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【72】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年11月06日 22時29分)

フォッカーさん



 執筆お疲れ様でした

 私の拍手が聞こえていますでしょうか


 この作品は実話に基づいたものと思ってよろしいでしょうか
 あまりにも「少年期にあるような情景」だったもので。。


 それにしても”もどかしさ”をうまく表現なさってて
 拝見した私もつい「な、なんで」と口走ってしまうような初々しさですね

 実際この作品のような恋をした方が数多くいらっしゃることでしょう

 かくいう私も異性の気持ちを無知な故に
 後になって悔やんだことも多々あります

 その甲斐あってか今の自分がいるんですがね



 誠に恐れ入ることに加え、勉強になりました

 ありがとうございます
【71】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年11月06日 22時23分)

 第二十話   久しぶりの着信音


 また離ればなれに戻ってお互い変わらない毎日を過ごしていた

 新千歳空港で僕の制止を振り切って搭乗ゲートをくぐった美香

 それを止めようと思えば止められたのに、美香の背中を見送った僕

 また遠距離恋愛という現実に還ってしまった

 いや、そもそも心も体も求め合う若い二人が
 何百キロも離れて気持ちのモチベーションを維持向上し続けることこそが夢物語なのか…


 そう思ってしまうぐらい

 美香からの連絡は途絶え気味になっていた

 
 「おはよう」
 「おやすみなさい」のような挨拶は毎日入るが、何というか…

 
 気持ちがこもってない


 そんな感じだ

 あんなに絵文字が好きだったのに、1つのメールにつき1個か2個しかない

 学校や職場ですぐ会えるような間柄なら殆ど気にしないことだろうが
 津軽海峡を挟んで生活している”距離”が僕の神経を研ぎ澄まさせる




 まぁそれが起因となってケータイを見てしまい
 さらには白状することになったのだろうが…



 あの旅行から1週間が過ぎた頃には 何かしら僕から美香に探りを入れてみるつもりだった


 しかし
 「いや もう少し様子を見てみよう」

 「僕がいけないんだから待っていよう」

 そんな気持ちからか、問題を先延ばしにしていた
 
 

 明日の夜に聞いてみよう
 そう決心した僕は、美香との会話をシュミレーションしながら床に就いた









 5月16日  時計の針が午後11時を回ったとき

 僕は美香に電話をする


 トゥルルル…  トゥルルル…
 トゥルルル…  




 出ない




 昼間にメールをしてからの返事も今日はなかった




 
 『カズくん』

 

 僕の中で麻衣子と付き合ったときの苦い思い出が鮮明に蘇ってくる
 
 「ま、まさかな…」



 もう一度電話をしてみたが、やはり出なかった



 
 部屋の真ん中で旅行のときに撮った写真を見返しながら
 連日の残業のせいでウトウトしていた僕は

 久し振りに鳴った美香限定の着信音に驚き

 そして、少し怒った素振りで口を開いた


 「こぉら〜 なんでさっき出ないんだよ」


 「……。」











 「み、美香…?」




 時計を見ると日付が変わっていた
【70】

こんばんは(笑)  評価

フォッカー (2008年11月04日 17時50分)


 後書き
 
 長らくのご愛読、ありがとうございました(笑)
 お話は今回を持って終了です。 拙い文章にお付き合い
 頂き、本当にありがとうございました(笑)

 末筆ながら、載せる事を承諾してくださった もみあげ
 ブランコさんに感謝の意を述べたいと思います。
【69】

告白 〜想いの行方 後編  評価

フォッカー (2008年11月04日 17時42分)


そんなある日、僕は友人Tの所へ遊びに行っていた。 Tは同じ小学校だったが、仲が良くなったのは中学二年生になってからだ。 クラスが同じになり、よく話すようになった。

