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【50】 | ゼロタイガーに恋して 元パチプロK (2003年11月01日 16時39分) |
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ゼロタイガーに恋して −岡山ミニ旅打ち日記− 岡山駅に降り立ったのは、ある日の昼下がりのことだ。 駅を出てすぐ目にはいったのは、このあたりの巨大チェーン店のひとつであるハリウッドだ。 「ずいぶんでかい店だなあ。」 しかし、僕は店の玄関からはいって、長い通路を通ってすぐに裏口に抜けた。 岡山に来た目的は別にあったからである。 ハリウッドの裏口からアーケード街へ出ると、目的の店はすぐに見つかった。 古ぼけた看板のその店は、決して「パーラー」などではなく、昔ながらの「パチンコ屋」であった。 その店の名は「進光」である。 ドアを押して中に入ると、真っ先に目に飛び込んできたのはかの「ゼロタイガー」である。 しかも一列全部がゼロタイガーであった。 存在しているだけでも嬉しいのに、この店のゼロタイガーはピカピカに磨きたてられていた。 まるで新装直後の台のようだった。 おそらくは、毎日台を丁寧に掃除しているのに違いない。 (この店の主人は、この台をよほど大事にしているのだろうな。わざわざ岡山まで来てみた価値があったというものだ。) 先客はひとり。 セルロイド製の小箱1つ、球を出しいる。 さっそく打ってみよう。 僕は中でも2チャッカー周辺の釘が甘そうな台を選んで、打ち始めた。 ブッコミを狙って球を打つと、天穴に入賞し、左の回転式のチューリップが開いた。 (そうだったな。昔のヒコーキ台は天穴が左右のチューリップに連動していたんだったな。) オトシにはよく入賞した。 「ブウーン」 ゼロタイガーは、効果音からして重厚だ。 20年ぶりぐらいに見たゼロタイガーの羽根はびっくりするくらい長かった。 しかも羽根の動きは今の台と比べてゆっくりのように思えた。 当然、球もよく拾った。 しかし、拾えど拾えど、なかなかVゾーンにははいらなかった。 「クセ悪なのかなー。」 (考えてみれば、昔のヒコーキ台は、球持ちはいいが、Vゾーンにはなかなか入賞しずらかったな。だんだん昔を思い出してきたぞ。確か、球は200円単位で買って、ちびちびと球を増やしていったんだ。) 2500円使ったところで、羽根が閉じる間際に羽根の先端に拾われた球が、美しい軌跡を描いてVゾーンに入賞した。 「プロロロロロ」 けたたましい音がして、羽根の開閉が始まった。 ゼロタイガーにはテンカウントなどというケチなものはついていない。 球をいくつ拾おうが18回の開閉を繰り返す。 しかし、十数個もの球を拾ったにもかかわらず、Vゾーンには再度入賞せず、パンクしてしまった。 (そういえば、ゼロタイガーはラウンドがなかなか継続しなかったな。8ラウンド完走なんてめったになかったし。) この出球はあっさりと飲まれ、さらに2000円投資したところで、2度目のV入賞を果たした。 今度は3ラウンドまで継続してくれた。 おかげて、下皿に球が落ちてきたよ。 そして、直後の1鳴き目に3度目のVが決まった。 今度は、4ラウンドまで継続してくれた。 ここで、ようやく小箱を使うことが出来た。 (よしよし、だんだん調子が出てきたぞ。) しかし、調子がよかったのはここまでで、その後何度かV入賞を果たしたが、2時間ほど戯れた後、結局出球は全部飲まれてしまった。 4500円負けてしまったが、最近にない充実感を覚えて大満足だった。 (昔のパチンコはまさに遊びだったんだなあ。) パチンコ店「進光」、世の中の波に負けず、いつまでも健在でいて欲しい店である。 PS 岡山市の中心部のアーケード街の奥の「アカダマホール」という店(今にもつぶれそうな店だった。)で、初代ビッグシューターとスケボーキッズを見つけました。 |
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【71】 |
へなちゅん (2003年11月03日 19時24分) |
