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【62】

こんばんは(笑)  評価

フォッカー (2008年10月31日 20時32分)

 ☆もみさんへ
  アハハ、小6は意外でしたか?(笑)
  恋と愛について… どうぞどうぞ、どんどん語ってく
  ださい(笑) 私だって、自分の思う事を、自分の目線
  で一方的に書いてるんですから(笑) そして、誰かが
  自分と違う意見を言ったからといって、不快な思いを
  したりしませんよ(笑) もみさんだけじゃなく、色ん
  な人の意見も聞きたいですし(笑) 自分の持ってない
  目線や意見を聞いて、討論やお話をして、やがて自分
  の知識に… そうして人は成長していくものだと思っ
  てます(笑) どうぞこれからも、ビシビシ指導くださ
  い(笑)
  そして、今 気付いたんですが、もみさんの言う事…
  この後の話で書いてました(笑) 下書きしていたの
  を、もうアップしているものだと…(爆)

 ☆池ポチャさんへ
  楽しみだなんて、そんな(笑) まだまだ拙い文章です
  が、最後までお付き合い頂けたら幸いです(笑)
  今後も どうぞよろしくお願いします。

 ☆マリン2さんへ
  初めまして… では、ないのですが、改めて、初めま
  して(笑) もみさんの素敵な文章に惹かれ、ついつい
  出しゃばってます(笑) もう少し続きますので、末永
  くよろしくお願いします(笑)
【61】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年10月30日 00時08分)

