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RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月27日 19時20分)

≪スカーレットの話≫


スカーレットは、南北戦争で荒廃した我が家に戻ってから、

ますます、ナルシズムを強めているようです。

作者が、どういう意図で、そういう性格付けをしているのか、

よく分からないのですが、


善悪の二面を使い分けるのが人間、という視点に立てば、

現実味のある人物設定だな、とは思います。


スカーレットが、アトランタからタラ農園(スカーレットの故郷)に戻ってみると、

母親が亡くなり、父親が精神異常をきたし、すっかり荒廃しています。

荒廃したタラ農園を立て直し始めたスカーレットの心理変化について、

作者はこう書いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今では、スカーレットは、タラの最高の支配者だった。

そして、いきなり権力の座にのし上がった多くの人間がそうであるように、

彼女の性格の中に潜んでいた、あらゆる権力本能が、

表面に浮かび上がった。

だが、だからと言って彼女が根っから不親切というわけではなかった。

むしろ、彼女は、他の者が、彼女の無能を見透かして、

権威に従わなくなるのではないかと恐れ、

自分に自信が持てないからこそ、

冷酷な態度に出るのだ。

それに、みんなを怒鳴りつけ、みんながびくびくするのを見るのも、

愉快でないことはなかった。

それが、疲れた神経の慰めとなることを、スカーレットは知った。

彼女も、自分の性質が変わりつつあることに気づいていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者は、「変わりつつある」と書いてますけど、

僕としては、状況の悪化に伴い、スカーレットの「悪」の面がさらに強化された、

と、考えた方がしっくりするような気がします。

あるいは、タラ農園に戻る前のスカーレットの『善悪の割合』は

「善40%、悪60%」だったのが、

タラ農園に戻ってからは、

「善35%、悪65%」になった、

と考えるといいかもしれません。


ただ、作者が、このまま、スカーレットを悪人化するとも思えないので、

いずれ、「善」へ向かうのではないか、という気はします。




今のところ、スカーレットは、

この南北戦争が終わりさえすれば、

再び、戦争前の豊かな暮らしに戻れる、と思っているようです。


えーっと、何が言いたいかというと、

スカーレットは、

この戦争がなぜ引き起こされたのか、

戦争の行方はどっちなのか、

を知ろうとしないのです。


ただ戦争が始まり、悲惨な状況になったが、そのうち終わる、としか思ってないのです。

言わば、ハリケーンがやってきて、生活状況が荒れたが、

ハリケーンが去れば、後片付けをして、再スタートすればいい、

というような。


このところ、バトラーが出てこないのですが、

いずれ、バトラーが、皮肉っぽく、スカーレットを開眼させていくのかな、

と思ったり。


あるいは、善へと向かう、何か大きな力の存在に気づくか。

メラニーとか。
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パチ屋の狼 (2015年02月27日 16時42分)

トピ主により削除されました (2015/03/02 13:02)
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パチ屋の狼 (2015年02月27日 03時21分)

トピ主により削除されました (2015/03/02 13:03)
コメント:
【36】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月28日 13時45分)

BLって、知ってる?。

僕の彼女はアニメ好きです。

僕は、アニメには、ほとんど興味ありません。

3週間くらい前、

彼女と、わりと大きい本屋さんに行きました。

女性向け漫画コーナー。


このコーナーは、男一人では、なかなか入れません。


アニメに興味のない僕は、そもそも、漫画コーナーに行きません。



しかし、彼女が、勝手に、漫画コーナーに行くので、ついていきました。



なんか、変なコーナーが。


取り合えず、一冊。


だんだん、気味の悪い世界へ。




僕は、だいぶ前に、アメリカを旅行しました。

アメリカ最南端の島『キーウェスト』に行きました。


アダルトショップに入りました。


僕としては、ただただ、無修正エロ本を見たかっただけです。


その店に並んでたエロ本を手にした時、頭が混乱しました。


スレンダーでデカパイの金髪ねーちゃんの全裸写真。


なぜか、股間ににょっきり。


僕の脳は、その画像を処理しきれなかった・・・。


宿に戻って、ガイドブックを注意深く読んだら、

「キーウェスト」は、ロサンゼルスと並ぶ、同性愛のメッカだと。




つまり、そのー、


3週間くらい前に、彼女についていった、漫画コーナーで手にしたコミックを見た時の感覚は、

「キーウェスト」で経験した感覚と、そっくり。


いえね、さっき、テレビで、BLをやってましたん。


BLって、何のことかというと、

ボーイズ・ラブ。


ウィキを見てください。


さて、ここで、僕は考えました。

ラブというからには、『愛』だ。



女性の間で、少年同性愛が、ひそかに(いや、おそらく、かなり、大々的に)ブームになっているのは、なぜか。


同性愛の女性が少年同性愛に惹かれるということは、まあ、無い。


BL漫画を読んでる女性は、同性愛者ではない。

中には、同性愛者がいるかもしれないけど、ほとんどの女性は異性愛者と考えていい、と思います。


なぜ、異性愛の女性がBLに興味を持つのか。


考えてみます。


ここに書くかどうかわかんないけど。

寝る。
【35】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月25日 10時48分)