Tの家に遊びに行くのは、その日が初めてというわけではなかった。 だが、何となくその日のTは雰囲気が違っていた。


「なんかあったか?」


僕の方から切り出した。 どことなく何か話したそうだったのだ。


「実は…」


Tが話し出したのは、好きな女の子について。 どうやら片思いをしていたらしい… そしてTは想いをしたためた手紙を渡し、その返事をもらった。 その手紙を僕に見せてくれた。


「相手は誰?」

「M…」


僕は驚きを隠せなかった。 急に手紙が重たく感じた… 恐る恐る読んだ手紙には、こんな風に書いてあった。

『 T君へ
お手紙どうもありがとう。 気持ちは嬉しく思います。けれど、今以上の関係をする事は出来ません、ごめんなさい。お付き合い出来ません。 これはT君に限らず、私は誰ともお付き合いする気がないんです。 私が小学校六年の時、ある男の子から告白されました。 その時、私は嬉しくて みんなに話してしまい、結果その男の子を傷付ける事になってしまいました。 それ以来、誰とも付き合う気がないんです… 』


…と。 他に これからも今のような関係でとか、勉強や部活を頑張りましょうとか書いてあったが、僕にとって衝撃的だったのがさっきの部分だった。


「その男の子って誰なんだろう…」


返す手紙を受け取りながらTが言う… Tはその男の子が僕だと知らなかったのだ。 そう思うと、小学校六年のあの時… みんなが知ってるようで、知らなかったのかもしれない。 勿論、手紙の中の男の子が僕でない可能性はある。 だが、その可能性はゼロに等しい。


「悪ぃ、俺なんだ…」


ビックリした顔のT… 苦笑いする僕。 瞬間、ぎこちない空気が流れたが、すぐにそれは消えた。 僕はTに告白した時の事を話した、Tはそれを聞いて納得していた。 Mに関しての話しは、その時それで終わった。 後はいつものように他愛ない話しをして、僕は家に帰った。

そしてこの時、さっきのMの手紙を思い返した。 僕が恥ずかしがっていた時、Mはやはり僕の次の行動を待っていたのか… 中学生になっていた僕にも、次にどうすればよかったのか、何となく分かっていた。 そして彼女は僕を傷付けたと悔いていた。 だが、それは僕だって彼女を傷付けていたのだ。 彼女だけが苦しむ事じゃない… 突然、申し訳ない気持ちが溢れてきた。 自分が好きだったのに、己の未熟故 傷付けてしまった。 話す事は稀になっていたが、ばったり会った時 どんな顔をすればいいのだろう… そうした想いが、グルグルと頭を回る。 彼女は今、僕をどう思っているんだろう…

そう思った時、僕ははたと気がついた… 昔のように、自分は彼女の事を想っていない事を。 知らずに傷付け、困らせた事を申し訳なく思う気持ちはあっても、好きという想いは薄れていたのだ。 それは元々薄れていっていたのかもしれない… だとしても、今になって認識させられたのだった。 己の薄情さを突き付けられた気分… 人を好きになる事の意義を、強烈と言っていい程に植え付けられた時でもあった。

これ以降、僕は滅多に誰かを好きになる事はない。 彼女に対しても、結局何も行動を起こさなかった。 引きずっているとか、未練ではないと思いたい。 ただ、誰かを好きになる、という事を安易にしないだけのつもりだ。

僕の中で、想いの行方は ここに辿り着いた。


                   End
【68】

告白 〜想いの行方 中編  評価

フォッカー (2008年11月02日 16時43分)

「○○、Mが好きなんだって?」


同級生に聞かれた一言。それは紛れも無く僕と彼女の事だった。 さらに、聞いてきたのは違う小学校の男子…


「違うよ。」


とっさに出た言葉、僕はその質問を否定した。 僕の心の中、彼女に対する気持ちは変わってないだろう。 しかし、自分で自分の気持ちを否定するように答えてしまった。 ここで認めたら、また何人もに尋ねられるかもしれないし、囃し立てられるのは嫌だった。 恥ずかしい思いはしたくなかったのだ。


