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【710】

RE:お気楽何でもトピ  評価

Normad (2014年05月04日 00時50分)

さんちゃん?


どうしたの?


(-_-)


おやすみなさい。



【709】

RE:お気楽何でもトピ  評価

さんさんはなはな (2014年05月04日 00時34分)

ノマさん


ばんわです。(*´∀`)♪








お休みなさい。





【708】

RE:ちょいゴブでーす  評価

Normad (2014年05月04日 00時21分)

さオさん、こんばんはー。

今日は2時からマー君先発の試合があるので、まだ寝てません(^^;)

>色仕掛けで篭絡、、、
>自粛したんですか? アハハハ
>性描写ほしかったなぁ。 なんちゃって。

またまたまたまた、自己ネタバレなんですが(^^;)

性描写は一か所しかないんです。

稚拙だけどね(^^;)

そして、性描写はそれが必要だからこそ描きました(-_-)

>フィジカルな特徴が、、、アルフィーネ以外は感じられないのね。

あー、そうですね。

イメージが湧いてないんで、あんまり詳しく描けないんですよ。

自分にとってアルフィーネ以外の人物はどうでもいいのかも(^^;)

>本日は休みだったので、、、3日分くらいまとめて読みました。

あーがとございます。

感謝感激です。

>『頭をぶつけたら才能が開花!?アニメみたいな話が現実に起きていた』
>突然、神が舞い降りることは、、、あるのかもしれませんね。

へえー。

そういう事もあるんだ。


んー、そうだね。

でも、Normadは今の自分に満足です(-_-)

後半なんだか波乱っぽい展開もあったし

これ以上のなんかは...もういらないや(^^;)



お仕事ご苦労さまでした。

連休、ゆっくり休んで下さいね。


 
【707】

ちょいゴブでーす  評価

さオ (2014年05月03日 23時37分)




ノマちゃん

毎日の投稿、おつかれさまです。



色仕掛けで篭絡、、、

自粛したんですか? アハハハ


性描写ほしかったなぁ。 なんちゃって。


ケチつけるわけではないので、誤解しないでほすいのですが。


フィジカルな特徴が、、、アルフィーネ以外は感じられないのね。

だから、、、今イチそれぞれのキャラの特徴が、、、、曖昧で。


性描写は絶好の機会だと思ったんだけども。。。。 アハハハ


いえいえ、ノマちゃんのお好きなように。


いよいよクライマックスに向けて。 見せ場が(濡れ場もw?)準備されているだろうから。。。


読了後、、、どんなカタルシスを得られるのか、、、、楽しみにしてまーす♪


GW中に終わらせるの? 無理なくね。


今日は静かだね。 レオっちたちもGWかなぁ。 たまには静かもいいよねぇ。


本日は休みだったので、、、3日分くらいまとめて読みました。


読み甲斐ありましたよ。 よっ! 巨匠^^



でね。 少し気になるカキコが。

まあ、半分冗談なんだろうけども。。。。


>そういう楽しみしか、もうないねー(^^;)

なにをおっしゃる。 まだまだこれから。


なにが起きるかなんて、、、わからないって。



『頭をぶつけたら才能が開花!?アニメみたいな話が現実に起きていた』

http://entermeus.com/85911/


いかがですか?


突然、神が舞い降りることは、、、あるのかもしれませんね。


では、またね。


 
 
 
 
【706】

RE:お気楽何でもトピ  評価

Normad (2014年05月03日 20時20分)

今日はここまで。

GW中には終わるかな。

続きは明日。


 
【705】

無意味な世界、無価値な世界 085  評価

Normad (2014年05月03日 20時15分)

敵拠点の一室で拘束され、鎖に繋がれ床に座らされたウーズバンドは項垂れて居た。

なんて僕は甘い考えだったんだ。

ケイトと一緒に迎え入れられたら、ケイトに暴力の非を説こうと思ってたなんて。

まんまと敵の思う壺に嵌り、これから利用されるんだ。アルフィーネさん達に迷惑がかかる。

いや、そんな事になるならいっそここで僕は死のう。それにしても、ケイト。くそっ。

その時、部屋に誰かが入って来た。

ウーズバンドが顔を上げると、それはケイトだった。

ウーズバンドにとって、もはやその存在は悪魔そのものだったが、その姿は相変わらず威圧的に美しい。

「手荒な事をしてごめんね。でも、私も詰めで手を抜いて逃がしたりすると責任を問われるので許して頂戴。」

ケイトはそう言うと、しゃがみこんでウーズバンドの顔を覗きこんで来た。

「私を憎んでいるでしょうね。私はね、こうして数多くの人を騙して来たの。
 今では、騙した人から憎まれるのが快感になってしまったわ。」

その言葉を聞くとウーズバンドは力なく呟いた。

「僕を利用して何を要求するつもりなんですか。」

ケイトはそれを聞いて立ち上がり、けたたましく笑い始めた。

今やウーズバンドにとっては耳障りな声が、部屋中に響き渡る。

「あら、あの人たちにとって貴方にそんな価値があると思ってるの?大笑いね。」

「私はね、嘘はつかないの。貴方はこれから私達の本拠地、第55エリアに連れて行かれて
 そこでボスの吟味を受けるらしいわよ。歓迎されるわけよね。
 貴方をだしに何かを要求しようなんて、これっぽっちも考えてないわ。」

