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| 【738】 |  |
【決戦 前編�◆�
闘魂継承だぁ！！ (2006年01月26日 11時47分) |
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意を決して、静かに扉を開け抱きしめようとした時！ マヤ：「この部屋、暖房効いてないの。暖房つけてから、10分くらい立つんだけど。寒くて喋れなかったの。」 自分：「えっ・・・？暖房壊れてる？」 （どこまでボロいんだ、このマンション・・・） 部屋に入りエアコンの所へいき確認するが暖気が出ている様子はない。一応、室外器を見にいったがファンも回ってない。 （ここに、何をしに来たんだ？電気屋やないっちゅうねん） 自分：「あかん、壊れてるわ。部屋を変えてもらうように電話してくれる？」 マヤ：「わかった。」 彼女の、甘ったるい声で発した一言に、何故か興奮を覚えた。 彼女の電話先は、さっきの場所とは違うようだ。 しばらく、話していたが埒が明かないようなので、電話に出て部屋を替えてもらう事になった。 良く部屋をチェックすると、風呂も扉がナイ……（唖然） お湯も、チョロチョロとしか出ないようだ。（自分のナニのようだ―爆） 別の部屋が用意出来るまでの間、 自分が、クローゼットから捜し出した遠赤外線ヒーターに向き合って話すことにした。 （クローゼットと言うより、押入れと言う表現がしっくりくる。遠赤外線ヒーターと書いたが………電気ストーブだった。学生時代を思い出し懐かしかった。） 遠赤ヒーターをつけると、室内が少し温もり始め、 先ほどまで、蒼白かった彼女の頬にも赤みが射してきた。 それでも、彼女はまだ寒いようで遠赤ヒーターの前に手をかざして両手を擦り合わせた。 今時の女性の感じの容姿だったが、手を擦り合わせた姿が妙に可愛らしかった。 自分：「ここって、ボロボロの部屋ばっかり契約してるの？」 再び、発した間抜けな問いから、自分のテンションは一気に落ちる事になる。 マヤ：「当たり外れが大きいみたい。昨日は、ワ●ン●ンホテルだったんだけど。」 （ビジネスホテルでさえ経営が厳しいの？一昔前のワ●ン●ンホテルと言えば、ＦＺＫのチェックが厳しい事で有名だったけど…去年だったか、ワ●ン●ンに泊まった時は断られたけど…いや、10年前くらいだったような） 自分：「そうなんや。でも、結構流行ってるみたいやけど？」 マヤ：「………」 彼女は、一瞬躊躇った後 マヤ：「ここ、最後まで●らせてくれる事で有名なんよ。常連さんからは、『●らせる仔犬』って言われてるんよ。」 流行っている理由が、わかった気がした。 この後も、可愛らしい容姿と甘ったるい声からは想像も出来ない言葉が 次々と、発せられたのだが………（以下、自粛） 別の部屋を用意された頃には、どうでもよくなっていた。 時を同じくして、射ちまくっているだろう二人の事が頭を過ぎった。 彼らの為にも、己を奮い立たせなければと！己自身に気合を入れなおした。 【決戦！ 前編】完 |
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| 【737】 | |
【決戦！前編� 曄�
闘魂継承だぁ！！ (2006年01月26日 11時44分) |
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受付：「すいません。ちょっと部屋がいっぱいで遠いですが」 地図を手渡され、決戦の地へ向かう事になったのだが 遠いっていっても、2、3分程度だろうと思い向かったのだが、マンションを出て細い路地を突き当たり、右に曲がり信号を超え高速の高架下をくぐり、更に左に曲がって…… （遠すぎ・・・・・自分以外は、受付のビルのすぐ側だったらしい） ようやく、着いたのが『クラミジア道頓堀』だった。 （ホントの名前は、違ったと思うが…この表現がピッタリくるくらいの汚らしいマンションだった。） 『きったねぇ〜』マンションなのに、オートロックだけは付いていた。 早速、部屋番号を押してチャイムを鳴らしたのだが、返答がない。 