話し始めた。


「今日の会合なんだがな、今までとは違い
 大阪以外の遠方から参加する人が2名いるんだよ!」


それを聞いたワイフは、無表情でこう言い放った。


「そう…… 物好きな方もいらっしゃるのね(薄ら笑い)」


彼女の態度に少しカチンときたが、構わず話し続けた。


「その殊勝な方々は、東京と石川県から来るんだよ」


そしておもむろに、その2箇所の方角上空を順に指差した。
その途端、ワタシは不覚にも自分のとった行動に
感極まってしまったのだった…… 

ひと呼吸おいて、声を震わせながらワタシはつぶやいた。


「いよいよ…… やまが…… 山が動きだしたんだ……」


ふとワイフの方を振り返ると、そこにはダレもいなかった。
すると、我が家の飼い猫のトラが怪訝そうな表情で
ワタシに近づいてきて「ニャァ〜」と一度だけ鳴いた。


「おい、ご主人さんよぉ!
 ベランダに出る扉を開けっぱなって寒いじゃないかぁ!
 迷惑だから早く室内へ戻って来いよぉ!!」

とでも言ったのだろうか?…… (猫語なんか知らん)


直後にトラもワタシに背を向け、ワイフ同様コタツへと帰還してしまった。

(まったく、どいつもこいつも……)


イヤ、しかしよくよく考えたら、女や猫に
ワタシの気持ちなど理解できるわけがない。


我々がサミットを開催する真の目的はというと、
参加者同士の友情を固める(深める)のはもとより、
参加者全員が一丸となって、果てしない“男のロマン”を追求し、
事を成し遂げた後の達成感と充実感を
参加者全員で分かち合いたいからに他ならない!!


そう考えたら、体中が小刻みに震えだした。
(ワタシの熱い血潮がフツフツと沸き上がってきたのだろうか?)


イヤ、違った……

現実の世界の寒さを、ようやくワタシの体が感知しただけだったのだ(ううっ)。


「ビャ〜クショ〜ン!!」


ワタシは、豪快なクシャミを発した後に慌てて室内へ逃げ込んだ。
そして先住民が占領しているコタツへ背中を丸めながら一目散に潜り込んだ。



つづく
【714】

RE:戦う父ちゃん  評価

かぼっちゃマン5 (2006年01月23日 11時29分)

びんかんである

「ドコだ? 090−****−****」

オレはすかさずその番号へとかけてみた

少し口ごもりながら
「どもー♪かぼっちゃマンですぅ」

「あはは、びんかんだよ。今ドコだ?」

「あぁ、約束の場所に居ますよ。みんなはドコですか?」

「う〜ん、ちょっとそのまま**側へ移動してくれるか?」

「あ、ハイわかりました」

「あ、いたいた♪ はじめましてびんかんです」

「え?ドコですか?」

「ココだよココ!目の前だって」

「え?マジで誰もいませんけど……」

と、ふとあることに気づき
オレは目線を1m程下へと追いやった

「あ!!」

(これが噂のコビット族かw まぁ想像していたのに近かったかな)

「あ、すみません。はじめまして」

「いや、いいよ。それよりはかいだも先に着てるが、あいつヤバイぞ」

「え?ヤバイ?」
(初対面の人間にそこまで言わせるほどの人間てどんなんだ?)

「まぁ見ればわかるよ」


オレは少しの期待感と、それを上回る圧倒的な不安感の中
じょん以外が集まっているという集団へと歩きだした……


      つづく
【713】

RE:戦う父ちゃん  評価

かぼっちゃマン5 (2006年01月23日 11時29分)

兎にも角にも、オレは未来への扉を開けてしまった……

この先に待ち受けているのは栄光か、それとも破滅か
今の時点では神のみぞ知るに過ぎない


いきなり、関東地方が古川並みの大豪雪に見舞われたハプニングもあり
波乱の幕開けを感じさせたが、なんとかオレは首都高を抜け、
途中の富士川サービスエリアでトイレ休憩に入った

