■ 5,578件の投稿があります。 |
【740】 |
reochan (2014年05月05日 13時48分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ノマたん 今日は田植えー 雨上がって良かったー (ホッ 主人と田んぼで、デートだにゃ♪(*´ω`*) なんか、そんな歌あったっけー あははは チックショー 晴れてきた! 日焼け止めスプレー ふりまくりーッ!(。>д<) |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【739】 |
Normad (2014年05月05日 06時02分) |
||
これは 【738】 に対する返信です。 | |||
おはようございます。 静かな朝ですな。 連休中だから車が少ないのかな。 って、まだ朝6時ですがな(^^;) ☆さんちゃん >なぬ? >何故…早くそれを……………… へっ? 結構CMやってるし、目ざとい社長ならとっくに知ってるかと...。 ここよ。 >http://www.p-world.co.jp/hokkaido/clubeagle-asabu.htm あー、ピワの為になってるって気がするわあ(笑) >>おしり触ったりしないように(笑) >何故…わかっ………………((((;゜Д゜))) わからいでか(笑) >今日はラッキーな事に30000円のビハインドから >立ち直り勝てました。 >ノマさんのお祈りが効いたんですね。 いいええ。 持ってるさんちゃんの運気ですよお。 でも、番長がお好きとは。 投ちゃんも好きだし。 世の中の社長さんに好まれる台なんすかね。 じゃ、今日もがんばって。 |
|||
【738】 |
さんさんはなはな (2014年05月05日 00時21分) |
||
これは 【728】 に対する返信です。 | |||
ノマさん ばんわです。(*´∀`)♪ >北海道民は全員マー君ファンなのだ。 うん。うん。 >で、なんとなくハンカチ王子には微妙な感情を持ってるのだ。 うん。うん。うん。うん。うん。(笑) >あ、なんかね、イ○グルで店員さんが全員女性のスロット屋さんが出来たみたいよ。 なぬ? 何故…早くそれを……………… >社長さんにぴったりじゃん。 ぴったりどころか……………… 勘違いしてお尻触りそうになるかも……………… >でも > >おしり触ったりしないように(笑) 何故…わかっ………………((((;゜Д゜))) >では、勝利をお祈りします。 ありがとうございますありがとうございますありがとうございます。(*´∀`)♪ 今日はラッキーな事に30000円のビハインドから 立ち直り勝てました。 ノマさんのお祈りが効いたんですね。 ありがとうございます。ハート。 おやすみなさい。( ´∀`)/~~ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【737】 |
Normad (2014年05月04日 20時20分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
9章はここまで。 そして、ケイトの出番もここまで。 でも、ケイトは重要な人物で、その出生には秘密があるのですが...。 それは、いつか機会がありましたら。 |
|||
【736】 |
Normad (2014年05月04日 20時10分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
コントロール棟に戻ったアルフィーネとウーズバンドは、ランダーに帰還した事を報告した。 ランダーは多くを語らず「今度は事前に連絡してくれるとありがたいな。」とだけ言うと 2人に帰って良いと身振りした。 その夜、一言の会話もないままベッドに入った二人だったが、ウーズバンドが耐え切れずに話かけた。 「アルフィーネさん、怒っているでしょうね。」 「何故?貴方は敵に襲われただけでしょう。」アルフィーネはさらりと答える。 ウーズバンドは更にこう続けた。 「アルフィーネさんの、ここから遠くに離れない事、という言いつけを破ったんですよ。」 「そうしたい理由があったのでしょう。今回の事は、私も反省しているの。 私は貴方に気を使わなさ過ぎたわ。貴方の気持ちを分かってあげられなかった。 