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| 【537】 | その時てぃんこは動いた じょん・ムルアカ （2005年11月25日 00時39分) |
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キミ達はどうかしらんが、 俺にとって、あの界隈は地雷原みたいなもんなんだよ。 あんなところで、知り合いにでも遭遇してみろ、俺が今まで積み上げてきたものが、 一瞬にして吹き飛んでしまうだろ。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 何の抵抗もなく案内所に入って行くR-18くんを見ながら、私はキサンジくんに声をかけた。 「こうなっては誰もヤツを止められない。あとは運命に身を任せようじゃないか。」 「うん」と力なく頷いたキサンジくんの目には光るものが溢れていた。 俺「で、決まったの？」 Ｒ「無期玉子に行こう！」 び「は？」 キ「なにそれ？」 案内係「ホテヘルです。さぁ、逝きましょう。」 我々四人は案内所の兄ちゃんに連れられ、とあるビルの3Fに向かった。 エレベータを降りたフロアには例のごとくこじんまりした受付があった。 支払いを済ませるやいなや、テーブルの上にポラロイドメニューが並べられた。 まずは時間のないキサンジくんからオーダーすることが決まった。 キサ「早い娘ってどれ？」 店員「このあたりですかね」 キサ「じゃあ、このこ♪」 次の順番を決めようとしたとき、今まで静かだったR-18くんが突如口を開いた。 （長身を活かしキサンジくんの背後から密かにポラをチェックしていたようだ） 「ワタシ、このこ♪」 と掲げたそのポラロイドの余白には、マジックで‘聖水＆黄金可’と書かれてあった。 最後はびんかんくんと俺の番だった。 俺は悩み苦しむびんかんくんをヨソに、早々とパートナーを決めた。 ちなみに俺が重要視する要素は次の通りだ。（プライオリティ順） �／板后帖々發韻蠅禮發い曚匹い� ��顔 … 顔が正対して映っているヤツを選ぶ。免許書のような写真が好ましい。 �Ｉ�装or肌の張り … おおよその年齢がうかがえる ※その他3サイズなどはまったく信用しないことにしている 注文を終え、おっさん三人と、コビト一人が待合室に揃った。 皆、一様に満足そうな顔をしている。 しばらくして、番号が呼ばれた。 俺だった。 俺は皆に別れを告げ、一足早く“ポルトガル”へと旅勃った。 つづく ※詳細を書けとの要望が寄せられましたので、 各自、明日までにポルトガル滞在記を提出するように | |||
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| 【541】 |  |
航海（２）
「Ｒ」 (2005年12月17日 18時39分) |
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| これは 【537】 に対する返信です。 | |||
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ふと殺気を感じたのでその方向を見てみると、 案内所の奥から案内係が仁王立ちで我々を見つめていた。 「そうだ、航海はココで終わったわけじゃない！！ これから荒波を渡りきらなきゃならないのだ！！」 ワタシは、自分にそう言い聞かせると 案内係が待つ奥のテーブルへと一目散に駆け出した。 真剣勝負のゴングが鳴らされた。 もう後戻りはできない。 ワタシ「4名だけどな、ホテヘルで良いトコある？」 案内係「こちらは、いかがでしょうか？」 案内係が、在籍女性などが載っている資料を見せた。 悪くはなかったが、指名料・入会金などを含めて 60分15,000円 割引とかの特典が何ひとつないのが気に入らない。 ワタシ「あのな、我々は4名もいるんだよ！オイシイ客だろうが！ 団体割引とか感謝祭とかやってるところはないのかぁ？」 案内係「そうですね…… ココなら女性も多数待機していますし 料金の方もお安くするように交渉いたしますが…… ワタシ「うむ、早速交渉してくれ！」 案内係は、FZK店へ電話をかけて必死に交渉している。 しばらくして、彼が尽力して勝ち取った料金をワタシへ提示した。 案内係「プレー時間は60分で総額11,000円でいかがでしょうか？」 ワタシは、案内係の目を見つめ、小さく一度うなずき、静かに握手を求めた。 時を同じくして敏感くんが、やっとトイレから出てきた。 ワタシは3名に「剥きタ●ゴ（店名）へ逝くよ♪」と告げた。 