「う〜ん、つきあいは長いけど一応はじめましてだし、なんかおみやげでも買って逝った方がいいのかな?」

東京ばななとかうなぎパイでも買おうと思ったが、
よく考えたら、G7サミット会場は車屋選定の居酒屋だろうし
飲食物の持ち込みは多分禁止だろう
まぁ正直メンドクさくなったので、手ぶらで行くことに決めた

とりあえず、無事向かっている報告だけでもと思い、
数少ない連絡先である、車屋のケータイにメールを入れてみた

“キサマノヨメハアズカッタ。ミノシロキンゴオクエンヨウイシロ”

名前も何もなしで、「鷹狩り成功」のシャメと一緒に送信したトコロ
しばらくして、近所の自転車に乗ったおばちゃんと、みかんが写ったシャメが返信されてきた

初メール交換だったが、これでお互いの言いたいことは充分伝わったはずだ
オレはひとしきり安堵した後、雪も雨に変わってきたようなので、
再び西へと進路を取り走りはじめた


〜〜数時間後〜〜

東海地方某所に辿り着き、とりあえず明日からの仕事先に車を止め
オレは名古屋駅から、新幹線にてG7サミット会場へと向かいはじめた

時間を見るともう5時過ぎである
事前情報によると、FZK希望者は5時に大阪集合で
引率者“びたさん”の元、いいトコロに案内してもらえるということだったのだが
さすがに間に合わなかったようだ

まぁ、元々オレはFZKには“全く”興味がなかったので
全然惜しくもなんともないのだが、
なぜかムショウにはかいだと闘魂さんにムカつきを感じていたのは否めなかった……


とりあえず、微妙な時間にG7サミット会場の近くに着いたので
びたさんに取ってもらった、ホテルへと向かい
少し休憩しようとしたトコロ
フロントの怪しげなおばちゃんに

「これから、おたのしみですかい?ひぇっひぇっひぇっ」

え!?

オレは一瞬びびった

G7サミットは極秘情報のはず
なぜこんな怪しげなババァが知ってるんだ?
さすが、びたさん指定の怪しげなホテルだ
きっと、オレの知らないところで、いろいろな情報が行き交いしているのだろう

オレは無難に

「まぁ、どうなんですかねぇ?オレもよくは知らないんですよ。ハッハッハッ♪」
とだけ答え、怪しげなホテルの怪しげな部屋へと案内された

よく見るとケータイの電池が切れそうだったので、少し充電してから出かけようとしたら、
ちょっと待ち合わせ時間ギリギリになってしまい
約束の場所に着いた瞬間、メールが入った
【712】

取り急ぎ帰国報告  評価

葉改ダー (2006年01月23日 00時04分)

♡ PM10:30頃、無事“独立国家OSAKA”より帰国。

♡ 着いたら一面真っ白&路面テカテカ!!(怖っ!)

♡ 明日はいつもより早く出勤しないとヤバイ!!1!

☞ (AM6:30には家出んと…(泣))

♡ なのでハカイダはもう落ちますわ。



㊙ “旅射ち2日目”の収支はテンマングに記載(自爆)

.
【711】

RE:戦う父ちゃん  評価

かぼっちゃマン5 (2006年01月22日 20時25分)

〜プロローグ〜

かぼっちゃマン編


某月某日

またも大阪にて「先進国首脳会議」通称G7サミットが開かれようとしていた
しかし、いつものように遠く離れた土地に住むオレにとっては
全く別の世界の事として、当初はさして興味をひくものではなかった……

ぐだぐだと日取り等が決まり出したある日
参加者もほぼ固まってきたようであったが

「ふ〜ん、今回の新規参加者は闘魂さんとはかいだくんか……
 結局女の子は一人も参加せず、なんだか地味なサミットになりそうだなぁw」

この時点でも、オレは客観的な出来事として
まるでヒトゴトのように眺めているだけであったのだが
突如ワタクシの会社から辞令が下り

「お前、もちっと東海地方に逝ってこいや!」

去年から手がけている物件が、いよいよ大詰めになってきてるのは
自分でも気づいていた
タイミング的にどこかで、行かなければならないのも事実なのだが……

ん?まてよ!
ひょっとして、スケジュールの調整次第では、
オレもG7サミットに参加できるんじゃないか?