もう一度押すが……やっぱり、返答がない。 （・・・・・） まだ、来てないのか？それとも、違うマンションだったのか？ 振り返って、管理人室を見たが誰もいないようだ… もう一度確認しにマンションの外に出ようとした時、 管理人：「すんません、オートロックのインターホン壊れてるんで・・・今、鍵で開けますので」 （ダミーかよ・・・・・） 戦いには、試練はつきものだと諦め 心を鎮めて、決戦の部屋へと歩を進めた。 そして、部屋のチャイムを鳴らした。 すぐドアが開き、お相手の女性が現れたのだが、 女性は震えていた。 （前の客が、よっぽど凄かったのか？今日は、まだじょじょだと聞いていたんだけど・・） 彼女は搾り出すように マヤ：「寒い…」 今にも、消え入りそうな声で言われた 想像もつかない一言に動揺したが、平静を装い、 自分：「どうしたの？具合でも悪いの？」 と、間抜けな問いかけをした。 マヤ：「………」 彼女の潤んだ瞳は、優しく抱擁を求めているように感じた。 （いきなりかよ・・・ここ、ホテヘル？イメクラかと思った・・） どうしたものか？少し戸惑ったが……… （やるっきゃないか！） 【決戦 前編�◆曚� |
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| 【736】 |
ファーストインプレッシヨン様
かぼっちゃマン５ (2006年01月26日 05時08分) |
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無事我々６人がひとところに集い 本来の形に最も近い状態でのサミット開場となった これであと、 愛媛のお姉さまと福岡のセレブと広島の美人OLと兵庫のナイスバデが揃えば パーフェクトなんだがなー ※広島のニートと大阪競馬のおっちゃんと７Uは別にもういいだろ？ この崇高な会合が始まって３０分程たっただろうか ワタシ勃ちは早くも、かねてからの友人同士だったかのようにうちとけて、 和やかな雰囲気の中、有意義な話し合いが淡々と進んでいった しかしその中の誰かが、ハッ！と思い出したように一言こうつぶやいた 「そういえば、ムルアカ来ないな……」 みんなそんな事を忘れていたのに どうでもいい事を、こんなところでワザワザ言わなくても……と逝った感じで めんどくさそうに、オレはその一言をもらした奴を一瞥しながらこう言った 「どうせオロゴンとケンカでもしてんだろ？ハッハッハッ♪」 たったこれだけで、ムルアカの事など誰も気にしていないかのように 話がまた淡々と進んで逝きそうになった、その時であった 「ガラッ！！」 オレたちの部屋の暖簾（のれん）が開いて、誰かが入ってきたようだ 見るからに貧相ないでたちで、 ペラペラの安そうなコートに、真冬だというのに薄い色の安そうなジャケット 足元も、ボロボロになった安物の靴を履いて 恐らく１００円ショップで買ったであろう、ダサいマフラーを 中尾アキラばりに大事そうにネジって巻いてある 顔を見ると キツネ目で頬がちょっとやせこけ、髪はぼっちゃん刈りの 見るからに陰湿そうな奴だ この高貴な集まりの中に、あまりに場違いな奴だなぁと オレが明らかにわかる怪訝そうな顔つきで、 どうせ物乞いかなんかだろうと思い、追い返そうとしたその瞬間 オレの斜め前に座っていたコビットが、ギリギリ視界に入る程度に身を乗り出してこう言った 「なんだじょん、また遅刻か？いい加減、そのわざと遅れて大物ぶるのヤメロ」 （えぇぇぇぇぇぇぇ！！！１！！！） この見るからに貧相なオトコが、あのムルアカだってぇぇぇぇぇ！？ という程のショックもなく あぁなるほどねー、まぁ奴の普段の言動からするとこんなもんだろうな（苦笑＆哀れ） 一瞬、場が静まり返ったが、 初対面の奴に、あまり失礼な事をいうのもどうかと思い 「やぁ、はじめまして♪ 今日はズイブンとラフな格好なんだね」 「おぉ、これいいだろう。今日の為にユニクロでコーディネイトしてきたんだ、汚すなよ」 「そうかそうか、キミによく似合ってるよ（ぷ）」 ※お詫び ムリして、奴についての記述をしようとしたんですが 実際は常人より３オクターブくらいカン高い、オカマ声しか印象に残らなかったので 結構てきとうに書きました。 服装等もセンスがないだけで、もしかしたら結構いいものを着ていたのかもしれません 正直、全く興味が持てないほど地味な奴でした。 では、本編のつづきを誰かドゾー |