 第十九話   終わり悪ければ全て…



 二人は新千歳行きのシャトルバスの最後部座席に座っていた

 あっという間の4日間
 もう美香が東京へ帰る日が来てしまったのだ

 その日も街で軽くお茶をしたり、映画を見たりしていたが
 僕はなんとなく気持ちが他の方へいっていた

 隣に座る美香はさっきからずっと札幌で過ごしたことを思い返しながら話している


 「あ〜 あのお寿司もおいしかったな〜
  それにジンギスカンでしょ、味噌ラーメンでしょ…」
 指を折りながら食べたものを数えているようだ

 僕は「うん うん」と時折相槌を打ちながら窓の外から見える風景を眺めていた

 ここ数日やっと平年並みの気温になったせいか、木々が色を帯び始めてきている


 まもなく桜も咲くだろう

 ここ北海道にもひと足遅い春がやってくるんだな
 そんなことも考えていた


 「ねぇ  ねぇったら!」

 「ん、 ん? どした?」

 「どした じゃないでしょ〜? また話し聞いてなかったでしょ」

 どうやら美香は食べた物を数えるのを既に終えてたらしい

 「あ、ごめん ごめん 春の陽気が心地良くてね」

 僕はとっさに笑顔を作った

 「もう私 飛行機乗っちゃうのになぁ」

 そう言って美香は口を尖らせ、自分の髪の毛先を見ている

 「あれ? 片道切符じゃなかったっけ?」

 「もう雄一郎ったら〜 まったくぅ
  そんなこと言ったら帰れなくなるでしょ?」

 ははは
 二人はどこか寂しげのような どこかに湿っぽさを含めた笑いをした





 高速を降りて間もなく空港に着いた
 
 「来た時はそれどころじゃなくて気付かなかったけど
 けっこう大きいね 新千歳空港って」

 美香はキョロキョロしている

 「お土産買うだろ? ならあっちの方だな」



 
 搭乗手続きを終えて 土産も買い終わり、二人は
 ゲート近くで手をつないでいた


 僕は自分のモヤモヤする心中に嫌気がさして、少し上を見ながらとうとう口から発してしまった

 「あ、あのさ…」

 
 「何?」

 
 「あのさ、カズくん…って 誰?」

 
 「え…」

 
 「いや、家で晩飯喰った日あったろ
  あの時の美香の態度… というか、ちょっと気になっちゃってさ。。」
 僕が次に出そうとする言葉を選んでいると

 
 「ケータイ…   見たの?」

 僕は美香の顔を見て頷いた

 
 「雄一郎でもやっぱり彼女のケータイは気になるもんなんだね」

 少しの沈黙の後に俯きながら美香がそう言うと


 「もうこんな時間だね、行くね」

 僕の手からバッグを取りゲートの方へ走っていってしまった

 「お、おい 美香…!」


 僕はどうせ戻って来ないだろうと知っていたけど
 
 一度出したモヤモヤは、飲みこむワケにもいかなかった

 「おいったら!」

 すぐに駆け寄りゲートをくぐりそうな美香の腕を掴む

 「もう時間だってば!」






 
 そう言って振り向いた美香の顔は涙で濡れていた




























 帰りのバス 

 車は違えど さっき二人で座った席と同じところに座っていた




 やっぱり  言わなきゃよかったのかな



 
 次に直接美香の声を聞いたのは、それから10日後

 深夜、病院にいる美香からの電話だった
【60】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年10月29日 22時47分)

◆マリン2さん


ようこそ いらっしゃいませ

お祝いメッセージ頂戴いたしました
ありがとうございます

>どうか、上手くいきますように・・・


・・・。
数年前の私も同じことを思っていましたよ

いや、今も…  




まさかね

(このキャラでは顔文字、wなど使わないようにしてるので)

またいつでも起こしください
【59】

RE:T字路の行方  評価

マリン2 (2008年10月29日 08時03分)

もみあげブランコさん

壁|。っω-)..。oо○(゜+。ぉはょぅござぃます゜+。)

遅くなりましたが、新トピ開設おめでとうございます♪

(*´・ω・`)∠`*:;※,.☆・:.,;*PAN !!

この板の皆様、はじめまして!
マリン2と申します<m(__)m>

ここは、トピが立った頃からあちちちさんじゃないかなと思って、ずっと静観していました♪

何回聞こうかと思ったことか・・・

・・やっぱり・・って思いました。(≧▽≦)ノ

★この恋物語ですが
もみあげブランコさんと、フォッカーさんと
韓国ドラマじゃないですが・・どんな展開になるのか・ドキドキ・で読まさせていただいております☆

池ポチャさん お互い考えが、違っても・・
どんな展開か・・気になりますね♪

どうか、上手くいきますように・・・



このトピの発展を心より祈って おります。・゜*・。、+ (人≧へ≦)。・゜*・。、+
これからも楽しみに読まさせていただきますね♪♪
【58】

RE:おはようございます(笑)  評価

池ポチャ (2008年10月28日 23時51分)

フォッカーさん、はじめまして。

待ち遠しい楽しみがまたひとつ増えました。

告白のもどかしさ、じらさないでください!気になってしょうがないです!
【57】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年10月28日 23時28分)

しばらく留守にして申し訳ありません
続編は頃合いを見てアップップします


(このキャラで初めてギャグかましてみました)


◆フォッカーさん

純情モノとは伺っておりましたが

小6とは・・・


以後、楽しませて頂きます

>恋は目で追う事から始まる…

仰る通りですねぇ

コンビニ、電車内など ふとしたところで訪れますね、恋って




ここで私なりに「恋」と「愛」について語らせてもらってもよろしいでしょうか


”恋”とは人を好きになる初期症状からの気持ちを表すと思料します

また、相手に「好きだ」という心情が強くなれば

”愛”に変わるのではなく

「相手の気持ちになって、その人へ無償な気持ちで接することを『愛している』という」と存じます

つまり自らが

一緒にいたい、どこかへ連れて行きたい
気持ち良くなりたい

などの ある種一方通行的な感情ではなく、

相手がどうしたら喜ぶか、楽しくいられるか

など 自分が中心としての行動、言動を下心非ず提供することが”愛”だと思います

生意気ですが所感を述べさせて頂きました
【56】

告白 〜晩夏  評価

フォッカー (2008年10月28日 18時03分)

