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【37】 |
カンパチ (2015年02月27日 19時20分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
≪スカーレットの話≫ スカーレットは、南北戦争で荒廃した我が家に戻ってから、 ますます、ナルシズムを強めているようです。 作者が、どういう意図で、そういう性格付けをしているのか、 よく分からないのですが、 善悪の二面を使い分けるのが人間、という視点に立てば、 現実味のある人物設定だな、とは思います。 スカーレットが、アトランタからタラ農園(スカーレットの故郷)に戻ってみると、 母親が亡くなり、父親が精神異常をきたし、すっかり荒廃しています。 荒廃したタラ農園を立て直し始めたスカーレットの心理変化について、 作者はこう書いています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今では、スカーレットは、タラの最高の支配者だった。 そして、いきなり権力の座にのし上がった多くの人間がそうであるように、 彼女の性格の中に潜んでいた、あらゆる権力本能が、 表面に浮かび上がった。 だが、だからと言って彼女が根っから不親切というわけではなかった。 むしろ、彼女は、他の者が、彼女の無能を見透かして、 権威に従わなくなるのではないかと恐れ、 自分に自信が持てないからこそ、 冷酷な態度に出るのだ。 それに、みんなを怒鳴りつけ、みんながびくびくするのを見るのも、 愉快でないことはなかった。 それが、疲れた神経の慰めとなることを、スカーレットは知った。 彼女も、自分の性質が変わりつつあることに気づいていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 作者は、「変わりつつある」と書いてますけど、 僕としては、状況の悪化に伴い、スカーレットの「悪」の面がさらに強化された、 と、考えた方がしっくりするような気がします。 あるいは、タラ農園に戻る前のスカーレットの『善悪の割合』は 「善40%、悪60%」だったのが、 タラ農園に戻ってからは、 「善35%、悪65%」になった、 と考えるといいかもしれません。 ただ、作者が、このまま、スカーレットを悪人化するとも思えないので、 いずれ、「善」へ向かうのではないか、という気はします。 今のところ、スカーレットは、 この南北戦争が終わりさえすれば、 再び、戦争前の豊かな暮らしに戻れる、と思っているようです。 えーっと、何が言いたいかというと、 スカーレットは、 この戦争がなぜ引き起こされたのか、 戦争の行方はどっちなのか、 を知ろうとしないのです。 ただ戦争が始まり、悲惨な状況になったが、そのうち終わる、としか思ってないのです。 言わば、ハリケーンがやってきて、生活状況が荒れたが、 ハリケーンが去れば、後片付けをして、再スタートすればいい、 というような。 このところ、バトラーが出てこないのですが、 いずれ、バトラーが、皮肉っぽく、スカーレットを開眼させていくのかな、 と思ったり。 あるいは、善へと向かう、何か大きな力の存在に気づくか。 メラニーとか。 |
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【36】 |
カンパチ (2015年02月28日 13時45分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
BLって、知ってる?。 僕の彼女はアニメ好きです。 僕は、アニメには、ほとんど興味ありません。 3週間くらい前、 彼女と、わりと大きい本屋さんに行きました。 女性向け漫画コーナー。 このコーナーは、男一人では、なかなか入れません。 アニメに興味のない僕は、そもそも、漫画コーナーに行きません。 しかし、彼女が、勝手に、漫画コーナーに行くので、ついていきました。 なんか、変なコーナーが。 取り合えず、一冊。 だんだん、気味の悪い世界へ。 僕は、だいぶ前に、アメリカを旅行しました。 アメリカ最南端の島『キーウェスト』に行きました。 アダルトショップに入りました。 僕としては、ただただ、無修正エロ本を見たかっただけです。 その店に並んでたエロ本を手にした時、頭が混乱しました。 スレンダーでデカパイの金髪ねーちゃんの全裸写真。 なぜか、股間ににょっきり。 僕の脳は、その画像を処理しきれなかった・・・。 宿に戻って、ガイドブックを注意深く読んだら、 「キーウェスト」は、ロサンゼルスと並ぶ、同性愛のメッカだと。 つまり、そのー、 3週間くらい前に、彼女についていった、漫画コーナーで手にしたコミックを見た時の感覚は、 「キーウェスト」で経験した感覚と、そっくり。 いえね、さっき、テレビで、BLをやってましたん。 BLって、何のことかというと、 ボーイズ・ラブ。 ウィキを見てください。 さて、ここで、僕は考えました。 ラブというからには、『愛』だ。 女性の間で、少年同性愛が、ひそかに(いや、おそらく、かなり、大々的に)ブームになっているのは、なぜか。 同性愛の女性が少年同性愛に惹かれるということは、まあ、無い。 BL漫画を読んでる女性は、同性愛者ではない。 中には、同性愛者がいるかもしれないけど、ほとんどの女性は異性愛者と考えていい、と思います。 なぜ、異性愛の女性がBLに興味を持つのか。 考えてみます。 ここに書くかどうかわかんないけど。 寝る。 |
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【35】 |
カンパチ (2015年02月25日 10時48分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
2週間ほど前、片側2車線道路の左側車線を、バイクで走ってたら、 右横を走ってる車が、ふら〜っと、僕の方に寄ってきました。 僕は、とっさに減速しました。 その車は、再び、元の車線に戻りました。 「何してんだ、こいつ」 と思って、その車の斜め後ろに付けて走ってると、 再び、左側車線に、ふら〜っと、寄ってきて、また、元に戻りました。 「こいつ、なんか、おかしい」 と思って、斜め後ろから、運転手の様子をちらちら見ながら走ってると、 何と、その運転手、スマホを『見ながら』運転してました。 その後も、何度も、ふらつきを繰り返すので、僕は、たまらず、警笛を鳴らしました。 10秒くらい鳴らし続けると、その運転手は、スマホを引っ込めました。 勘弁してよ〜。 時速50〜60キロで、4輪に体当たりされたら、2輪は木端微塵ですわ。 |