辛かったのよね。」 「あの場所に行った理由は聞かないわ。私は、貴方を今まで以上に大切にする。 それだけ。さあ、もう眠りましょう。」 アルフィーネのその言葉を聞きながら、ウーズバンドは涙が流れてしょうがなかった。 そして、敵の本拠の暗い一室で突然蘇った過去の記憶の断片らしきものを思い出そうとする。 今は良く思い出せない。 でも、その時の気持ちは鮮やかに蘇る。 そうだ、僕の心は昔も縮こまっていたのだろう。 僕にとってこの世界は無意味で、無価値な世界。 この世界にとって僕は無意味で、無価値なもの。 そう思っていた。 そして、あの時もその心につけこまれ僕は自分を見失った。 あの時も? 思い出せない。 だけど、ケイトにつけこまれ、そして毟り取られた心を、この人は救ってくれた。 どうして、この人を信じて行けなかったんだろう。 隣のベッドに居るアルフィーネを思いながら、ウーズバンドは2度とこの人を裏切るまい、と思った。 ケイトはソーラーカーで移動中、その報告を聞いた。 「ふーん。あの子、逃げ出したんだ。案外根性があるのね。 ああっ?一度落とした相手の事は、私にはもう関係ないわよ。 大方、ガダメンツの馬鹿が警備に手を抜いたんでしょう。 いずれにせよ、もうあの子は私に騙される訳がない。 私には、もうどうする事も出来ないわよ。切るわね。」 ケイトは自分の手柄を台無しにされた事に、そんなに怒りを感じていないようだった。 「案外、また会う事があるのかもね。今度会ったら、あの子どんな顔するかしら。」 ケイトは窓の外を見ながら、そう呟いた。 (続く) |
|||
【735】 |
Normad (2014年05月04日 20時06分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
通風口のダクトは途中で破壊されており、その場所から天井裏らしい隙間をはって進む。 アルフィーネは進みながらウーズバンドに説明した。 「貴方が動き出したのが分かった。こっちの方向に来てくれて良かったわ。 この前の騒動で、エリア内の通風口の構造は熟知していたのよ。 何が幸いするか分からないものね。」 その十分後、2人は地上に到達していた。 それまでの道のりは到底越えられないような難所ばかりだったが、アルフィーネは難なく越えて見せた。 たとえば、幅8mもある側溝を助走なしに飛び越えて見せ、その後ウーズバンドをロープを使って渡した。 人間技ではない。 ウーズバンドは縛った髪をほどいたアルフィーネを眩しそうに見た。 アルフィーネはその場に置いてあったザックから防護服を取り出し、手早くウーズバンドに着せながら尋ねた。 「良く脱出出来たものね。どうやったの?」 「言えません。約束なんです。」ウーズバンドは俯いて答えた。 「そう。それならいいわ。それから、今日の事は誰にも言わない事。 私と貴方はスタインベック運用次官の極秘命令についている事になっているわ。 さあ、この場を離れましょう。あと、そう5分で敵の捜索が始まるわ。」 アルフィーネはそう言い、歩き始める。 ウーズバンドはそれに従いながら、これからどう自分の行動を説明しよう、と考えていた。 安全地帯まで来たと思われた時点で、アルフィーネは携帯端末よりマリアに報告を行った。 画像や音声をつけずに、文字だけで「任務完了です。」と報告すると マリアからは「ご苦労様。」とだけ返ってきた。 だが、2人の間には数千の言葉でも表現出来ない特別な何かが通じる。 アルフィーネからの短い報告を受け取ったマリアは「また始末書を書かなきゃならないわね。」と笑い オフィスから退出する準備を始めた。 (続く) |
|||
【734】 |
Normad (2014年05月04日 20時02分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