「そうか。」


その同級生は、それで引っ込んだ。 心のどこかで、安心している僕がいた。
 
中学に入り、誰かを好きな事が知れると囃されるようになっていた。 中学生にもなれば、色恋事は一大関心事、無理もない事だ。 また、囃す事で同級生に知れ渡り、自分が好きな相手を、他の人からガードするという意味合いもあった。 そしてまた、囃されれば、片思いしてる相手にも伝わる。 自分が直接言わなくとも、相手に知れるのだ。 それで相手の反応を見る… ある意味、告白のようなものだ。 消極的ではあるが、直接言って、フラれた時の事を思えば中学生らしい行動なのかもしれない。 そのせいか、女子が男子に伝えるパターンが多かった。

それから三日としないうちに、僕は又も同じ質問をされる、今度は違う同級生だった。 返答は一緒で「違う」と答えた。 それから数日、僕は何人かに同じ事を聞かれ続けた。
こうしてみると、自分勝手だったと思っている。 当の本人に好きだと言っておきながら、後になって違うと答える… もう好きでないならまだしも、心のどこかでは気にかけているくせに… 自分の恥ずかしさを優先し、彼女の事など丸っきり考えてない行動だ、男らしくない。 彼女の気持ちを考えたり、もう少し男らしくするなら、「違う」と言うべきではなかったと恥じている。

もし、この時 今くらいの経験や、相手の事を考えることが出来れば、今の僕とは違っていたかもしれない… 自分の今の人生に後悔はないが、過去の分岐点で違う道を進んだ場合の、想像くらいは許されてもいいのではないだろうか。 「もし、あそこで」と… 人生の分岐点なんて、意外な所にあるものだ。 大人になってから、と限られた事じゃない。

さて、数日間同じ事を聞かれた僕は、割と仲の良い他校出身の同級生に逆に聞いた。


「なんで今更 小学校の時の事を聞いてくるんだ?」


すると、こっそりと教えてくれた。 実は、他校出身の女の子が、僕の事を好きなこと。 そんな僕が、小学校時代にMが好きだった事。 今、どう思っているのか… と。 それを確かめたかったらしい。 成る程と思った。 それで ここ数日質問されていたのだ。
いつも否定の返事をしていたし、質問されるのは程なく終わった。 そして、僕に好意を寄せている女の子に告白されたが、付き合う事もなかった。

その後、この事に関しては何もなく、又 Mとどうにかなるという事もなかった。

季節は移り、一年が過ぎた…

僕は二年生の秋を過ごしていた。 クラスの事や勉強の事、色々あるが それでも普通に学生生活を送っていた。
【67】

こんばんは(笑)  評価

フォッカー (2008年11月02日 16時35分)


 ゆうかりんさん、ご愛読ありがとうございます(笑)
 アハハ、読みにくかったですか(笑)
 すみません、どこをどうすればいいのか、よく分かって
 なくて… こうしてレスする時は、直書きなんですが、
 駄文の方は下書きして入力してるので(笑)
 なるべく努力してみますが、どうぞ御容赦ください(笑)
【66】

RE:T字路の行方  評価

ゆうかりん (2008年11月02日 15時43分)

こんにちは〜♪

ぶらんこさんのお話も…フォッカーさんのお話しも楽しく読ませていただいてます^^

フォッカーさんにお願いがあるんですが・・・

出来れば改行をもう少し見やすくしていただけると…

あっ!とても生意気発言ですが^^;

これからも是非見させてくださいね^^
【65】

告白 〜想いの行方 前編  評価

フォッカー (2008年11月01日 16時39分)

僕が告白した次の日は、学校は休みだった。 それが日曜なのか、祝日なのかは覚えていない。 ただ、のんびり過ごしたのを覚えている。 休み明けのクラスは普段と変わりなく、昨日見たテレビや遊んだ事を話していた。 何度かの休み時間が終わり、昼休みになった。 外に出ようとした僕に、クラスの女子が数人寄ってきた。