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【34】 |
カンパチ (2015年02月24日 23時59分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
バイクの件で。 2年ほど前に知って、びっくりしたこと。 ホンダCBR250Rのスペック。 4スト単気筒で、しかも、たったの29馬力。 かつてのCBR250R(または、CBR250RR)は、 4ストマルチ(4気筒)、45馬力。 オフ好きの僕でも、ガルアームには憧れたものであった(意味は分かんなかったけど)。 ふ〜む、なんで、こんなことになっちゃったんだろ。 |
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【33】 |
カンパチ (2015年02月24日 08時46分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
昨夕、たまに行くホールの1パチコーナーへ。 4パチコーナーはガラすきなのに、1パチコーナーはほぼ満席。 一台だけ空いてたんですけど、ガロ。 やりたくないな、と思ったけど、仕方ない。 100回転目くらいで、なんか、長ったらしくて、激しいリーチ演出になって、 でっかいお面が、上から、ドーン。 初代ガロのエンブレム完成の方が、絶対よかったな。 あたって、5連。 約9000発。 ガロって、こんなに出玉多かったんだ。 でも、ラウンド中、右打ちなのに、球が、アタッカーからボロボロ。 せこいことするな。 5連後のSTはスルーしたわけですが、 160回転もの確変をスルーしちゃう、ってのは、空しい。 初代ガロに戻してくれ〜。 |
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【32】 |
カンパチ (2015年02月23日 20時38分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
レット・バトラーは、原作者マーガレット・ミッチェルの分身なのかな。 バトラーは、皮肉っぽい傍観者、という設定になっているようですが、 南北戦争や、当時の階級社会、人々のものの考え方というものについての、 原作者自身の見方を代弁しているのではないか、と思います。 例えば、こんな具合です。 スカーレットは、アトランタで、 いやいやながら傷病兵相手の看護に従事しますが、 ある日、看護の仕事にうんざりして、病院から抜け出し、 バトラーと、こんな会話を交わします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あたしを馬車に乗せて、どこか人目につかないような所へ連れてってちょうだい。 あたしは、絞首刑になっても病院へは帰らないわ。 この戦争は、あたしが起こしたんじゃないし、 死ぬほど働かされる理由なんて、少しもないはずだわ」 「ほほう、『われらが栄光に輝く大義名分』に対する反逆者ってわけか!」 (中略) 「かわいいペテン師さん。 きみは、一晩中兵隊たちと踊って、バラやリボンを贈り、 『大義名分』のためなら、いつでも死ぬようなことを言っているくせに、 ちょいと包帯を巻いたり、しらみの2,3匹もつまみ上げねばならなくなると、 急いで逃げ出すのかい?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ここでいう『大義名分』とは、南北戦争当時、南部の人々が「正義」と思い込んでいた、 「南部の綿花は世界を支配しうる」「州権』「奴隷制」「打倒ヤンキー(北部のアメリカ人)」「愛国心」など、 諸々の事柄です。 スカーレットは、うわべでは大義名分を信じているふりをしながら、 腹の中では、ばかばかしいと思っているわけで、 バトラーは、その二面性を皮肉って、笑っている、というわけです。 スカーレットのものの考え方は、バトラーの先導によって、どう変わっていくんでしょうね。 |
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【31】 |
カンパチ (2015年02月23日 00時40分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
リンカーン大統領は善人だ、と思ってたけど、 そうでもなかったみたい。 「風と共に去りぬ」から抜き書きしようと思ったんですけど、 話がややこしいので、やめときますが、 ま、善100%の人間なんていない、ということでしょう。 結構、ひでー奴ですわ。 もしかしたら、 「人民の、人民による、人民のための」って演説も、 演技だったんじゃないのか、と思ったりして。 アメリカ大統領の演説なんてのは、たいがい、演技だとは思いますが。 考えすぎかな。 |
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【30】 |
カンパチ (2015年02月22日 16時23分) |
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これは 【28】 に対する返信です。 | |||
こんにちは。 僕は、漫画『ベルサイユのばら』を読んだことはないです。 去年か、おととし、NHKがマリー・アントワネットの特集を放映した際、 池田理代子が、ちょこっと出演し、 ツワイク作「マリー・アントワネット」に感動して、「ベルばら」を書いた、と言ってました。 以前は、僕も、 「マリーの無神経なぜいたくぶりが、民衆の反感を買った」 くらいにしか思ってませんでしたが、 この本を読んで、マリー像が、だいぶ変わりました。 マリーを偉人だとは思いませんが、 民衆によって吊し上げられなくてはならないような悪人ではない、 ということは分かりました。 むしろ、マリーを吊し上げた民衆の方に、何か、残忍性というようなものがあるんじゃないか、と感じました。 マリーにしろ、スカーレットにしろ、特に才能があるわけでも、高い能力があるわけでもなく、ごく平凡な人であって、 たまたま、その国の変革期に、貴族階級の家に生まれた、という点では、共通しているのではないでしょうか。 マリーは、本人は何も罪を犯してないのに、 貴族社会に対する民衆の怒りの犠牲にされてしまった、 という感じがしますが、 スカーレットについては、まだ、何とも・・・。 ただ、もしかしたら、作者マーガレット・ミッチェルは、ツワイクの作品を読んでるんじゃないかな、 という気はするのですが、違ったら、ごめんなさい。 |
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