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【142】

RE:T字路の行方  評価

ER34 (2009年02月02日 18時15分)

みっけw
過去チェは後日で許して
【141】

RE:T字路の行方  評価

陛下 (2009年02月01日 14時24分)

今日仕事をしていたら雄一郎君に会いました




相変わらずオレンジのポロシャツ一枚でした




一張羅のポロシャツにはカレーのシミと・・・・




そうだ! 今度彼にシャツを贈ってやろう




顔と一緒の地味な奴を・・・・・
【140】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2009年01月26日 23時28分)

 第三十四話   前 科


 キーン コーン カーン コーン


 夕方5時のチャイムが鳴った

 
 僕は仕事にキリをつけて、おもむろに机上を片付ける


 今日は早く帰らなければならない


 週2だったバイトが、今となっては週4に増えていた

 加えて週に一回は20歳の学生と閉店まで任されるようになっていた


 散らばっていた書類をようやく整理し、椅子から立とうとしたその時


 「おぅ 雄一郎。 お前と最近飲みに行ってないやん
  どうだ今日あたり?」


 そう話しかけた来たのは上階に勤務する

 今春転勤してきた菅井係長だった


 彼と言っても先輩なのだが、在京時代によくつるんでた連中の一人であり


 「赴任したらいろいろえぇとこ連れてってな!」


 そう言われたのを覚えている

 もちろん歓迎会等では一緒に酌を交わし、東京での思い出話しに花を咲かせていた


 彼が栄転したということで、ここ札幌の事務所に来たのだ



 「お前の送別会の時だってよ 散々奢ったんだからな〜

  地元民らしく案内したってや」


 返答に困っている僕に、彼は一気にまくし立てる


 しかも「奢れ」と来た


 まぁ 確かにかなり世話になった先輩だ






 実のところ、最近多忙な昼の仕事に加えて

 毎夜のような副業には飽き飽きしていたところだった


 人間、こういう思考をすると止まらない


 (たまの骨休みもいいよな)





 僕は笑顔で返答した


 「いいっすよ  ススキノにはいい店ありますよ〜」

 
















 自宅のドアを開けるとバッタリと玄関に倒れ込んでしまった


 気持ちが悪い…


 つい勢いでビールや焼酎はもちろん、カクテルに”どぶろく”も

 だいぶ呑んでしまった



 立ち上がってベッドに転がり込み

 朦朧と天井を眺めていたら




 〜♪〜♪〜♪


 ケータイが静まり返った部屋の中で鳴り響いた




 「はいはい どなたですか〜?」 








 そこからの記憶はほとんど残っていない








 ただ











 『それが誠意なの?』



 そうメールが届いたのは何となく覚えているが。。













 僕がことの重大さに気づいたのは


 翌朝になってからだった
【139】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2009年01月26日 22時52分)

サボテンの花さん


 初めまして

 そしてようこそ。

 貴方も遠距離恋愛の経験者なんですね


 
 こちらへは、何時でもお越し下さい

 お待ちしております


 ただ



 レスは「トピックへ返信」にして頂けると幸いです

 後々誤字を見つけて編集することがありますので…
【138】

RE:T字路の行方  評価

サボテンの花 (2009年01月24日 00時59分)

Σ┌( ┐*_ロ_)┐ハッ!!コ、コンチハ♪   ┌(_Д_┌ )┐=3=3 チハ♪

自分も遠恋の経験があり、会えないときの寂しさや久しぶりに会えたときの喜び等…勝手に共感しました・゜・(PД`q。)・゜・ぅお〜!!!!

限…さぁ〜せん!(TДT;)
【137】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2009年01月20日 23時53分)

 第三十三話   余計な詮索



 やはり美香には仕事柄 気になるのだろうか


 「今日お給料日でしょ?

  ちゃんと返済に行ったの〜? あと、窓口で返済計画の相談とかしたらメリットがあるかもよ〜」


 と、逐一アドバイスをくれる


 実際3社あったのが相談してみると上限を100万にする替わりに

 率が下がった ということがあった




 
 最大にして裕に賞与の3倍はあった借金が

 まず入社以来手をつけていなかった財形貯蓄を解約し

 さらには自社労組で貸付しているのを満額(30万 年利3%)融資してもらい


 アルバイトが慣れ始めた頃には100万円を切っていた


 加えて飲みに行く機会も週末だけ、しかも安いカラオケに近くに越してきた高校の後輩と通うくらいの頻度になり


 月に7万円を返済に充てることが出来ている




 僕は学生などが良く利用する1Dkに住んでいるのだが


 普通に賃貸すると月に4万5千円かかる


 が、異動に伴う借上住居のため その約8割は会社持ちであった



 これが非常に大きい



 今まで現実を逃避していたのは否めないが


 なぜもっと早くプラス域のライフスタイルを構築できなかったのだろう、と


 僕は自己嫌悪に陥ることがままあった



 これで夏季・冬季賞与でだいぶ返せれば、来年には美香の貯蓄に追随できる



 漠然ではない計画がようやく出来たのだ




 あの時

 美香が一部でも立て替えてくれたりしたら

 きっと僕の中に”甘え”が少なからず生じていただろう




 僕はただただ親愛なる恋人、美香と早く偽りのない笑顔で


 一緒に暮らせることを願っていた 







 ん?

