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【122】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年12月29日 00時52分)




 美香の実家へ戻ったのは、翌日の朝になってしまっていた


 1月3日  今日は札幌に帰らなければならない

 とうとうやってきてしまった


 勢いよく家を飛び出した手前、美香に会うのが忍びない

 あと1時間もしたら羽田空港に向かわなければならない


 僕は美香に何から話していいだろうか、と考えながらインターホンを押した


 ドアを開けてくれたのはお姉さんだった


 「あら お帰りなさい
  美香なら 今シャワー入ってるわよ」


 僕は申し訳なさそうに会釈すると部屋に通された




 
 昨夜添い寝したのだろうか、ベッドの枕元にはプルートのぬいぐるみが置いてある

 


 ぬいぐるみに触れると微かに湿っていた






                ん?


 ふと目をやると枕の下から何かが覗いている

 「何だろう」と思う前に


 僕はそれを手に取っていた





 手に取ったのは預金通帳




 名義には

 「雄一郎  美香」

 
 そう表記されていた





 その刹那 後ろのドアが ガチャと音を立てて開いた
【121】

RE:T字路の行方  評価

陛下 (2008年12月27日 14時36分)

トピ主殿そして全国5名のT字ファンの皆様




こんにち(´・ω・`)ノわ




今日は少し早いですが年末の挨拶に参りました




ここも立ち上げられて早・・・・・( ̄ー ̄;)いつだっけ?








心に語りかけるような物語も早・・・・・( ̄ー ̄;)今、何話だっけ?









美香さんと主人公・・・・・・・( ̄ー ̄;)名前なんだっけ?




まあ おいらにとってはどうでもいい事と言う事だな




ここが好きな事に変わりはないからな




今年も残り少ないけど




良い年を迎えられるよう




頑張って下さい




寒波が来てるようなので風邪など引かないように




ではまた来年




よい年末(´・ω・`)ノを
【120】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年12月20日 14時56分)

あちゃこんさん


 すっかり返信が滞ってしまいました
 申し訳ありません

>男の人と女の人って結構考え方に違いがあったりするんじゃないかなっ


 最近感じたのは、男女でお金の価値について違うなと。

 女性はエステとか化粧品にけっこう遣いますよね
 
 逆に男は飲みとか賭けごとを趣味にしますよね

 この2つは互いに一応の理解は示しても、きっとエスカレートした場合には到底納得ができないことだと
 思います


 まぁ だから異性は魅かれ合うのだと思料しますけど

>なんだか悩み事相談室みたいになってしまい

 とんでもありません

 こちらを訪れる方々については、モラルがある方だと思っておりますので
 省みて私も切磋琢磨させてもらってますよ

 またいつでも相談等お待ちしております

 未熟な私では及ばなくても他の方が力になってくれるでしょう
【119】

RE:T字路の行方  評価

陛下 (2008年12月20日 14時53分)

みなさんこんにちヽ(`Д´)ノわ〜〜〜!!






急に叫びたくなる時ってありませんか?




ただ聞いてみただけです




今、睡魔と戦っています




何かやってないと・・・・・




ヽ(`Д´)ノわ〜〜〜〜!!




急に叫びたくなる時ってありませんか?




ただ聞いてみただけです・・・・・




眠くなったので終わります(´・ω・`)ノ



トピ主殿




人は知らず知らずの内に求めるものが年齢と共に変わる事が多々あります


子供達に聞かせる気持ちで一緒に聞いてみては


古典派あたりの組曲なんかが聞き覚えがあり馴染みやすいかと

あちゃこん。殿


>陛下さんご夫婦はきっとシッカリとした強い信頼関係があるのでしょうね^^


世間ではそれを上下関係とも言うのでしょうか?( ̄ー ̄)

嫁はあることについては一切口を出しません


それは・・・・・・


またの機会に(´・ω・`)ノ
【118】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年12月18日 23時53分)

        (後篇)