「貴女のボスが僕を?」

ウーズバンドが不思議そうに尋ねると、ケイトは彼を見下ろしながら答える。

「私には分からないけど、貴方はうちのボスにとっては価値がある人間らしいわね。
 ねえ、私は嘘はつかないでしょう?」

ケイトはまたしゃがみこんで、くっつくほどウーズバンドの顔に自分の顔を近づけて続ける。

「貴方は真っ白な人ね。警戒心がなさ過ぎる。
 こんなにも短期間で私の術中に嵌った人は初めてよ。
 その真っ白な心の下地に何が隠されているのか、ボスは知りたいらしいの。
 私も少し興味が出て来た。でもお別れね。
 ここの私の仕事は終わったから、これからまた別の人を騙しに行くの。
 余計な事だけど、貴方に一言、言っておくわ。」

「どんな苦境にあっても安易に救いを求めちゃ駄目よ。
 私にそう言われるのは腹立たしいでしょうけどね。
 縁があったらまた会いましょう。じゃあね。」

ケイトは立ち上がるとバイバイと手を振り、部屋を出て行った。



(続く)
【704】

無意味な世界、無価値な世界 084  評価

Normad (2014年05月03日 20時11分)

アルフィーネは、自室で戦闘の準備をして居た。

戦闘服を着ながら思う。今回は、あまり使いたくないが銃も持って行こう。

あの感覚だと、ウーズバンドは途中まで自分の意思であそこまで行ったが、最後拘束され連れ去られた。

敵の第90エリア攻略拠点に、捕えられて居る可能性が高い。

それからまた移動するのだろう。

第55エリアに送られる事は阻止しなければ。

だが、ランダーに支援を求めるのは憚られた。

今までの経緯から言っても、この事は公にしたくない。

その時、彼女の携帯端末の緊急コールのシグナルが鳴った。

画面にマリアが映る。

「アルフィーネ。今、ランダー室長から貴女が急用で休暇を取った事の問い合わせがあったわ。
 貴女、端末の通常通信切ってるでしょう?どうしたの?
 ランダーには、私からの緊急指令だと言っておいたけど。」

「スタインベック運用次官。ウーズバンドが攫われました。
 申し訳ありませんが、この事は公にしたくありません。私は今から救助に向かいます。」

アルフィーネは準備を急ぎながら答える。

「マリアでいいわよ。内密にしたいなら、上司の私にそんな事言っちゃ駄目でしょう。
 友達のマリアに言った事になさい。」

「でも、無理しちゃ駄目。ウーズバンドを取り返すなら、第55エリアに搬送される時よ。
 敵拠点に突入したりしちゃ、絶対駄目よ。私も出来る限りの事はする。
 個人的なコネでなんとか支援要員をそちらに送るから、それまで自重しなさい。」

マリアは心配そうな顔を見せたが、アルフィーネは

「お気遣い感謝します。後ほど連絡します。」と言って端末を切った。

確かにマリアの言う通りだ。

今、単独で敵拠点に突入するのは自殺行為。

だけど、あまり時間はかけられない。どうする?

アルフィーネは考えが纏まらないまま、装備を背負って部屋を出た。



(続く)
【703】

無意味な世界、無価値な世界 083  評価

Normad (2014年05月03日 20時07分)