そう思いたってから、オレは名古屋〜大阪間の時間や費用などを洗い出し
何度も何度も、スケジュールをシュミレーションしてみた


逝ける!!
逝けるぞ!!1!!!
決めたぁぁっっ!!!11!!!


別にFZK目的ではないが(保身)
オレに課せられた使命を果たすため、参加の表明をあらわにした

その使命とは
ひとつに、闘魂さんやはかいだくん等、地味キャラではきっとサミットのインパクトにかけるだろうと思い
オレの参加により、少しでも華やかなネタを提供しようという
ウヌボレではない、客観的事実だとその時点では本気で思っていた

※後日談になるが、今回新規参加者の中でインパクトの面でいうと
 圧倒的にオレがダントツ最下位である………あいつ等反則だ(笑


もうひとつの使命は
あるひとのケータイ番号を唯一知っているオレが
みんなに彼女のメッセージを伝えなければならないという
ある意味、コレだけのために参加したといっても過言ではない

まぁ、どちらにせよ“サイは投げられた”のだ!

オレは当日、気の高ぶりからいつもよりかなり早く目が覚め
朝風呂に入り、念入りにシャンプーをして
さらに念入りにてぃんてぃんも洗い、完璧な身支度をした
(注:あくまでもFZK目的ではないが、一応万が一を想定)

服装も、DUVETICAのダウンにナンバーナインのネルシャツ
腕にはデイトナを“ピカっ”と光らせ、威張りは完璧なハズである……

しかし、心配事はあった
吉本新喜劇の連中の中に唯一“ジャニーズ系”のオレが入っていって浮きはしないだろうか?

そして家の扉を開け
オレの……いや、オレたちの長い一日が今まさに始まろうとしていた




       つづく
【710】

【トモエンポウヨリキタルアリ】  評価

闘魂継承だぁ!! (2006年01月23日 00時30分)

決死の脱出劇から、1時間余りが経っただろうか。

会社に着いた自分は、遠方より訪れるシベリア出身の友人を出迎える為に
仕事をサボる段取りをしていた(実際は、昨日段取りしたんだけど)

何故か、昨日痛めた腰は、今から会いに行く友人をはじめとした8人で行われるサミットへの期待感からか、気にならないくらいまで痛みが治まっていた。

期待に股間をふくら・・・いや、胸を膨らませて、待ち合わせ場所に車を走らせた。(実際は、「びた」と言う得体の知れない人物への不安と恐怖で、股間が縮み上がっていた事は内緒にしておこう)


しばらく車を走らせると、突然!
ズボンに入れていた携帯のバイブが震えた
その心地よい?振動に、今日の為に我慢してきた股間がフライングをする所だった…はやっ

慌てて、携帯をズボンのポケットから取り出し、通話ボタンを押し上ずった声で話し始めた。

自分:「もひもひ〜」

友人:「もしもし、スイカバーです」(タブン、言ってないと思う)

自分:「非行さんれすか?」(やっぱり、言ってないと思う)

友人:「間違えました。ハカイシヤです。」

自分:「歯医者さんれすか?どこむお、悪くないんれすけろ…」

友人:「違いますよ!ハカイシャです。」

自分:「破壊者さんらの?」

友人:「似たようなもんです。」

ようやく、股間も落ち着きを取り戻した。

自分:「墓石屋、違った葉改ダーさんですか〜!どうも、はじめましてトウコンです」

葉ダー:「毛根さん?毛根軽少だぁ!!さんですか?」

自分:「それは、サクヨシさんです。」←ネタです。

葉ダー:「闘魂さんですか?はじめまして。」

自分:「はい。」


―――(中略)―――

まあ、他愛もない会話がしばらく続き、

自分:「それじゃあ、あと10分くらいで着きますんで」

葉ダー:「では、お待ちしてます」

と、電話を切った。

電話を終わった第一印象は、ピ悪奴の印象を覆されるくらいのとっても礼儀正しい方だと感じた。

(人は、見かけにはよらないものだなあ・・・スイカバー談)


