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【713】

RE:戦う父ちゃん

かぼっちゃマン5 (2006年01月23日 11時29分)
兎にも角にも、オレは未来への扉を開けてしまった……

この先に待ち受けているのは栄光か、それとも破滅か
今の時点では神のみぞ知るに過ぎない


いきなり、関東地方が古川並みの大豪雪に見舞われたハプニングもあり
波乱の幕開けを感じさせたが、なんとかオレは首都高を抜け、
途中の富士川サービスエリアでトイレ休憩に入った

「う〜ん、つきあいは長いけど一応はじめましてだし、なんかおみやげでも買って逝った方がいいのかな?」

東京ばななとかうなぎパイでも買おうと思ったが、
よく考えたら、G7サミット会場は車屋選定の居酒屋だろうし
飲食物の持ち込みは多分禁止だろう
まぁ正直メンドクさくなったので、手ぶらで行くことに決めた

とりあえず、無事向かっている報告だけでもと思い、
数少ない連絡先である、車屋のケータイにメールを入れてみた

“キサマノヨメハアズカッタ。ミノシロキンゴオクエンヨウイシロ”

名前も何もなしで、「鷹狩り成功」のシャメと一緒に送信したトコロ
しばらくして、近所の自転車に乗ったおばちゃんと、みかんが写ったシャメが返信されてきた

初メール交換だったが、これでお互いの言いたいことは充分伝わったはずだ
オレはひとしきり安堵した後、雪も雨に変わってきたようなので、
再び西へと進路を取り走りはじめた


〜〜数時間後〜〜

東海地方某所に辿り着き、とりあえず明日からの仕事先に車を止め
オレは名古屋駅から、新幹線にてG7サミット会場へと向かいはじめた

時間を見るともう5時過ぎである
事前情報によると、FZK希望者は5時に大阪集合で
引率者“びたさん”の元、いいトコロに案内してもらえるということだったのだが
さすがに間に合わなかったようだ

まぁ、元々オレはFZKには“全く”興味がなかったので
全然惜しくもなんともないのだが、
なぜかムショウにはかいだと闘魂さんにムカつきを感じていたのは否めなかった……


とりあえず、微妙な時間にG7サミット会場の近くに着いたので
びたさんに取ってもらった、ホテルへと向かい
少し休憩しようとしたトコロ
フロントの怪しげなおばちゃんに

「これから、おたのしみですかい?ひぇっひぇっひぇっ」

え!?

オレは一瞬びびった

G7サミットは極秘情報のはず
なぜこんな怪しげなババァが知ってるんだ?
さすが、びたさん指定の怪しげなホテルだ
きっと、オレの知らないところで、いろいろな情報が行き交いしているのだろう

オレは無難に

「まぁ、どうなんですかねぇ?オレもよくは知らないんですよ。ハッハッハッ♪」
とだけ答え、怪しげなホテルの怪しげな部屋へと案内された

よく見るとケータイの電池が切れそうだったので、少し充電してから出かけようとしたら、
ちょっと待ち合わせ時間ギリギリになってしまい
約束の場所に着いた瞬間、メールが入った

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【714】

RE:戦う父ちゃん  評価

かぼっちゃマン5 (2006年01月23日 11時29分)

びんかんである

「ドコだ? 090−****−****」

オレはすかさずその番号へとかけてみた

少し口ごもりながら
「どもー♪かぼっちゃマンですぅ」

「あはは、びんかんだよ。今ドコだ?」

「あぁ、約束の場所に居ますよ。みんなはドコですか?」

「う〜ん、ちょっとそのまま**側へ移動してくれるか?」

「あ、ハイわかりました」

「あ、いたいた♪ はじめましてびんかんです」

「え?ドコですか?」

「ココだよココ!目の前だって」

「え?マジで誰もいませんけど……」

と、ふとあることに気づき
オレは目線を1m程下へと追いやった

「あ!!」

(これが噂のコビット族かw まぁ想像していたのに近かったかな)

「あ、すみません。はじめまして」

「いや、いいよ。それよりはかいだも先に着てるが、あいつヤバイぞ」

「え?ヤバイ?」
(初対面の人間にそこまで言わせるほどの人間てどんなんだ?)

「まぁ見ればわかるよ」


オレは少しの期待感と、それを上回る圧倒的な不安感の中
じょん以外が集まっているという集団へと歩きだした……


      つづく
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