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【624】 | 自伝・その4 元パチプロK (2004年04月01日 22時23分) |
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中学卒業後、地元では進学校といわれる高校に進学した。 この高校は中学校よりもさらに居心地が悪かった。 生徒は生真面目な優等生ばかりだった。ほとんどの先生は厳格で、従順さを要求した。課題や宿題は毎日山のように出され、そのくせ授業は何の工夫もなく退屈であった。当然、私は落ちこぼれの生徒になった。 「つまんないなぁ。」 私は放課後、ひとりで校舎の屋上に登った。 (○○は高い所が好きだという。) 屋上では何をするでもなく、暗くなるまで単にボーとしていた。 雲はいいよなー。 勉強しなくていいし。 風に流されるまま漂っていればいいし。 あの流れる雲のようになれたらいいのに。 大空を鳥が滑空している。 気持ちよさそうだなー。 今度生まれ変わったら、鳥がいい。 人間なんかに生まれてくるんじゃなかった。 不自由なばっかりで、何もいいことがない。 鳥になれたらいいのに。 ある日、一人でゲームセンターに行ってみた。 ピンボールマシーンはまだそこにあった。 コインを入れると、昔どおりにマシーンは動いた。 腕は衰えていなかった。 ボールは盤面を駆け巡り、順調に得点を重ねていった。 と同時に気分も昂揚していった。私はすぐに夢中になった。 中学生だった時のように楽しく、プレイしている時は、周りに昔の仲間が応援しているような気がした。 と、その時、昔なら決してミスするはずのないボールをミスショットしてしまった。そして、勢いを失ったボールは力なくアウト穴に吸い込まれていった。 盤面から音や光りが消え、ピンボールマシーンは静かになってしまった。 たまにはミスもあるさ。 と思い直したが、さっきのような昂揚感は二度と戻ってくることはなかった。 どうしてだろう。 答えはすぐにわかった。 一緒になって遊ぶ悪友たちがいなかったからである。 それでも高校3年になってからは人並みに勉強はした。 大学進学というゲームに参加するためである。 勉強は嫌いだが、ゲームとあらば話は別である。 腕によりをかけてゲームの腕を磨いた。 成績はみるみると上昇した。 当然である。高校2年の時には学年で最下位であったのだから。 そして努力(?)の甲斐あってか、無事に東京にある某3流大学理学部数学科に入学することに成功したのだった。 第四話 終了 後記 あー、暗い。書いてみて自分でもびっくりの暗さだ。 こんなにひどい高校時代を送っていたんだね。 何っ?初恋だって。 んなもの、あるわけねー。 3年間で女の子と話をした記憶がないよ。 なんせ、男子クラスで女の子いなかったしね。 やっぱし、暗いなー。 次回からは東京偏だ。 堂々とパチンコ打てるぞ。 |
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【625】 |
ボブくん。 (2004年04月02日 01時41分) |
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これは 【624】 に対する返信です。 | |||
う〜〜ん、。。もう高校時代も終わってしまった。。(^ー^)とっとと、パチンコ打った話に行きたいみたいですね♪ 良〜〜っく、わかっちゃいます。えっ!? なぜかって?(^ー^)ぎゃんぶらーのさが。。だからです。 そうそう、Kさんが理系だってのは過去スレでも読んだのですが。。(・_・)知らない人は、きっと文系だと思ってる。 そう思います。 ちなみに。。もちろん私は文系です。一応、某3流法学部法律学科卒業です。(^-^)当然、遊びまくってました♪ >次回からは東京偏だ。 >堂々とパチンコ打てるぞ。 ……みんな、ちゃんと読んでるか!? メガネを拭いて良く読むべしっ!!(o_o)次回は何が起こるのか!? 乞う、ご期待!! |
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