二学期が始まり、彼女とクラスの違う僕は、接点のないままだった。
水泳部の方は、大きな大会があり、それに出場して活動を終える。 来春まで活動はない。 六年生だった僕らは、来年は中学生だ。 中学でも同じ部活になるとは限らない。
 そんな中なのに、行事や休み時間に彼女を見かける事はあっても、追い掛けてまで話し掛ける事は出来ずにいた。
しかし、彼女の事が気になり、自分の気持ちの中にある感情に戸惑ってもいた。 勉強が手につかないとか、いつも彼女の事ばかり考えてしまうとかではなく、純粋に 彼女を見つけた時のドキドキに慣れずにいた。 しかも、この頃は息苦しささえ感じるようになった。

 そんなある日の事だった。 季節はちょうど今ぐらい… 朝晩が冷え込み、日暮れが早くなった頃。 僕はその日、クラスの用事があり一人で帰る時だった。 校門を出ると、10mも離れてない先を彼女が歩いていた。 しかも一人で… 彼女は彼女の自宅の方へ進んで行っている。 僕の家は、彼女と違う方角… けれど、僕の足は、もう彼女を追い掛けていた。 競歩とも言えるスピードで、ぐんぐん追い上げる。 走って追い付くのは、何故だか照れくさかった。
ぐんぐん追い上げ、みるみる彼女が近くなる… 胸がドキドキし、心なしか顔が熱い。 3メートル… 2メートル… 1メートル… ついに彼女を追い抜いた。
そう、追い抜いてしまった。 知らない仲じゃないし、何か一声かけて、途中まででも話しながら帰る事は出来るのに… その一言が出ない自分に呆れる。


「足が長いと、速いねぇ。」


朴念仁の僕を救ってくれたのは、彼女のこの一言だった。


「あはは」


とっさの事に、僕はそう笑うしかなかった。


「いま帰り?」

「うん。」


彼女の方が、話上手だ。 自然と僕の足はゆっくりになる。


「今年の夏も暑かったね。」

「んだな。」

なんとぶっきらぼうな自分なんだろうか… 普段は話したい事や、聞いてみたい事がたくさんあるのに。
 それでも、いつの間にか彼女と肩を並べて歩いていた。


「○○(僕の名前)って、ホント背が高いよね。」

「まぁね。」


並んで歩く彼女がこちらを向き、顔を上げて話かけてくる。 その度、僕も彼女の方を向き、その瞳を見て話した。 もっとも、吸い込まれそうなその瞳を、長い時間見つめる事は出来なかったのだが…


「泳ぐのも速いしさぁ、背が高いのっていいよね。」


ちょっとすねたように、うつむき加減に彼女が言う。


「そうかな、女であまり背が高いのもどうだろ」

「えー、△△ちゃん(同級生)とか、背が高くていいじゃん。」


△△ちゃんは、同級生で1番背の高い女の子だった。


「そうかぁ? 俺はお前くらいの方がいいけどな。」


これは社交辞令じゃない。 小学生の僕にそんな話術はないし、第一これは本心だ。


「ホント?」


足を止め、パッと輝くような笑顔で彼女が顔を上げた。 瞳もさっきよりキラキラしている気がする。 目と目が合い、少し見つめ合った… その僅かな時間なのに、僕の心の中で何かが切れた。


「嘘じゃねーよ」

「ふーん…」


そんなセリフで視線が外れる。 そしてまた、並んで歩きだす。


「俺の好きなひと、分かる?」

「えー?」


少しでも恋愛すれば、このタイミングで このセリフならピンとくるだろう。 でも、僕も彼女も、ただの会話に過ぎなかった…


「………○△ちゃん?」

「違う。」
【55】

告白 〜夏の日  評価

フォッカー (2008年10月27日 17時58分)