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おおっ!ゼロタイガーですかぁ、懐かしいですね〜。 学校帰りによくコソコソと遊んだものです(^^;)トシガバレル? ところでゼロタイガーって、役モノ内の突起(LED)を出したり引っ込めたりすることで大当たり確率をコントロールできるようになっていたってご存知でした? 当然、Vゾーン手前のLEDを引っ込めて、両脇のLEDを出すことで玉の通路が出来、大当たり確率がアップしたんです。当時は、釘は見れなかったけど、LEDのチェックで何とか遊べていました(釘が見れなかったため勝つほどじゃなかった(^^;)) しかし考えてみると、昔のパチンコってけっこうイカサマが多かったですよね。 とあるフィーバー台(もろばれ)なんか、パンクしたので店員に文句を言ったら、 店長が登場しておもむろに手で「777」をそろえてチャッカーに玉をポトリ。 動き出そうとするドラムを手で抑えて、動きが止まったらハイ大当たりの一丁あがり(笑) 電子制御された今の台と違って、すご〜く単純な機械制御だったようです。 (ドラムの大当たり絵柄の横に穴があいていて、大当たりはドラムの右から左に光が通過するかどうかで判断していたとか) また仕事で、あるデジパチの資料を見たら大当たり確率が”1/500〜”だって。注目は「〜」です(笑) なんと、昔のデジパチは一律同じ確率ではなく、地域やその他(?)によって多少変化してたらしい(^^;) しかも、1/1000前後のものが多かったとか(!) いまのCR機なんか目じゃない確率ですよね(笑) まあ、もっともその分出玉も多かったようですけどね〜。 |
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【58】 |
サイコロ7777 (2003年11月02日 22時33分) |
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これは 【50】 に対する返信です。 | |||
はじめまして「ゼロタイガーに恋して」良かったです。 岡山駅の近くにあるんですか?今度是非行ってみたいですね。ゼロタイガー(私達の間ではゼロ戦って言ってました)はよく打ちました。 あれと同時期くらいに三共だったと思うけど、キングスターという羽モノにもかなりはまっていました。 今のパチンコとは違う何かがあったような気がします。 現在私が住んでいる地域は羽モノは全く無く、店長に何故?と聞いたところ、「悪さをする人間が居るから」と・・・ 悲しいですね それと昔、ロータリーって権利モノ(一般電役?)があったの覚えている人は居ませんか? あれ大好きでした!(^^) |
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【53】 |
たがたが (2003年11月02日 12時03分) |
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記憶が曖昧なので間違っていたらゴメンなさい。 今から二十○年前、私が毎日のようにゼロタイガーを打っていた頃・・・。 悪友達は、初代ブラボーにハマっていました。 その店でその島だけが異様な雰囲気に包まれ、私はその中に入っていく事は出来ませんでした・・・。 その当時、悪友達は私のことを「根性ナシ」と呼んでいましたが・・・。(笑) 私はその機種に、何かよく分からない「おそれ」を感じていました。 その後、しばらくして私の「金銭感覚」は崩壊してしまいましたが・・・。 私は、ラウンド制限無しのセブン機は一発も打ったことがありません。(良かったのか悪かったのか?) 今も少なからずこの時の「おそれ」を持っています。 今までいろいろ規制がありました。 これからも同じでしょう。自分は「ほどほど」に付き合って行くと思います(たぶん・・・) 初代セブン機のスペック等の解説をKさんお願いします。 なにぶん私は血液型が「O」なので・・・(笑)m(_ _)m |
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【52】 |
あられ (2003年11月02日 10時22分) |
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「ゼロタイガーに恋して」面白かったです。なんとなく飄々としたKさんの姿を想像いたしました。(ノンフィクションですよね?) 私はゼロタイガーという機種は知らないけど(昔の羽根もの?) 今は羽根ものでもラウンドの振り分けがあって、15ラウンドだったらほとんど完走しますよね。Vに入っても運の要素が強い! それに、CRデジパチと変わらないくらいお金を使うわりに、見返りは少ないっていう感じがしてあまり打ちません。 昨日のパチは1K30回も回る新海で900ハマリ単発、純A機のGOジャグで2連続700ハマリしかも2回目はREG・・・、確率ってなんだー!!!!って泣きながら帰りました(涙) Kさんが今打ち込んでる機種って何ですか? |
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