 1月2日

 僕たちは新年会の開始が17時からということもあり、買い物に出かけていた

 と言っても特にコレといったお目当てが無かったのだけど
 最近は初売りを早くにする店舗も増えて来ていることは知っていたので、福袋など衝動的な買い物をしようと原宿に来ていた


 「あっ そうだぁ ここ ここ!」

 表参道を歩いていると美香は一つの店を指差した


 そこは一風変わったお洒落さが漂う洋服屋だった

 美香は繋いでいた手を勢いよく引き 僕を店内へ招き入れる


 「ここねぇ 雄一郎と来たかったの」

 
 すぐに口実だと察知したが、こういうのも悪くない
 僕は店中を徘徊する美香を眺めていた


 「これなんかどう?」

 しばらくして美香が持ってきたのは白いパーカーだった それも2着だ


 「おい…  ま、まさか」

 「フフ いいでしょ〜 今年初のお買い物だねっ」

 美香は天皇陛下のような満面の笑みを見せている


 「ぺ、ぺ…ペアルックじゃないか?これ!?」



 …数分後 僕はパーカーが入った紙袋を持たされ店を後にした



 それから渋谷まで散歩がてら向い、よくあるデート的な行動をしていると
 約束の時間に近づいていた

 




 「いらっしゃいませ」
 店のボーイが僕たちに頭を下げる

 渋谷駅から道玄坂方向に向かう途中にあるビルの17階に
 待ち合わせのダイニングバーはあった


 予定通りの時刻に来たのにどうやら僕たちは最後に着いた様子だった

 「あ、あれが美香の彼よっ」

 そう対面から聞こえた


 「おい…なんか皆 けっこう年上そうだね」

 隣に座る美香に僕は耳打ちした


 「きっとそうかもしれない、ジーンズ履いてるの雄一郎だけだし」

 美香も同様に返してきた


 「あと一人 絵美が来てないのよ
  彼女ちょっと遅れるんじゃない? 忙しそうだし」

 明らかに幹事が似合いそうな女性が席を見渡しながら言った

 「今 話したのが香織で、後から来る絵美っていうのは言ってなかったけど○○局の女子アナなの」


 「へ へえ?!
  おい ○○局の女子アナで、絵美って言ったら○○絵美だろ?!」


 僕の突拍子もない声に周りは奇異的な視線でこちらを見ている


 「みんな多分あんまり飲まないと思うから、雄一郎はガンガン飲んでていいよっ」

 そう言うと美香は友達が集まってる席の方へ行ってしまった



 その後しばらくの間ビールを飲みながら周りに気を配っていると

 美香の友達が連れて来た彼氏らは、僕以外に3人いることに気づいた


 またその3人が凄い。。。


 「今度MBA取るのに留学するんだ」


 「次官がまた変わるんだけど、○○先生の圧力かな」


 「あそこの局は殆どうちで扱ってるよ」


 ・・・・。

 どうやら勤務先が省庁に大手広告代理店、それに某商社らしい 


 さらに美香の友達らの卒業した大学の話しになると
 札幌で育った僕でも知っているくらいのお嬢様大学ばかりだ


 まぁ 美香もその類なのだけど。。


 極めつけは「ごめん〜」と店に入ってきた女子アナ  本当に来た

 
 僕はあまりに想定外の出来事だったので

 少し席を外すことにした



 席を外そうと言葉をかけたつもりだったが、最後の友達が来たことで場の雰囲気は一層盛り上がり


 誰も僕には気づいてない様子だった
【117】

RE:T字路の行方  評価

もみあげブランコ (2008年12月18日 00時01分)

 第二十九話   劣 等 感(前篇)