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| 【735】 |  |
穏やかな一日【番外編】〜��
秘孔 (2006年01月26日 02時27分) |
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その日は土曜日、仕事も休みで世間は穏やかな空気に包まれていた しかし、日本文化発祥の地である宮城県から遠く離れた場所で 局所的に各地から偉人（一部は異人）たちが集結するサミットの日でもあった 本来ならば、私が幹事をつとめ、みなにサティスファイ（満足）を提供すべきだったのだが 何とも皮肉なものである そう、今日はセンター試験、第１日目なのである 軽食を済ませた私は図書館に向かうために、目の高さで手を２回たたいた 菅 泉 「はい、ご主人様」 秘 孔 「菅泉や、これから図書館へ向かう、運転たのむぞ」 菅 泉 「はい、かしこまりました」 菅泉の運転は丁寧で、それは秘孔への忠誠と尊敬のあらわれでもあった 穏やかに景色は快適な速度で流れていく 菅 泉 「ご主人様、今日は高校生が多いですね、うちの甥も今年受験なのですよ」 秘 孔 「おお、そうであったか、我々には彼らに何もしてあげることはできない、そっと成功を祈ろうじゃないか」 他愛も無い会話を交わしながら、私はそっと先日の出来事に思いをはせていくのであった… ・・・・・・・・・・・・・数日前・・・・・・・・・・・・・ ムルアカ「すいかばさんも今回のサミットきていただけるのでしょうか」 秘 孔 「すまない、ムルアカくん」 一 同 「えぇ〜！！どうして！！すいかばさんのいないサミットなんて…考えられません！」 秘 孔 「みんな、本当にすまない、その日はセンター試験なのだよ、予備校から私宛に依頼がはいってな」 秘孔は類稀なる才能を持ち合わせるがゆえに、この入試シーズンになると 毎年、予備校からの解答作成の依頼が入り、慌しい日々を余儀なくされるがゆえの不幸をこうむる いや…これは能力のあるものの定めなのかもしれない 秘孔は自分の宿命を投げ打って参加を検討したのであるが 彼の甘さ、いや、優しさが彼にサミットをあきらめさせたのであろう 全国の受験生が、一刻も早く自己採点ができるよう、この時期の主役たちへの計らいをつけたのである はかいだ「秘孔さんがいないのでは、サミットが成り立ちません！じゃあこうしましょうよ、電話番号教えて下さい」 秘 孔 「うんむ、それは構わんが、どうするつもりだ？」 はかいだ「声だけでも参加して下さい！お願いしますきん」 ここで口火を切ったのが、あのはかいだくんである 私は彼の心遣いに静かにではあるが感動をおぼえた 秘 孔 「わかった、そこまで言ってくれるのであれば恐縮ではあるが、声だけでも参加させてもらうことにするよ」 私は心の中ではかいだくんにこうつぶやいた…「ありがとう」 先日の打ち合わせを思い返す 菅泉の運転が快適なのも相乗効果として働いたためであろう、すっかり、物思いにふけっていた私は菅泉の声で我に返った 「ご主人様、おつきになりましたよ」 （タイミングを逃さなければ）つづく |
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| 【734】 |  |
トキオボウイはアンパンマン��
じょん・ムルアカ (2006年01月26日 00時24分) |