しばらくして、新大阪に着き葉改ダー君と対面する事となった。


―――つづく―――



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※尚、この後びたさんと出会うまでの間の件(くだり)は、葉改ダー君にお任せします。

※※一部、装飾を施していることをご了承下さい。
この場を借りて、その方々にはお詫び申しあげます。


※※※明後日まで登場しない予定だったのですが、若干納得が逝かない部分の編集にやって来ました。更にきついダメ出しをされた場合は、編集の可能性もありますのでレスはつけないで下さい。
【709】

【決死の脱出(後編)】  評価

闘魂継承だぁ!! (2006年01月22日 16時29分)

【決死の脱出(後編)】

相方:「誰からの電話?」

暫くの沈黙の後、我に返り

自分:「………あ、いや、今日、会う友人からの」

相方:「顔色悪いし。もう、行かないと待ち合わせの時間に間に合わんよ?」

自分:「………ああ、だいじょうぶ」

相方:「顔色悪いし。今日は、断ったら?」

自分:「………いや、そういう訳には………どうしても…行かなければいけないんだ」

相方:「お友達でしょ?だったら、もう一回電話したら?」

彼らとの約束を果たす為に、頑なに続けた

自分:「…どうしても、行かなければならないんだ」


しかし、会話の節々で空く妙な間と、『行かなければ』と執拗に話す自分を見て、相方の疑心を一気に爆発させる事になった(自分の為に、やんごとなき事情を圧してまで、来てくれたびたさんの為に…

相方:「ほんとは、一体どこへ行くの?」

疑心は予想はしていたが、相方の威圧に少したじろぎながら

自分:「だから、旧知の友人と、F・・・いや、飲みに行くんや(滝汗)」

間髪入れずに、相方から突っ込みがはいった。

相方:「Fって何?しかも、医者からお酒止められてるやん!」

自分は、しどろもどろになりながら

自分:「ゆ、友人は酒好きやからな。F・・って何や?空耳やろ。いや、気のせいだろ」

更に、間髪入れずに

相方:「怪しすぎる。信用出来ん。ほんまは、どこ行くん?」

―――(中略)―――

押し問答が数分、いや十分以上は続いただろうか…

相方:「だから、何処へ行くの?」

(もう、勘弁してくれ…………………)



相方の容赦ない突っ込みが更に続こうとしたその時、
救世主が現れた!

相方の甲高い声に、我が家の愛しいペット達が一斉に鳴き出した。

愛犬1:「ワン!ワン!」

愛犬2:「ワウ〜ン!ワウッ!」

愛猫1:「ミャ〜〜〜ォ」

それでも、続ける相方

相方:「だから、何処へい」

愛猫2:「ミャ〜ミャ〜」

愛犬3:「ワン!ワン!ワン!」

ついに、相方の怒りの矛先は愛犬・愛猫達にも及んだ

相方:「鳴くな〜!うるさい!」

しか〜し、ここを逃したら出るチャンスはないと察知し

自分:「まだ、餌やってないから鳴いてるんやないか」

怒りの収まらない相方は

相方:「餌なんか、後でやればいい。だから、何処へ…」

自分は、その言葉を遮り

自分:「よしよし、餌やろうな。ちょっと待ってな〜」

犬猫一同:「ワン!ミャ〜!ワウ〜!ニャ〜!ワンワン!」

相方は、我が家の小さな家族をとても愛している。罪悪感は、あったが…背に腹はかえられない。

相方:「………」

相方が、餌をやる隙を見て
自分は、逃げるように家を出たのであった。

(ああ〜、出たのは良いけど、帰るのが恐ろしい………)


そのおかげもあり、再び待ち受ける恐怖や不安に駆られることもなく
待ち合わせ場所へ向かう事が出来たのである。



【決死の脱出(後編)】(完)
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