その後、第55エリアが敵の手に落ち、アキラが行方不明になった事を聞いたマリアは すぐにアルフィーネを探し無事な事を聞いてほっとした。 そして、IEMO上層とのコネで、彼女と彼女の連れのウーズバンドを自分の直属の部下にした。 それから、アルフィーネの「マスターの意思は何だったのかを知りたい。」と言う たっての願いを聞き入れ、J国勤務に送り出した。 アキラの願いを聞き入れたマリアにとって、アルフィーネは言わば娘も同然だった。 そのアルフィーネが危機に面している。 この前も無茶をやったらしい。 「あの子、敵の拠点に突っ込んだりしなきゃいいけど。」マリアは呟く。 そして、ウーズバンドを思い浮かべた。「あの子はやはり。」 「2人とも無事でいて欲しい。」マリアは誰も居なくなった執務室で、一人黙々と仕事をこなした。 ウーズバンドは跳躍するために立ち上がった。 でも間に合う筈もない。 撃たれる事を覚悟したウーズバンドは、次に来るであろう衝撃と痛みを待った。 その瞬間、天井の通風口の蓋がはじけ飛び、ウーズバンドはそこから現れた手に 両腕を掴まれ引っ張り上げられて居た。 その次の瞬間には複数の銃声が轟き、硝煙が立ち込める。 引っ張り上げられたウーズバンドは、その手の持ち主を見て泣きそうになった。 「アルフィーネさん。」 戦闘服に身を固めたアルフィーネがそこに居た。 長い髪を後ろに縛っている。 「しっ。ちょっと待って。」 アルフィーネはそう言い残すと、通風口からするりと降りて行った。 敵らしい人間たちのくぐもった声が聞こえ、あたりは静かになる。 アルフィーネは、戻ってくると言った。 「殺しては居ないので安心してね。こっちに来て。」 (続く) |
|||
【733】 |
Normad (2014年05月04日 19時58分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
マリアはA国ロスにあるIEMO本部の運用部執務室の中で、不安な気持ちを抑えて アルフィーネの連絡を待っていた。 もう勤務時間は終わっている。 だが、アルフィーネから何の連絡もない事に、マリアは焦りを感じ帰れずに居る。 マリアがアルフィーネと最初に会ったのは、3年前だった。 アキラに連れられてIEMO本部を訪れたアルフィーネを見たマリアはその美しさに驚くと共に その性格の素直さに好感を覚えた。 すぐに意気投合し、その夜アキラにアルフィーネをバーに連れ出して良いかと尋ねた。 アキラは「是非そうしてくれ。」と答えた。 その夜のバーでの出来事は、今では伝説となっている。 2人のタイプの異なる美女の出現でバーに居た男性陣は大騒ぎしたが、その2時間後には 別の意味で驚愕する事になった。 マリアは自分ほど酒に強い人間はこの世に居ないと自負していたが、アルフィーネはその上を行った。 2時間後にはバーの全ての酒が無くなりそうになり、慌てた店主は2人に丁寧に退席を求めた。 マリアはその酒の席の楽しさを今も忘れられない。 その後もマリアとアルフィーネの交流は続き、マリアはアルフィーネの信じられないほど高い教養も知る事になる。 そして、1年と2か月前にマリアはアキラから極秘の通信を受けた。 マリアは、誰にも見られぬ様、自室でその通信を受ける。 スクリーンに現れたアキラは少し焦燥してる様に見えた。 「マリア、君は信頼に足る人物だと私は信じている。その君にたってのお願いがあるんだ。」 「貴方には大きな恩義があると思ってます、アキラ。今の私の立場があるのも貴方のおかげ。 なんなりと言って頂戴。」 マリアは普段誰にも見せない優しい微笑みを、アキラにだけは見せる。 「私は、今後姿を消す事になるかも知れない。何故かは聞かないでくれ。 その時に、アルフィーネの面倒を見て欲しいんだ。」 「実はアルフィーネはアンドロイドなんだ。だが、もう人と言って良い。 いや、もう私にとっては人間以上に大切なものだ。 だが、彼女はまだこの世界に生まれて間もない。 知識はもうどんな人間も及ばない程持ってるが、経験が少ないんだ。 狡猾な人間に、利用される可能性もあるだろう。君が守ってやってくれないか。 だが、彼女は自分の意思を持っている。 出来れば彼女の意思を尊重しながら、見守ってあげてくれ。」 アキラから告げられたのは驚くべき事実だったが、マリアはそれを受け入れた。 アキラが姿を消すと言ったのは気になるが、アキラの事だから多分、深い考えがあるのだろう。 そうか、アルフィーネがあんなに私にとって可愛く思えるのは、私の好きなアキラが 生み出したものだからか。 そして彼女は思った。 「やっぱり人間で私よりお酒が強い人はこの世に居ないんだわ。」 (続く) |
|||
【732】 |
Normad (2014年05月04日 19時52分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