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それは、まさに、私がコートを置く瞬間の出来事であった…… なっ、なんと！ アンパンマンが動いた！ しっ、しかも！ アンパンマンが喋った！ 「ぬぉ〜」…… 私が着ぐるみだと思い込んでいた物体は人間だったのだ！ ちょっと待てよ、 まっ、まさか、コイツが思い込みくんなのか？ 福山雅治似であり、体重は60�圓噺�言していたのはウソだったのか？ 私は薄れゆく意識の中で、目の前の現実が夢であって欲しいと願った。 …… 5分ほど勃っただろうか、私の過呼吸も収まり、やっと我に返ることができた。 しかし、私の懸命の願いは神に届かなかったらしく、目の前にはまだアンパンマンがいた。 アンパンマンが言う。 「わかるだろ、普通」 私は素直に感想を述べた。 「わかるか！ ボケ！ しね！」 ※お詫び え〜、ナリユキ上、かなり大袈裟に書きましたが、実際のところ彼はアンパンマンには似ておりません。 彼は誰に例えることも出来ないくらいインパクトに欠ける「中途半端なオタクデブ」でありました。 デブ以外にまったく特徴がないため、これ以上イラウと私までスベってしまう危険性がありますので、 これ以上、彼について言及するのはやめておきます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 酒も入り、会話が弾んできた頃、ハカイダくんがケータイをとりだした。 ハカ 「今からスイカくんに電話をかけま〜す♪」 議場はブーイングに包まれたが、ハカイダくんは躊躇いなく、発信ボタンを押した。 プルルルルルルル♪ 「やぁ！スイカくん、今ね〜サミット……」 どうやら、本当に繋がったみたいだ。 ハカイダくんはシベリア時代を思い出したのか、目を潤ませ会話を弾ませていた。 ……しばらくして、私の手元にケータイが回ってきた。 しかし、私はケータイを受け取る際に、誤ってホールドボタンを押してしまい、スイカくんとの会話は夢と消えた。 …はずだったが、あろうことか直ぐにハカイダくんのケータイが鳴った。 ディスプレイには「スイカ」と表示されている。（まったくしつこいヤツだ） 私は仕方なくケータイを耳に当てた。 受話器から声が響く 「モスモ〜ス、モスモ〜ス……」 つづく |
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| 【733】 | |
トキオボウイはアンパンマン
じょん・ムルアカ (2006年01月25日 21時46分) |
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暖簾をくぐると、見慣れた顔が私を出迎えてくれた。 私はびたくんに促されるがまま、指定された席に着いた。 すかさず、びんかんくんが口を開く。 「誰が誰だか、すぐわかるだろ？ ははははは……」 私は参加メンバーの顔を一人づつ確かめた。 新しい顔といえば、私の横にいる人物…… ズングリムックリの体型に、スポーツ刈り、そしてツーポイントの分厚いメガネ、 かすかに漂う土の匂いと、類稀なファッションセンス、 その田舎者がハカイダくんであることはすぐにわかった。（それにしてもダセェ〜） 次に私の右斜め前に座る人物…… ダークスーツにカラーシャツ、さらにゴールドのネクタイ…… まさに、間違った大阪ファッションを継承するその人物、 歳のとり具合から見ても、彼がトミーズ健、いや、闘魂継承だぁ！！であることに疑う余地はなかった。 その他に目新しいものといえば…… 誰かが宴会を盛り上げるために買ってきたと思われる “アンパンマンの着ぐるみ”だけだった。 どうやら、コミは雪のため遅れている模様。 現場を見る限り、さっきの「沈黙」は私の思い過ごしであったようだ。 なぜなら、ハカイダくんにも闘魂くんにも、掲示板とのギャップはそれほど感じなかった。 考えてみりゃそうだ。 バレるのが分ってて、ウソをつく人間なんてそうはいない。 たまたま静かになったタイミングに私が現れただけのようだった。心配して損した。 私は「ホッ」と胸をなでおろし、落ち着いて着席するため、コートを脱いだ。 サクヨシさんがいう。 「荷物はコミの横に置いとけ！」 「コミ？？？ ああ、あそこね」 …… まったく困ったもんだ。 サクヨシさんは既に酔っ払っているらしく、着ぐるみをコミと間違えているようであった。 つづく |
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| 【732】 | |
三度目の遅刻
じょん・ムルアカ (2006年01月25日 21時10分) |