 紅白歌合戦が終わって間もなくの時間だったから

 案の定 駅のホームは人で溢れている

 僕たちははぐれてしまわないように、しっかりと手を繋ぎ
 
 ホームに到着した電車に乗り込んだ


 「す、すごい人だね 雄一郎〜」


 田舎の北海道神宮祭を思い出させるほど混んだ車内で、美香は顔を顰めながら言った


 「いや〜 人もスゴイけど、酒の匂いも強烈だよ」


 僕も呑んでいたのを棚に上げて言う


 途中目白駅辺りで、酔っ払った外国人軍団が「happy new year!」と連呼して行進したものだから

 乗客と小競り合いに発展するというハプニングがあったが、僕たちは無事新宿駅に着いた


 「ふぅ よし、とりあえず居酒屋行こうか」


 

 
 それから先ほどのクラシックタイムに耐えかねた話などをし、カラオケにも行った僕たちは

 恐らく相当混んでいるだろう明治神宮を回避することで一致し

 近くにある花園神社に詣でることにした




 新宿・歌舞伎町から歩いてすぐ近くにあるその神社はピークが過ぎた後なのか
 人が並んではいるものの 見て嫌になるほどの行列ではなかった


 「雄一郎〜うぅ 寒いよぉ」

 最後尾に並んだ二人は、近くにあった屋台で温かい飲み物を買い
 暖を取る



 小一時間くらい待っただろうか

 ようやく僕たちの順番になり、二人並んで鐘を鳴らし賽銭を投げ入れる


     パン   パン


 隣で両手を打つ美香の柏手音が聞こえてくる


 ――何をお願いしてるんだろ


 誰しもこのシチュエーションでは気になるところだろう

 …
 …
 …


 僕よりだいぶ長く祈念していた美香はゆっくりとコチラを向き


 「フフ さぁ行こう」と僕に笑顔をくれた


 相変わらずどんな場所でも映えるその笑顔は、僕の口から”何お願いしたの”という言葉さえも遮らせてしまう




 「すっかり体が冷えちゃったねぇ 明日もあるし もう帰ろっか」

 明日というか、もう今年になってるということを言おうと思ったが

 明らかに眠そうな美香を見て

 僕は靖国通りを走るタクシーに向かって手を上げた

 



 翌元旦は僕の実家に年始の挨拶として連絡した以外は
 
 美香の家でゆっくり過ごしていた

 
 実家にかけた電話に出たのは母だった

 「せっかく札幌に帰ってきたのに、初めての正月くらいはこっちにいなさい」

 そう開口一番にチクリと言われたが


 「東京の土産をいっぱい買って帰るから」と

 上手くいなす





 明日2日は美香の友達にそれぞれの彼氏を加えて

 新年会をするということは聞いていた



 「集まる友達ってさ、全員彼氏いるの?」

 僕は寝自宅する美香に向って聞いた


 「うーん、どうだったかな 友達っていっても高校時代で
 年に2、3回くらいしか会わないから近況は…」

 化粧棚の鏡に反射しながら美香は答えると 僕の方に振り向いた



 「でも雄一郎は人見知りしないんだから大丈夫だって!」
 


 ……だといいんだが。。
【116】

RE:こんばんは(笑)  評価

あちちち (2008年12月16日 16時33分)

フォッカーさん


 お陰さまで、だいぶ体調の方は良くなりました

 一時は階段を昇ることすら肩で息してましたが、もう大丈夫です

 時間があれば今晩アップさせて頂きます


 尚、某所でも書きましたが
 この作品の最終回は年末頃を予定しております
【115】

RE:T字路の行方  評価

あちゃこん。 (2008年12月13日 07時50分)

ゆっくり時間が取れなくて遅くなってしまいました・・・

◆フォッカーさん

>どちらでも 私は貴方に着いていく、という事を伝えるのがいいかと思います。
>家族の後ろ盾があると分かるだけでも、随分気が楽になると思いますよ(笑)

家での主人はおしゃべりでおちゃらけで・・・私があまり構わないで居ると子供みたいにすねたり・・・その上短気で怒りっぽい、と・・・いろいろ手が掛かるので やれやれ なんて思う事もしょっちゅうですが、仕事の事となると、職人気質で、頑固だし口うるさいし・・・きっと一緒に働く人は大変なんじゃないかな?と思ったりしますが、仕事に妥協しない事、まじめな事は・・・口に出して言った事はないですが尊敬しています。