そこには、何人かの屈強な男たちが待ち構えていた。

拳銃を構える。

ウーズバンドは一瞬我を失いながら、ケイトを見た。

ケイトは、無表情にウーズバンドの手を離すと男たちの側に歩み寄り、振り向いてこう言った。

「悪いわね。こういう事なの。でも、貴方を連れて行くのは本当だわ。私と一緒に来たかったのでしょう?」

ウーズバンドは絶望の淵に沈みながらも、低く呻いた。

「そうじゃない。こんな形では行きたくない。」

「2人きりをお望みだったの?残念だけど、この人達がご一緒するわ。
 さあ、急いで。アルフィーネが追いかけて来ると厄介だわ。」

ケイトは厳しく男たちに指示すると、自分は近くに停めてあったソーラーカーに歩み寄った。

男たちは手早くウーズバンドを拘束すると、引き摺るようにソーラーカーに乗せ
やがて車は地上への出口を目指して走り出した。


その頃、アルフィーネは異変に気づいていた。

ウーズバンドがやって来ない。

朝の態度も、少しおかしかった。

彼女の感覚は、彼が遠くに行こうとしている事を告げている。

突然、ウーズバンドの心が苦痛に歪むのを感知した彼女は、手早く端末を叩きエリア内の交通の状況を
3Dディスプレイに映し出した。

おりしも敵の拠点近くのI218地区の地上出口が開いているのを見た彼女は
そこを目指す一台のソーラーカーにウーズバンドが乗って居る事を直感で知った。

「もう遅い。」彼女は唇を噛んだ。

これは止められた筈だ。

アルフィーネは悔恨に身を焼かれる。

だが、同時に思っている。

「あの人の意思を止める事は出来なかった。あの時と同じ様に。」

アルフィーネはヨウコに声をかけた。

「ヨウコ。急用が出来たのだけど、今日ここを離れてもいいかしら。」

ヨウコは戸惑いながらも、アルフィーネのただならぬ気配を察してすぐに答えた。

「そうですね。一日くらいならなんとかなります。どうかしたのですか。」

「いいえ。でも、たまには休暇を取りたいわ。ウーズバンドも休みにして頂戴。」

彼女はそう言い残すと、慌ただしくオペレーションルームを出て行った。

ヨウコは、その後姿を見て思った。

確かにあの人は、1週間分くらいの休暇を貰えるほど働きずくめだ。

だけど、あの事が本当なら休暇など必要ないんじゃ...。

ヨウコは隣のオペレーターに耳打ちすると、ランダーの居る指令室へと向かった。



(続く)
【702】

無意味な世界、無価値な世界 082  評価

Normad (2014年05月03日 20時03分)

次の日の朝、一刻も早く指令室に行きたいとウーズバンドを待って居るアルフィーネに、彼はこう告げた。

「僕は少し考えたい事があるので、先に行って貰えませんか。後ですぐ行きます。すみません。」

アルフィーネはそれを聞いて少し黙って彼を見ていたが、やがて

「分かったわ。部屋の戸締りを忘れないでね。」と言い、出て行った。

アルフィーネが出て行ったのを見届けた後、ウーズバンドは手早く自分の荷物を纏めるとそれを背負って廊下に出た。

3Dキーボードで戸締りをすると、あたりを見回して先を急ぐ。

知った顔の人と出会うのが、ひどく恐ろしかった。

今にも誰かに声を掛けられそうで、ウーズバンドは自然速足になった。

I218地区はエリアの端にある。

敵の拠点に近い事も知っていた。

アルフィーネを裏切ったという思いが、きりきりと彼の心を刺す。

だが、もう引き返す事は出来ない。

1時間後、ウーズバンドはI218地区の正門へと到着していた。

そこではケイトが一人で待って居た。

今日は、質素なグレーの服を着ている。

大人びた感じで、ウーズバンドはまた変わった印象を受けた。

「約束通り、一人で来たのね。さあ、行きましょう。」

ケイトは、ウーズバンドの手を取って正門の外へ歩き出す。

その正門の内と外は運命の境界線だった。



(続く)
【701】

無意味な世界、無価値な世界 081  評価

Normad (2014年05月03日 20時02分)

9.脱出

その次の日、ウーズバンドは比較的落ち着いて作業をすることが出来た。

問題のない一日を過ごす。

ヨウコもチェンも、入れ替わりに仕事の様子を見に来たが、ウーズバンドは気づきもしないで
ディスプレイに向かい合っていた。

明日の事を思うと、少しの不安と大きな希望が心に芽生える。

ケイトは今、どうしてるのだろうか。

そんな事を思いながら、一心不乱に3Dキーボードを操る。

アルフィーネも、そんなウーズバンドを見て安心して居た。

仕事から帰り、ウーズバンドはベッドの中で思う。

「本当に、あんなにお世話になったアルフィーネさんを裏切って行ってしまって良いのだろうか。しかも敵の所に。」

そして、もし自分がニーベルングの指環に入ったとして、アルフィーネと対峙するような事になったら...。

「でも、僕は戦闘に向かないからアルフィーネさんと直接対決することなどあり得ない。
 もし、そんな事になったらまた逃げだそう。」

そう考える。

我ながら安易な考えだが、そうしてでもケイトのそばに行きたかった。

ケイトの美貌も魅力だが、あの考え方は彼も共感出来るものがある。

人が生き生きと生きられる様にするという事だったら、僕もお手伝いをしてもいい、とそう考えた。

もしかしたら、僕は記憶を無くす前にあちらの人たちと何らかの関係があったのかも知れない、とそう思う。

ただ、共感だけではなく反発も感じていた。

特に武力で何かを解決しようとするのは間違っている、とも思った。

「ケイトに会ったら、言ってみよう。ケイトも暴力を肯定するとは思えない。
 少しずつ、内側から変えて行って、いつかはアルフィーネさんとも合流できるかも。」

そう思い、彼は眠りについた。



(続く)
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