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「この冬一番のシベリア寒気団が近畿地方に南下中です…… みなさん、外出の際は暖かい格好で出かけましょう♪」 ナカミチ製のカーステレオから、お天気おねぇさんがそう語りかけていた。 リムジンの中にいた私にはピンとこなかったが、 車窓にはコートの襟を立て腰を丸めながら家路を急ぐ一般庶民達の姿が見て取れた…… 運転手 「ご主人様、到着いたしました」 私 「そうか。じゃあ、そこに停めてくれ」 運転手 「お迎えはいかがいたしましょう？」 私 「遅くなるから、タクシーで帰るよ」 運転手 「それはいけません。何時でも構いませんから申し付けてください」 私 「いや、いいんだ、セバスチャン、キミもたまには早く帰ってやりなさい」 運転手 「ご、ご主人様…」 私 「…… これで子供になにか買ってあげなさい」 私はセバスチャンに5万円を握らせ、車を降りた。 会議場に向け歩きながら、私はある男に連絡を入れた。 「もしもし、私だが」 「ああ、キミか」 「もうみんな集合しているのかね？」 「松本で予約してある。 ブチッ ツー ツー ツー」 彼は愛想なく電話を切った。 （保留にした件を根に持っているかのように） エレヴェーターに乗り7Fへ、 私 「松本という名で……」 係 「ご案内いたします。どうぞ♪」 私は係りとともに会議場に向かった。 とある小部屋の前で係りが足を止めた。 係 「お客様、こちらです♪」 案内された部屋は、最近よく見かけるようになった半個室タイプのテーブル席だった。 私 「…… これで好きなものを買いなさい」 私は係りにチップ（1万円）を渡した。 係りと別れ、暖簾に手をかけようとしたその時、私にとある疑問が芽生えた。 暖簾の向こうには6名もの参加者が集結しているはずなのに、まったく話し声が漏れてこないではないか。 会議が始まってすでに30分以上は勃っているはずなのに…… アルコールも摂取しているだろうに…… 「この静けさはいったい？？？」 私の疑問は疑惑へと変わりつつあった。 「沈黙の原因はギャップにある」…… 私は過去の経験からそう推測した。 そうなると、沈黙の原因が新規参加者の誰かにあるのは明白だ。 私は新規参加者の情報をもう一度頭の中で整理しなおした。 原因はハカイダくんだろうか？ …… いや、その可能性は薄い。 彼は事前にその醜い体型＆風貌を皆に公表していた。 たとえ、彼がよっぽどの田舎者であったところで、もはや驚くヤツはいないだろう。 （なんせ我々はサクヨシさんという困難を乗り越えてきたのだから） となると、闘魂くんが原因だろうか？ そういえば、以前に彼と面会した経験を持つびんかんくんの情報によると…… とにかく彼は喋り好きで、喋りだしたら最後、その場の空気も、相手の反応もおかまいなしで、ひたすら喋り続けるとの事だった。 （議場を沈黙させるポテンシャルを十分に兼ね備えている） …… しかし、これも違う。 いくら闘魂トークがつまらなくても、彼が喋っているのであれば、彼の声だけでも聞こえてくるはずだ。 私は悩みに悩んだ末、一つの答えを導き出した。 「原因（ウソつきヤロウ）＝思い込み」…… コイツしかいない！ そう判断した私は、 容疑者の悪行を暴くため、身の危険を顧みず、現場へと踏み込んだのだった。 ※次回「トキオボウイはアンパンマン」をお楽しみに！ |
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| 【731】 |  |
七人の侍（３）