25Mダッシュ、そんな練習がある。 言葉で容易に想像がつくように、プールの25Mを全力で泳ぎ、泳いだらプールから上がり、スタート地点まで歩いて戻る。 そしてまた泳ぐ… それを何本か繰り返す練習だ。 プールにコースは六つあり、これもまた男女で半分ずつ使う。 さらに、分けられた三つを、タイムの速い順番で分ける。 僕は当時、市内で一・二位を争うタイムだったので、速いグループに属していた。 男子の速いグループは1コースを使う。 彼女は女子の中間グループ… 5コースにいた。 何度かダッシュを繰り返すうちに、同時に飛び込み台に立った。 何気なく… そのつもりで首を振り、彼女を見る。 もっと歳をとっていれば、水着の女性を見るドキドキがあるが、当時は全くなかった。 彼女は小柄で、多分身長は150cmくらいしかなかったと思う。 体も細身で、胸など膨らんでなかった。 それでも、純粋な気持ちで見ていた。 時間にすれば、一秒や二秒… もっと見ていたかったが、彼女に気付かれる前に、僕はプールに飛び込んだ。

こうして、彼女を見る事が多かったが、幸いな事に回りに気付かれる事もなかった。 もっとも、田舎なので、みんなそれとは気付かなかったのかもしれない。
そしてまた、見る事が多かった僕だが、時々は口をきく事もあったし、一緒にふざける事もあった。
練習が終わり、飴を貰う時。 学年ごとに座っているので、先生の手伝いで女子が配る事が多かった。 座っていて受け取る時、普通は手を出す。 けれど僕は、何故か彼女がくれる時は、足の裏で貰った。


「足が長い人は大変だね」


彼女は何の屈託もない笑顔で笑ってくれた。 その時は、僕も笑っていたに違いない。
当時、僕は既に身長は175cmあった。 学校で1番のノッポだった。 水泳をやっているだけあって、体格にも恵まれていた。 惜しむらくは、二枚目でなかった事だ。
力自慢でもあり、力任せの事なら誰にも負けなかった。
終礼が終わりと、いつも全員で床のモップ掛けをして掃除をしていた。 白くくすんだ床は普通にモップを掛けても落ちないので、僕はモップの部分に誰かを乗せ、引っ張っていた。 多くは下級生の子が乗り、キャッキャとはしゃいでいた。 上級生になると、自分の重さを気にしてるのか、乗る事はほとんどなかった。 そんな中で、彼女だけはよく乗ってきた。


「ゴー、ゴー!」


と掛け声をかけられ、僕は嬉しくて引っ張っていた。 力自慢を見せつける為… ずっと彼女を乗せていたい為… いつもより多く引いた。


「あー面白かった。 また乗せてね!」


終わった時の彼女のセリフ… 終わってしまった淋しさと、彼女が楽しんでくれた嬉しさと、複雑な気持ちだった。 …でも、そう言う彼女の笑顔が、何よりも嬉しかったのは間違いない。


「おお、いつでも。」


そう言うのが、僕の精一杯だった。
今なら、もう少し気の利いた会話も出来るし、次の約束を取り付ける事も出来るだろう。 けれどその頃の僕は「一緒に帰らないか?」の一言も言えない朴念仁だった。 余談になるが、この朴念仁ぶりは、18歳まで続く…
彼女の笑顔… 今にして思うと、その魅力に引き込まれたのだと思う。 なんの屈託もなく、可愛い笑顔…
想い出なので、美化されているとしても、本当にその時の彼女は、素敵な笑顔をしていた。

そんな彼女の笑顔を見ているのに、何の進展もないまま、小六の夏は終わった。
【54】

こんばんは(笑)  評価

フォッカー (2008年10月27日 17時55分)


 もみさん、繁忙期なのかな… あまり無理して、体調を
 崩してないといいですけど(笑)

 カモ次郎さん、こんばんは(笑) もみさんの所でお邪魔
 してました(笑) トビのメッセージと、もみさんの文章
 に誘われて、ついつい…(笑) また駄文になるでよう
 が、どうぞ御一読ください(笑)
【53】

RE:T字路の行方  評価

カモ次郎 (2008年10月27日 13時06分)

皆様、こんにちわ♪

おぉ!

フォッカーさんが新作を発表してますね。

読書の秋になりそうなヨ・カ・ン・♪

その内、旅行物でも連載するかな。

しっこく放浪記でも。(爆
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