主人の知り合いや、今の会社で取り引きのある業者さんに「うちに来ないか?」といくつか声を掛けてもらってるみたいで、気持ちがザワザワしているのだろうと思いますが・・・

私のある程度の気持ちはすでに伝えてあるので、あとは主人が考えて答えを出してくれると思います。

もちろんフォッカーさんの言われるように・・・あまり強力な物では無いかもしれませんが盾の準備は伝えてあります^^



◆もみあげブランコさん

>私ならあぁいう気の利いたことは言えなかったと思います

いえいえ。年齢的な違いはあるかもしれませんが、男の人と女の人って結構考え方に違いがあったりするんじゃないかなって思ったりするので、まるっきり個人的な事を書いている私にアドバイスをもらえたり、ご自分の経験を語ってもらえるのはとても参考になりますし、嬉しい事だと思っています。

小説トピとして立ち上げたこのお部屋が・・・
なんだか悩み事相談室みたいになってしまいトピ主様には申し訳ない気持ちですが・・・

こうやって話しを聞いてもらえる事が今の私にはとてもありがたい事だと思ってます^^

◆陛下さん

>しかしそんな中、仕事関係の事には一切文句を言わない嫁

>いつもおいらは嫁に感謝しています

先にも出てきたように、お互いに思いやれる事や感謝の気持ちはとても大切な事ですよね。。。

陛下さんご夫婦はきっとシッカリとした強い信頼関係があるのでしょうね^^


>いつも周りの方に育ててもらってると感じます
>たまに若い社員の言葉が自分に対する戒めになる事も度々
>年齢は関係なく学ぶ事が多いと思います

陛下さんの器の大きさを感じる言葉ですね。
どうか年齢を重ねても陛下さんは陛下さんのままで居てくださいね^^
【114】

RE:T字路の行方  評価

あちちち (2008年12月12日 12時01分)

陛下さん

 神前式だったんですね
 今となっては珍しいのではないでしょうか
 私の姉がしましたけど、式次第には指輪の交換が無かったかは覚えておりません

 指輪は今でもしてますけど


>おいらを登場させて下さい

 前のセリフと併せて、前向きに考えます

 登場するとしたら「陛下」役でいいのでしょうか?

 ちょっと難しいですね・・・


>トピ主殿はクラシックは聞きませんか?

 音楽の授業以外は一度も聴いたことがありません

 あと洋楽も不得手なので好みません


 陛下さんって意外と(失礼)セレブなんですね


 今年も奥さんの実家ですか

 ごゆっくりとお過ごし下さい
【113】

RE:T字路の行方  評価

陛下 (2008年12月11日 07時26分)

みなさんこんにちは




我が家では大晦日から元旦にかけては嫁さんの実家に行きますね




いつもは喧嘩ばかりしている嫁と義父




しかし母親がいない事もあってか一人で年越しするのは寂しいだろうと嫁の実家で年を越します




いつもは離れているからだと思いますが暮れの買い物は義父の好きな料理を作る為に大荷物




誰がそんなに食べるの?




それ位、買い込みます




やっぱり父娘だなと思う時ですね




トピ主殿はクラシックは聞きませんか?




おいらは運転中はほとんど聞いてます




ボリュームを上げている時なんかは信号待ちで視線が痛いときがありますけど・・・・




あちゃこん。殿




人それぞれの人生があります




その人生に答えはない様に最適な助言は出来ませんが




おいらの一例を




今年、長年勤めた会社を辞め実家に戻りました




生活の全てが変わりました




しかしそんな中、仕事関係の事には一切文句を言わない嫁




知らない環境の中での出産、子育てと大変かと思っています




いつもおいらは嫁に感謝しています




フォッカー殿




いつも周りの方に育ててもらってると感じます




たまに若い社員の言葉が自分に対する戒めになる事も度々




年齢は関係なく学ぶ事が多いと思います






やべ〜今日忙しいんだ・・・・・
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