「Ｒ」 (2006年01月25日 13時02分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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思わぬ回り道をしながらも、なんとか だぁ！！さん＆葉くんに会うことが出来た。 簡単な挨拶を済ませた3名は、早速目的地である日本橋へと歩を進めた。 道中、だぁ！！さんが、葉くんを迎えに行ってから現在に至るまでの経緯を丁寧に説明してくれた。 続いて、FZK関連の話題が持ち上がった。 だぁ！！「実は、私はソープ専門なんだよ♪」 ワタシ「ウィッヒッヒッヒィ〜☆ だぁ！！さんも好きでんな〜ｗ」 だぁ！！「イヤ、誤解せんでくれ！ 接待とかの目的で利用しているだけだから」 ワタシ「するとナンですかい、自腹じゃなくて 経費（会社の金）を使って良い思いしてる、ってワケですかい？」 だぁ！！「まあ、そういうことだな♪」 ワタシ「そりゃ、羨ましいかぎりでんな〜」 だぁ！！「福原（兵庫県）は、よく利用するよ、あそこらには ランクが3段階あって、高級店ばかり行ってるけどね♪」 ワタシは、だぁ！！さんの話を聞きながら愛想笑いを浮かべていたが、 実際のところは、胸中穏やかではなかった。 ナゼかというと、自分と だぁ！！さんとの境遇の格差に唖然としたからである。 高級ソープ店で自分の懐を痛めることなく 選り優りの美女相手に殿様気分を心ゆくまで堪能している だぁ！！さん。 かたや庶民派のワタシはというと、FZK店のHPをマメにチェックしては お得なイベント情報・新人情報等に目を光らせる毎日。 しかも、汗水流して働いた金に手をつけたくない一心から 何時間もパチンコを打ち続け、やっとこさFZK資金を捻出している有様…… 同じ人間として、同じ男として生（せい）を受けたにも拘らず ナゼ両者には、これほどまで境遇に違いがあるのだぁぁぁぁぁ！！ （だが待てよ、神様を恨んでもしょうがない 庶民には、庶民としての楽しみ方もあるじゃないかぁ！！） ソープは、当然の如く○番行為が約束されている。 ただ寝転んで嬢に任せておけば最後まで勝手に事が進む。 （所詮相手はプロだし、味気ないといえば味気ない……） 一方、庶民の娯楽「ホテヘル」、「サロン」等では、嬢を攻撃し、攻略できたら オイシイ目（○番行為）にありつける場合もある。 （ワタシは事実、○番行為禁止店にて、幾多もの偉業を達成した実績がある） この時メラメラと燃え上がった だぁ！！さんへの反骨心が この直後にワタシ自身の“名勝負数え歌”に挙げられるほどの熱戦に繋がった。 なんとも皮肉なものである…… （実践記は後ほど♪） つづく |
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| 【730】 | |
七人の侍（２）
「Ｒ」 (2006年01月25日 14時45分) |
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ワタシは、だぁ！！さん＆葉くんとの待ち合わせ場所へ 指定時刻の15分前に到着した。 早速、到着の報告をすべく、葉くんのケータイへ電話をかけた。 ワタシ「もしもし、ムルアカですが、只今待ち合わせ場所に到着しました」 元来シャイな性格のワタシは、緊張感も伴い 思わずムルアカくんの名前を出してしまったｗ 葉「僕たちもそちらへ向かっている最中なんですよ、闘魂さんに代わりますね」 だぁ！！「現在、電気街の中心地辺りまで来てるんだけど、 指定された文●座が見当たらないね〜まだ先なのかなぁ？」 ワタシ「えっ！？ それって待ち合わせ場所の反対方向へ進んでるんじゃないですかぁ？」 （事前に入手していた情報によると、だぁ！！さんの職場はこの近辺のハズ…… だから だぁ！！さんを信用して、この近辺で待ち合わせることにしたのに……） だぁ！！「いや〜最近の移動手段は車ばかりで、 歩き回ることなんか滅多にないから間違えたかなｗ」 苦しい言い訳で、必死に体裁を繕う だぁ！！さん…… 彼らをこのまま放っておいたら、待ち合わせ場所に到着するのは いつになるやらわからない。 イヤ、それどころか、今日中に会えない可能性もある。 そんな不安がワタシの脳裏をよぎった。 ワタシ「今からワタシもそちら方面へ歩いて行きますから、 だぁ！！さんたちも、来た道を引き返してください！」 彼らの現在地は、待ち合わせ場所から2KMほど離れた地点。 ワタシは、競歩選手並みの勢いで だぁ！！さんたちの元へ急いだ。 暫くして、携帯の着信音が鳴り響いた。 だぁ！！「ぼちぼち電気街を抜け出せそうです」 ワタシ「じゃあ、電気街を抜けた所にある高島屋の前で待ち合わせしましょう」 だぁ！！