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【632】 | 自伝・その5 元パチプロK (2004年04月03日 22時42分) |
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とうとう東京に出てきた。 大学生になったからには、今度こそ真面目に勉学に励もう。 本気でそう思った。 大学生活初日、1時間目の授業に間に合うよう、張り切って下宿先を出た。 しかし、ここで困ったことが起きた。 それは通学のため、電車に乗ろうとした時のことだった。 駅のホームに入るとすぐに3両編成の緑色の電車が到着し、ドアが開いた。 電車に乗り込もうとしたが、電車の中は人でギュウギュウになっており、入り込む隙はなかった。また、その中に押し入る勇気もなかった。 やむなく、その電車をやり過ごし、次の電車に乗ることにした。 しかし、次の電車もあまりに混雑していて乗り込むことができなかった。 そして、また次の電車も…。 そんなわけで結局電車に乗れたのは1時間以上後だった。 東京は恐ろしいところだ。 これでは一生、1時間目の授業は受けられないな。 初日から遅刻でくじけてしまった私はやがて2時間目の授業もサボるようになり、さらには学校に着くと同時に生協の食堂に直行するようになっていた。 当時の生協の食堂は驚くほど安かった。 ほぼ毎日通ったので、今でもメニューと値段を覚えている。 丼ご飯60円、味噌汁10円、かけそば80円、カレーライス140円、一番高いAランチが250円だった。 入学して1ヶ月もたたない内に、図書館と食堂以外に大学の校舎に出入りすることはなくなっていた。 大学という所は高校よりもさらに退屈な所だということがわかった。加えて生活費を稼ぐためにアルバイトに忙しかった。 ある日、暇だったのでなんとなく下宿近くのパチンコ店にはいってみる気になった。 明るく綺麗な店だった。 「懐かしいなあ。久しぶりにやってみるか。ちょうどバイト代もはいったことだし。」 そんな感想を持ちながら店にはいったのだが、 「何か変?」 言いようがない違和感があった。 そこにあるのはパチンコ台であったが、パチンコ台とは似ても似つかぬものだった。 そこで見たものとは? 明日につづく |
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【634】 |
bokorin (2004年04月03日 23時45分) |
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これは 【632】 に対する返信です。 | |||
元パチプロKさん、みなさん、こんばんは。(^^) 以前、自分の中学、高校時代は平凡だったと書きましたが、Kさんの自伝を読んでいると、以外に共通点があることも発見しました。(^^) 先ず、父親がかなりのパチ好きであること。(やっぱりカエルの子はカエル?) 教師に対する不信感のようなものも、多少はあったこと。(僕の場合は、実際に授業サボったりはできないヘタレでしたが^^;) でも、仲の良い先生も沢山いたんですけどね。(高校時代の現国の先生など、いまでも尊敬してます^^) 学生食堂の安さ!!これは、本当に衝撃でした(僕とKさんの共通点ということではないですが^^;)。 僕の行っていた所では(Kさんよりも、ちょっと後の時代だとおもうのですが)、素うどん100円、カレーライス120円、日替わり定食が280円だったと思います。(^^) 読んでいると、何だか僕まで自伝を書いてしまいそう・・・(^^;) そこで見たものって、何だったのかなあ・・・ |
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