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【524】 | RE:「シナサイ」の世界 カンバチ (2019年03月10日 20時17分) |
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僕は、今まで、パワハラについて、何となく考えては来ましたが、 自分の身近な人がパワハラに合うとは思いもしませんでした。 去年の11月半ばごろから、彼女が、 「今の仕事を辞めたい」 と言い出しました。 彼女は看護師という職業に、誇りと幸福を感じている人です。 そんな人が突然、 「辞めたい」 と言い出したのには、驚くとともに、戸惑いました。 一体何があったんだ。 彼女は、なかなか、本心を話しませんでした。 プライドというものです。 こんなことでへこたれてなるものか、という。 何度か会っているうちに、彼女は、次第に真相を話すようになりました。 それが、前のレスに書いたようなことです。 聞いているうちに、僕が恐怖を感じました。 彼女が、 『突発的に自殺するのではないか』 と。 僕は現場にいるわけではありませんから、直接、職場に働きかけることができません。 そこで、市役所、労働局に相談に行きました。 両者とも、 「事態は深刻です。とりあえず、メンタルクリニックに行かせてください」 と言いました。 続く。 |
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【533】 |
カンバチ (2019年03月11日 08時33分) |
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これは 【524】 に対する返信です。 | |||
総合病院内でなぜパワハラが起きたのか、を考えてみたいのですが、 僕は、パワハラの話を聞いてから、 パワハラが起きた場合、 職場や行政がどう対応することになっているのかを、 パンフレットやネットで検索しました。 まず、厚労省は、パワハラを次のように定義しています。 「職場のパワーハラスメント」とは 同じ職場で働く者に対して、 職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、 業務の適正な範囲を超えて、 精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう そして、パワハラを次の6つに類別しています。 パワハラの6類型 1.身体的な攻撃 (蹴ったり、殴ったり、体に危害を加える) 具体的事例 : 提案書を上司に提出したところ、 「出来が悪い」と怒鳴られ、 灰皿を投げつけられて、眉間を割る大けがをした。 2.精神的な攻撃 (侮辱、暴言など精神的な攻撃を加える) 具体的事例 : 職場の同僚の前で、 直属の上司から、「ばか」「のろま」などの言葉を毎日のように浴びせられる。 教育訓練という名目で懲罰的に規則の書き写しなどを長時間行う。 自分だけでなく、周囲の同僚も怯えて職場環境が極めて悪化している。 3.人間関係からの切り離し (仲間外れや無視など個人を疎外する) 具体的事例 : 仕事のやり方を巡って上司と口論してから、 必要な資料が配布されない、 話しかけても無視される状態が続いている。 4.過大な要求 (遂行不可能な業務を押し付ける) 具体的事例 : 出向先企業でとても一晩では処理しきれない量の業務を命ぜられた。 出向先は、重要な取引先でもあり、 とても断ることができずに毎晩徹夜をしている状況である。 5.過小な要求 (本来の仕事を取り上げる) 具体的事例 : バスの運転手が公道で軽い接触事故を起こしたところ、 上司が激怒して、翌日から3週間にわたり営業所の草むしりだけをさせられた。 6.個の侵害 (個人のプライバシーを侵害する) 具体的事例 : 年次有給休暇を取得して旅行に行こうとしたところ、 上司から 「誰と、どこへ行くのか、宿泊先はどこか」 などと執拗に問われ、 年次有給休暇の取得も認められなかった。 とりあえず、ここまでご理解ください。 |
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