「ああっ！！ こちらからも高島屋を確認できました♪ もうすぐそこへ到着できます！！」 この瞬間、ようやくワタシは、胸を締めつけ続けた不安から解放された。 新たに変更された待ち合わせ場所に到着したワタシの目に 反対方向で信号待ちをしている挙動不審（落ち着きのない）な2名の姿が飛び込んだ。 蒸さ苦しい体型（簡単にいうとデブ）で、リュックを背負っている田舎者風な男と ひと目でそれと判るブランド物のスーツをさり気なく着こなした粋な中年紳士。 （あの2名に間違いないっ！！） ワタシは、そう確信し、道ひとつ隔てた場所にいる彼ら2名へ 無意識のうちに、大袈裟な仕草で手を振っていた。 つづく |
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| 【729】 | |
【いざ、決戦の地へ・旅勃ち編】
闘魂継承だぁ！！ (2006年01月25日 03時12分) |
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| これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
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（気を取り直し、せっかくのＦＺＫを楽しもうと思ったのだが・・・） とりあえず、待合室に通された。 元々は、和室だったんだろうけど…それにしても、待合室への入り口は低い。 我々3人は、体を屈めて待合室に入っていった。 さっきの事で、少しテンションが下がり気味の自分は かなり硬めのソファーに「どんっ！」と腰掛けたのだが、 （やっちまった・・） これからという時に腰に鈍痛が走った。 昨日の事など、今の今まで忘れていたのに… 少しの間、談笑のち（この間、痛みのせいで何を話していたのか覚えていない） 戦いを挑む相手を選ぶために、受付に呼ばれた。 二人に腰の痛みを悟られないように立ち上がって受付に向かったが、鈍痛は続いたままだった。 （やばすぎるよ…こんな状態で……出来るのか？） 幸い自分は、壁に近い側にいたので 少し壁にもたれ、手を受付カウンターについた状態で 目の前に、並べれた20枚ほどの写真を見たのだが… 二人は、いろいろと訊ねていたようだが（ここに掻く絶好のネタも手に入れたようだった） 自分は、それどころではなかった。（実戦記の為に、ここの部分だけは記憶に留めて置かなければいけないと必死だったが） 主役の葉改ダー君→びたさん→自分の順番で女の子を選んだ。 しかし、ここしか記憶がない… お相手の女の子の名前すら覚えていない……（よって、実戦編ではテキトーに名前をつけます） 受付が終わり、また別の待合室に通された。 そこは、先ほどよりかなり広かった。 腰の痛みを気にしながら、ソファーに腰掛けた事もあり先ほどのような痛みはなかったが、いつ痛みが、ぶり返すかわからない。 そのせいか、ほんの少し前までずっと頭の中を支配していたびたさんの事が、 これから、約1時間半の間だけ記憶の中から消えていた。 しかし、ここは結構流行ってるなあ。 通された待合室には、我々を除いて6〜7人がいた。 経験した過去のＦＺＫで、これだけの待客があるのは記憶にない。 その理由は、この後の不運な出来事があったおかげでわかる事になる。 やがて、インターホンから葉改ダー君が持っている番号が呼び出された。 彼は、はやる気持ち抑えきれずに足早に待合室を後にした。 続いて、初心者である自分の番がやってきた。 どこにいけば良いかを、この道のプロフェッショナルであるびたさんに確認し待合室を後にした（恐らく、腰を庇いながらペンギンのような歩き方をしていたのでは？） 自分は、びたさんに教えて貰ったとおりに最初の受付に戻った。 最初に受付にで応対された者より、地図を渡され決戦の場所に向かった。 その時、これから先起こる不運に気づくはずもなかった。 【いざ、決戦の地へ・旅勃ち編】完 |
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