「ねぇねぇ○○って、Mちゃんの事好きなの。」

「えっ…」


それは僕と彼女の事だった、僕が彼女の事を好きなのか確認の質問だった。


「ん、まぁ…」


僕は恥ずかしくて、曖昧に答えた。 何で知ってるんだとも思った。 後から分かるのだが、なんの事はない、当の彼女が誰かに話していた。 ただ、僕がそれに気付かなかっただけだった。 今の僕なら、その行動がどういう事か推測出来る。 だが、当時の僕には無理だった。 彼女がどう思ってそうしているのかの前に、恥ずかしさで一杯だったのだ。 彼女に僕の事をどう思っているのか返事を貰えばいいのに、そこまで頭が回らずにいた。 結局、僕は、情報元を捜すとか突き止めるような事が出来なかった。 それ故、噂が噂を呼び、僕はいつも周りから聞かれるがままになっていった… しかも、男女を問わずにだ。
初めの方こそ、曖昧ながらも否定しなかった。 事実、彼女の事が好きだったし、曖昧なのは、恥ずかしさと、不意に突かれる本心に戸惑っていたのだと思う。 聞いてくる友達達も、好きなのかは聞いてくるが、それ以上 囃し立てたりしなかった。 だが、僕としては気恥ずかしくて、彼女と話す事が出来なくなった。 元々クラスが違うお陰で話す機会は少なかったが、更に減少した。 振り返れば、彼女はこの時、僕の次の行動を待っていたのかもしれない… この時… 僕が友達に聞かれるように、彼女がどうなっているのか知ろうとしなかった。 そう、この頃 僕は彼女が見えなくなっていた。
そして、二学期が終わる頃には、噂は消えた。
三学期は卒業式の練習に明け暮れた覚えがある。 当時、僕の通っていた小学校は行事関係には厳しかった。 校風も穏やかだったので、レベルの高い卒業式だったと思う。 そして四月、中学校に入学した。

入学した中学校は、二つの小学校から生徒が集まる。 半分くらいは馴染みの顔だが、残り半分は目新しい。 最初の頃は、ほとんど毎日喧嘩した。 他校の生徒と力関係がはっきりしないので、腕力で解決してきた。 部活も本格的になり、僕は迷わず水泳部に入部した。 水泳部は入学の時に新設されたばかりで、僕達が主力だった。 二年生の先輩は何人かいたが、三年生はいなかった。 また、泳力は僕らの方が上だった。 それでも先輩を軽んじる事なく、練習をした。 プールは造成中だったので、陸上のトレーニングを積んだ。
クラスの方も、新しく知り合った同級生と話しもするようになった。 勿論、新しく話す女子も増えた。 僕はその頃、ひょうきんな方で、しかも背が高かったので目立った。 何人かの同級生とすぐに打ち解けていった。 特に気になる女の子はいなかったが、僕は同じく入学している彼女の事も気に留めなかった。 またしても同じクラスにならなかったし、僕の生まれ年は子供の数が多くてクラス数も多かった。 僕が四組で、彼女が二組。彼女はブラスバンド部に入った事… それくらいしか知らないでいた。
そんな風に中学校生活を送り、徐々に慣れた頃… 周りのクラスメイトが色めき立ち、誰が可愛いとか、誰がカッコイイとか、秘め事のように話すようになった。 僕は人の話しは聞いていたが、特に誰かが気になっていた訳ではないので、聞き役が多かった。 ただ、男女のどちらも知っている時は仲を取り持つ事もあった。

そんなある日、同級生に聞かれた一言…


「○○、Mが好きなんだって?」
【64】

こんばんは(笑)  評価

フォッカー (2008年11月01日 16時35分)


 告白、いかがでしたでしょうか?(笑)
 実は このお話は一度ここで終わりにしようと思ってま
 した。 題名が「告白」なので(笑)
 でも、この「想い」には続きがありまして…
 またしても駄文になるのですが、続きを書かせてくださ
 い(笑) 最後までお付き合いいただけたら幸いです(笑)
【63】