 ここでふと気がついた



 美香は・・

 自分より早く勤め始めた僕が持っているだろう貯蓄額に追いつきたい



 そう言っていた



 仮に入社6年目の僕がそれなりの貯蓄をしていたとしよう


 ざっと150万円くらいだろうか



 それと同じ額に追いついて何がしたいんだろう…





 起業?   いやいや まさかな。。





 何か大きな買い物?

 いや、これも違うだろう





 付き合ってまだ一年とちょっとだし…



 一年といっても その殆どが遠距離だし…




 まさか









 結婚・・・    ??




 僕は美香の友達の彼氏なんかより ずっと劣っていると思うし

 お父さんが亡くなったばかりの美香宅になんか

 恐れ多いし。。




 …

 いや 今はそんなことを考えるのはよそう


 とりあえずプラス域だ、プラス域



 僕はもうすぐ春を迎えるというのに

 やけに冷えたベッドに浸かりながら眠りについた
【136】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2009年01月17日 00時15分)

 第三十二話   華麗な副業



 皿を手に取り炊飯器からすくった御飯を盛る

 量は200グラムだ


 この時いちいち量りを使っていると仕事がスムーズに進まない


 重さを手、腕で覚える


 さらに盛る形は皿に対して半円状にし、端から中心に向かってなだらかな「坂」をしゃもじで形成する


 それができたなら 今度は予め小鍋で温めていた

 ルーをかける




 これをオーダーを受けてから約3分以内に仕上げ、客が待つテーブルに運ぶ




 そう

 僕は某カレーチェーン店で働いていた


 もちろん本業が終わってから働く『副業』としてだ



 客にカレーを出した後でも落ち着くことはない

 
 電話の応対、水差しの確認、片付け 加えてデリバリーもこなす


 本業は専らディスクワークなので、こういった接客業は新鮮に感じる




 

 そこの店は僕が住んでいたところの最寄駅そばにあった


 「思ったその時が吉日」

 そう自分に言い聞かせて東京から帰ってきた翌日に

 店のドアを叩いた



 その時 店長が僕の履歴書を見て

 「ふ〜ん 別に副業しなくたって良さそうだと個人的に思うけど

  何かしなきゃいけない事情なんだね」


 僕は口を開かないまま頷いた


 「よし、じゃあ今週からでも来て下さい

  うちは学生がほとんどで 今ちょっと試験中で不足してるんだよ」



 こうしてあっけなく僕の副業先が決まった


 時給は最初 午後6時〜9時までで700円

 決して高くない数字だ


 「慣れてきたら閉店まで任せるからね そうしたら時給もアップできるよ」


 オレンジ色の制服に茶色いエプロンをした副店長(店長の奥さん)が言葉を繋ぐ











 今日も出前に奔走し、立ちっぱなしだった3時間を終え 家に着いた


 と、すかさず美香に電話をかける


 「あ、さっき帰ってきたところだよ

  今日もホント疲れたよ〜」


 「雄一郎 お疲れ様!

  お金を稼ぐって大変なことなのはわかってきた〜?」


 美香の声を聞くと 疲れも一気に吹き飛ぶ



 そう


 そうなのだ


 

 この副業をした一番の目的は、今まで散財してきたものを
 省みて お金の価値を再認識することにあった



 次いで

 遊興費も伴って減らすことにも寄与していた



 まさに一石二鳥


 いや




 「まかない付き」

 これもかなり助かっていた




 まぁ 毎回カレーライスなのだが…




 「今度また札幌に行ったときは雄一郎のかわいいエプロン姿 見てみたいな〜」


 美香が電話の向こうで笑っている


 「はははっ  見てもいいけど写真は勘弁な」

 二人、電話を通して笑っている










 
 僕はどんなに恥をかいても構わない

 
 僕はどんなに疲れ切ったとしてもへこたれない



 僕は





 僕は美香とこれからも付き合っていきたいんだ

 



 一杯のカレーライスは

 僕に大切なことを思い出させてくれた
【135】

RE:T字路の行方  評価

あちちち (2009年01月15日 15時26分)

そういえば昨日は美香(仮名)との付き合い記念日だっけ…



あれから  ひぃ  ふぅ  みぃ…














7年か


(連載停滞しててスミマセン)
【134】

RE:T字路の行方  評価

マリン2 (2009年01月09日 00時10分)

陛下さん お部屋のみなさん

こんばんは。

笑っちゃいけないけど・・

めちゃうけました。

新年会が有ったら・・遣わさせていただきます。

な〜んちって!「プッ!!」
【133】

RE:T字路の行方  評価

陛下 (2009年01月06日 16時05分)

もみあげブランコ(正式名称もみもみあげあげブラブラチンコ)殿



ぜひ 食いついてみて下さい




トピ主はほっといて




お部屋のみなさん(´・ω・`)ノあけおめこ!




どこに行っても(´・ω・`)ノあけおめこ!








飽きたから止めとこ( ̄ー ̄)




お仕事も始まり皆さんいかがお過ごしですか?




何々 大きな声では言えない?




小さな声では聞こえない・・・・・





新年早々面白いだろう( ̄ー ̄)




新年会の時にでも使ってくれ




遠慮はいらない




おっと・・・・




他にも挨拶回り行かないと





ではまた(´・ω・`)ノ
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