広い通路は、敵に会う可能性が高い。 狭い通路を選んで注意深く進みながら、ウーズバンドは自分がこの場所の構造を熟知している 奇妙な感覚を覚える。 何故だろう。 あの傭兵の事といい、分からない事ばかりでウーズバンドは混乱していた。 どれだけ進んだのだろう。 たぶん、相当地上に近づいている筈だが。 逃げ出したのを知られたのか、大勢の人間が装備のカチャカチャという音を響かせて通り過ぎる事が多くなった。 多分、駄目だ。 地上に出るにもエレベータの認証が要るだろう。 ここで、僕の認証タグを使ったら、敵に居場所を知らせるようなものだ。 見つかったら撃たれるだろうな。脳が無事ならそれで良いと言っていた。 ウーズバンドは絶望的な気持ちになった。 またしても僕はドジを踏んでしまった。 こんな僕に何の価値があると言うのだろう。 彼は、通路の先にあった物置のような場所の暗がりで、座り込んでしまった。 静寂が失意のウーズバンドを包む。 虚空を見つめながら思いに耽った。 時は人の思惑とか計算とか願いとかと無関係に、事象を過去のサラ地へと変えていく。 僕はこのままじっと、そのカタストロフに飲み込まれるのを待っていればいいんだ。 何もかもが終わるといい、そうすれば...と、思ったその瞬間、彼は驚いたように目を開いた。 この台詞、この気持ち、いつか同じ事があった。 それは遠い過去なのか、それとも昨日の事なのかはっきりしない。 記憶の断層が崩れ落ち、ガラスの破片のようにきらめく情景の一コマ一コマが舞散る。 白く清潔そうな部屋の中、彼は談笑している。 アルフィーネが居た。ユビ・シアンも居た。 だが、記憶の破片は纏まって一つになる事もなく、そのまま消え去った。 彼はその見知らぬ場所に居たのか。 今となってはどうでも良い事のように思えた。 「僕の望みは、全てを失い、いや、全ての可能性を失い、希望を無くして死んで行く事なんだ。」 その感覚は、彼の心の中に隠されている未知の想いとも呼応して、締め付ける様に彼の心を揺さぶる。 「僕にとって、この世界は無意味で、無価値なものなんだ。」そう呟く。 その瞬間「居たぞ」と言う声と共に、投光器が彼の姿を照らし出す。 一斉に銃を向けるガシャンという音が響いた。 ウーズバンドは意外に動揺も無い澄んだ気持ちで、最後の逃走のために両足に力を入れた。 (続く) |
|||
【731】 |
Normad (2014年05月04日 19時49分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
それを聞いた声の主は、チェっと舌うちして言う。 「どこまでもみじめったらしい奴だな。良くそこまで自分を貶める事ができるもんだ。 そこまで徹底するといっそ清々しいか。」 「だが、いいか。お前はそれでいいかも知れないが、お前が敵の手に墜ちる事で 一番痛手を負っているのはそのアルフィーネだ。 もしかしたら、ここに乗り込んで来るかも知れないぜ。」 ウーズバンドはそれを聞いて驚いて言う。 「アルフィーネさんが?そんな、まさか。危険過ぎます。それに貴方は誰なんですか。」 「誰でも良い。だが、いつまでもこうして居られないからな。 坊主、お前命を掛ける勇気はあるか。掛ける気があるなら、この拘束を解いてやる。 後は自力でなんとかしろ。だが、逃げ出したらもう、ここの連中は容赦しないぞ。 脳が無事ならそれでいいと指令されているからな。見つかったら命はないと思え。」 声の主の思いがけない言葉に、ウーズバンドは少し怪しみながらも、乗るしかないと思った。 ただ、さっき言われたケイトの言葉がひっかかる、安易に救いを求めるな、か。 だが、今は迷っている余裕はない。 「アルフィーネさんを危険な目に合わせる訳には行かない。 来る訳ないと思うけど。でも、僕は行きます。」 「ふん。少しは意地があるか。そらよ。行けっ。出口はこっちだ。死んでもオレを恨むなよ。」 声の主は一瞬で拘束と鎖を解き、ドアを開けて言った。 ウーズバンドは部屋を出ながらちらりとその姿を見、どこかで見た事があると思った。 「確か、傭兵の。ありがとうございます。でも、どうしてここに。」 ウーズバンドは目を見張って聞いたが、その巨体の持ち主はそれを遮って言った。 「オレはどこにでも潜り込めるのさ。オレに感謝するならこれは絶対口外するなよ。早く行け。」 ウーズバンドはその声を後ろに聞きながら走る。 (続く) |
|||
© P-WORLD