2週間ほど前、片側2車線道路の左側車線を、バイクで走ってたら、
右横を走ってる車が、ふら〜っと、僕の方に寄ってきました。

僕は、とっさに減速しました。

その車は、再び、元の車線に戻りました。

「何してんだ、こいつ」

と思って、その車の斜め後ろに付けて走ってると、

再び、左側車線に、ふら〜っと、寄ってきて、また、元に戻りました。

「こいつ、なんか、おかしい」

と思って、斜め後ろから、運転手の様子をちらちら見ながら走ってると、

何と、その運転手、スマホを『見ながら』運転してました。

その後も、何度も、ふらつきを繰り返すので、僕は、たまらず、警笛を鳴らしました。

10秒くらい鳴らし続けると、その運転手は、スマホを引っ込めました。

勘弁してよ〜。

時速50〜60キロで、4輪に体当たりされたら、2輪は木端微塵ですわ。
【34】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月24日 23時59分)

バイクの件で。

2年ほど前に知って、びっくりしたこと。


ホンダCBR250Rのスペック。


4スト単気筒で、しかも、たったの29馬力。


かつてのCBR250R(または、CBR250RR)は、

4ストマルチ(4気筒)、45馬力。


オフ好きの僕でも、ガルアームには憧れたものであった(意味は分かんなかったけど)。





ふ〜む、なんで、こんなことになっちゃったんだろ。
【33】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月24日 08時46分)

昨夕、たまに行くホールの1パチコーナーへ。


4パチコーナーはガラすきなのに、1パチコーナーはほぼ満席。


一台だけ空いてたんですけど、ガロ。

やりたくないな、と思ったけど、仕方ない。


100回転目くらいで、なんか、長ったらしくて、激しいリーチ演出になって、

でっかいお面が、上から、ドーン。

初代ガロのエンブレム完成の方が、絶対よかったな。

あたって、5連。

約9000発。

ガロって、こんなに出玉多かったんだ。

でも、ラウンド中、右打ちなのに、球が、アタッカーからボロボロ。

せこいことするな。


5連後のSTはスルーしたわけですが、

160回転もの確変をスルーしちゃう、ってのは、空しい。

初代ガロに戻してくれ〜。
【32】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月23日 20時38分)

レット・バトラーは、原作者マーガレット・ミッチェルの分身なのかな。


バトラーは、皮肉っぽい傍観者、という設定になっているようですが、

南北戦争や、当時の階級社会、人々のものの考え方というものについての、

原作者自身の見方を代弁しているのではないか、と思います。


例えば、こんな具合です。

スカーレットは、アトランタで、
いやいやながら傷病兵相手の看護に従事しますが、

ある日、看護の仕事にうんざりして、病院から抜け出し、

バトラーと、こんな会話を交わします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あたしを馬車に乗せて、どこか人目につかないような所へ連れてってちょうだい。

あたしは、絞首刑になっても病院へは帰らないわ。

この戦争は、あたしが起こしたんじゃないし、

死ぬほど働かされる理由なんて、少しもないはずだわ」


「ほほう、『われらが栄光に輝く大義名分』に対する反逆者ってわけか!」


(中略)


「かわいいペテン師さん。

きみは、一晩中兵隊たちと踊って、バラやリボンを贈り、

『大義名分』のためなら、いつでも死ぬようなことを言っているくせに、

ちょいと包帯を巻いたり、しらみの2,3匹もつまみ上げねばならなくなると、

急いで逃げ出すのかい?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここでいう『大義名分』とは、南北戦争当時、南部の人々が「正義」と思い込んでいた、

「南部の綿花は世界を支配しうる」「州権』「奴隷制」「打倒ヤンキー(北部のアメリカ人)」「愛国心」など、
諸々の事柄です。

スカーレットは、うわべでは大義名分を信じているふりをしながら、
腹の中では、ばかばかしいと思っているわけで、

バトラーは、その二面性を皮肉って、笑っている、というわけです。

スカーレットのものの考え方は、バトラーの先導によって、どう変わっていくんでしょうね。
【31】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月23日 00時40分)

リンカーン大統領は善人だ、と思ってたけど、


そうでもなかったみたい。



「風と共に去りぬ」から抜き書きしようと思ったんですけど、

話がややこしいので、やめときますが、


ま、善100%の人間なんていない、ということでしょう。


結構、ひでー奴ですわ。



もしかしたら、


「人民の、人民による、人民のための」って演説も、


演技だったんじゃないのか、と思ったりして。



アメリカ大統領の演説なんてのは、たいがい、演技だとは思いますが。



考えすぎかな。
【30】

RE:続カンパチ・ベルガーX  評価

カンパチ (2015年02月22日 16時23分)

こんにちは。


僕は、漫画『ベルサイユのばら』を読んだことはないです。


去年か、おととし、NHKがマリー・アントワネットの特集を放映した際、
池田理代子が、ちょこっと出演し、
ツワイク作「マリー・アントワネット」に感動して、「ベルばら」を書いた、と言ってました。


以前は、僕も、
「マリーの無神経なぜいたくぶりが、民衆の反感を買った」
くらいにしか思ってませんでしたが、


この本を読んで、マリー像が、だいぶ変わりました。

マリーを偉人だとは思いませんが、
民衆によって吊し上げられなくてはならないような悪人ではない、
ということは分かりました。

むしろ、マリーを吊し上げた民衆の方に、何か、残忍性というようなものがあるんじゃないか、と感じました。


マリーにしろ、スカーレットにしろ、特に才能があるわけでも、高い能力があるわけでもなく、ごく平凡な人であって、

たまたま、その国の変革期に、貴族階級の家に生まれた、という点では、共通しているのではないでしょうか。


マリーは、本人は何も罪を犯してないのに、
貴族社会に対する民衆の怒りの犠牲にされてしまった、
という感じがしますが、


スカーレットについては、まだ、何とも・・・。


ただ、もしかしたら、作者マーガレット・ミッチェルは、ツワイクの作品を読んでるんじゃないかな、
という気はするのですが、違ったら、ごめんなさい。
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