案内係「それではみなさん、お店までご案内しますから 私に付いて来てください♪」 つづく ┌────────┬────┬────────┐ ＞＞＞ │� ；◆ ；↓ァ ；� ＞＞＞ │ さくよし O+< │ ＞＞＞ │ │ │ │ ＞＞＞ ├────────┤ ├────────┤ ＞＞＞ │�◆ ；◆ ；↓Α � キサンジ│ ＞＞＞ │ ＜| │ ＞＞＞ │ │ │ ＿ト○|￣|＿ │ ＞＞＞ ├────────┤ 通路 ├────────┤ ＞＞＞ │�� │ │�А � びんわん │ ＞＞＞ │ ムルアカ |＼ │ ＞＞＞ │ orz │ │○|￣ヒ| ）） │ ＞＞＞ ├────────┤ ├────────┤ ＞＞＞ │�ぁ ；◆ ；◆ ；� ＞＞＞ │ びた シャワー │ ＞＞＞ │{[（＾-)(-＾）]}│ │ │ ＞＞＞ ├────────┘ └────────┤ ＞＞＞ │ 〜〜〜〜 │ ＞＞＞ ├────────┐ ────────┤ ＞＞＞ │ │ ＞＞＞ │ 受付 │ 出入口 ＞＞＞ │ │ ＞＞＞ └────────┘ ────────┤ |
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| 【540】 | |
航海（１）
「Ｒ」 (2005年11月25日 09時45分) |
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| これは 【537】 に対する返信です。 | |||
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日が沈んだ街の風景は、昼の様相とうって変わって 華やかなネオンで飾られている。 我々が目指す聖地（FZK案内所）に通じる路地にも それらしきFZK店の怪しい看板ネオンが、連なって灯りを燈していた。 男という生き物は、街灯に群がる虫と同様に 怪しい光（ネオン）を発見すると、その前で立ちすくんでしまう習性がある。 快楽という名の誘惑（えさ）に釣られて…… だが、鋼鉄の鎖のような固い結束力で繋がれた我ら4名は、 そんな怪しい看板ネオンなんかを気にする者はいなかった。 ただひたすら目的地のFZK案内所へ向かって歩を進めるのみだった。 幾多もの障害を乗り越え、ようやく我々は目的地へ辿り着いた。 全員が安堵の表情を浮かべている。 敏感くんが着くなり、店のトイレへ駆け込んだ。 キサンジ同志＆ムルアカくんは、緊張しているのか 入り口付近に貼り付けられているFZK店のパネルを眺めていた。 |
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| 【538】 |  |
７Ｕは来ていた。
キサンジ。 (2005年11月25日 04時37分) |
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| これは 【537】 に対する返信です。 | |||
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２番目に呼ばれたのは、びた同志．．． オレは苛勃ちを隠せなかった。 しかも３番目に呼ばれたのは、敏感くんだ。 まったくＦＺＫの店員の言うことはアテにならん。 その後オレは見知らぬキモいニーチャンと待合室で 二人きりになってしまう。 ヒョロっとした体格に うっすらハゲた髪を７：３に分け お約束のメガネにリュック．．． しかも、ここまで来てエロ本を必死で読んでいる。 そして、時々オレのほうをチラっと．．．。 その時 オレは心の中で何かを確信した。 しばらくして呼ばれたのはオレだった。 案内されたのはマンションの一室 女の子は既に待機していた。 カオは悪くない スタイルもナカナカよろしい。 だが、彼女は笑顔ひとつ見せず ダルダル感満載でオレを出迎えた。 しかも、これと言った会話もなく シャワーでは淡々とオレのＪｒを洗う（しかも入念に） この時点でもう終わっていた。 ベッドに入ってもマニュアル通りの手順 単調なストローク 時々、咳こんだりしやがる。 「もういい」 オレはそそくさと着替え 部屋を後にした。 外に出た瞬間、あるオトコの姿が目に飛び込んできた びたくんだった。 彼はオレ達が出てくるのを待っていてくれたのだ（うぅ）。 びた 「キサンジくん、時間がないんだろ？ もう逝きたまえ」 キサ 「ありがとう、皆にヨロシク伝えておいてクレ」 びた 「また年末に福原で会おう」 彼の優しい言葉が唯一の救いだった。 オレは愛するヨメに言い訳をするため 急いでソフマップへと向かった。 キサンジ編・完 |
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