告白 〜告白  評価

フォッカー (2008年10月31日 20時32分)


 少し考えた彼女は、同級生の名前を上げた。 勿論、僕が好きなのは彼女だった。 自分でも知らない間に、「気になる」が「好き」になっていた。


「○ちゃん? △ちゃん?…」


何人かの同級生の名前を上げる彼女… その度に僕は首を振った。
もう少し進むと、お別れの十字路だ。 僕は真っ直ぐ進み、彼女は左に曲がるだろう。 そこがタイムリミット…


「んー…」


遂に彼女は考え込んだ。 無理もないだろう、同級生で可愛いと言われる子は、ほとんどいなくなった。


「分かんないなぁ… 誰? 教えて。」

「案外と、おめぇだったりして。」


あっさりと僕は言った。 決意していた訳ではない。 だが、口から突いて出た。


「そうなの? 私!?」

「うん。」


一瞬驚いた顔をした後、優しい微笑みにかわり、みるみる紅くなっていく。 そして、僕には嬉しそうな顔に見えた。
でも、そこまでだった。 どちらともなしに、見つめていた視線を外し、互いに照れているのか、話さずに歩く。 タイムリミットの十字路はすぐだった。


「じゃ…」


そう言い残し、僕は真っ直ぐ進んだ。 いつの間にか飛び出していった心臓が戻ってくる。 その時になって、心臓が飛び出した事や、自分の言った事の重大さに気付く。 そして、何故自分も曲がらなかったのか後悔する。
 振り向くと、彼女が立っていた…
 今なら、彼女の気持ちを聞いたり、反応を伺うのに、小学生だった僕は、一方的に自分の気持ちを投げ付けただけになってしまった。 いや、小学生の告白なんて、こんな物なのかもしれない… 純粋なだけに、自分の気持ちを伝えるだけで満足し、それ以上の事は望まない… それが小学生の恋かもしれない。

振り向いた先の彼女は、ずっとこちらを見ていた。 もう、大きな声じゃないと会話は出来ないが、表情は見てとれた。
変わらず優しい微笑みで、夕日に照らされた顔は更に紅く見えた…
少しの間見つめ合った後、彼女が大きく手を振った。 そんなに遠くないのに、小さくぴょんぴょん跳ねながら手を振る。 満面の笑みの彼女… 僕も手を振り返し、にっこり笑った。
そして彼女が自分の家の方へ歩きだすのを確認し、自分もまた家へと歩きだした。
立ち止まり、僕の後ろ姿を見ていた彼女… そこへ戻らなかった僕。

こうして僕の初告白は終わった。

今、こうして思い返しても、笑っちゃう程 何も知らない自分だったと思う。 あーすれば、こーすれば… 言い出したらキリがない。 ただ、誰かを好きになる事の意味を知らなかった自分にとって、それはむりからぬ事だったかもしれない。 現に、幼い告白だったが、その時の僕は後悔していなかった。 誰かを好きになる… 歳と共に、その意味が分かってきた。 そして歳を重ねれば重ねる程、好きだけに留まらなくなり、告白… 告白しても尚、付き合うようになれば、また違う欲が出てくる。 好きな人と、あれもしたい、これもしたい… こうして欲しい、ああして欲しい… その欲が通らねば、負の感情が湧き出る。 いつからだろう、ただ「好き」という感情に留まらなくなったのは…

求めるのが恋 与えるのが愛

今の自分はそう思っている。 ああしたら、こうしたら… こうして欲しい、そうして欲しい。 ギブ&テイクのように、返されるのを期待している感情は恋だと思っている。
一方、無償の愛に代表されるように、見返りも何も期待しないのを、愛だと思っている。 勿論これは個人的な意見であって、断定する物ではない。
何の見返りも期待せずに、誰かを慈しむ… それはなかなか出来る事じゃない。 だからこそ、誰かを愛するとは、かけがえの事なのだと思う。
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