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【292】 | 1〜3号機を振り返って 元パチプロK (2003年12月01日 22時33分) |
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1〜3号機のパチスロの歴史を考えてみたい。 1号機と1.5号機の一番の特徴は吸い込み方式を使っていた、ということだった。 前に述べたように、1号機と1.5号機は現在におけるストック機とゲーム性が似ている。 それもそのはず、当時のゲーム性を真似て(参考にして)ストック機が作られたからである。 1号機と1.5号機は当局による規制を受けて、やがて2号機の時代となった。 なぜ規制を受けたかは想像するしかないが、おそらくは、ニューペガサスのような連チャン機が射幸心をあおりすぎると当局が判断したのであろう。 そして、2号機からは完全確率を義務付けることとなった。 しかし、それではあまりに面白くないと考えたかどうかは知らないが、小役の集中(フルーツの集中)やシングルボーナスの集中をつけてもいいことになった。 最初はオマケ程度の集中役だったが(スーパーバニーガール、ウィンクル、ベンハーなど)、だんだんエスカレートしていき、ついには、チャレンジマンやアラジンのような超爆裂機まで生み出された。 この辺の経緯は、ちょうどRTやARから始まって現在に至るまでAT機の歴史の過程ととても似ている。 そして、ゲーム性が過激になりすぎて、射幸心を煽りすぎると判断されやがて規制された(想像だが)ところもそっくりだ。 まさに、歴史は繰り返すということか。 そう、2号機の時代は今のAT機の時代と似ていると思うのだ。 2号機の終わりの時代と今が同じような状況だと考えると、来るべき未来は3号機の時代のようにになるのだろうか。 ところで、3号機はどうなったであろうか。 3号機からは、フルーツの集中は禁止され、集中役のパンク確率は1/300となった。 3号機のアラジンII や チャレンジマン7 は後継機種として注目されたが、やっとのことでひいた集中がすぐにパンクしてしまうせいか、人気は出なかった。 他の機種も同様である。 そして、3号機は2極化が進むこととなった。 2極とは、完全ノーマル機と裏モノである。 完全ノーマル機の代表は山佐のスーパープラネットであり、この時代はどの店でもスープラばかりだった。 山佐以外の台はほとんど裏モノ化したといってもいい。 ワイルドキャッツ 、 ハンター、グレートハンター 、ミスターマジック、トライアンフ、ドリームセブンJr 、セブンボンバー、ペガサス412、ムサシII 、スペーススペクター、リノ 、アメリカーナマグナム、コンチネンタルIII 、 コンチネンタル など これらはいずれも裏モノが存在した機種である。 言い換えれば、3号機の時代は スープラvs裏モノ の時代だった、といってもいいくらいだ。 さて、この辺で現代の話に戻そう。 ST機もAT機もやがて世の中から消えていくらしい。 すると、未来はどうなるのだろうか。 考えられるのは、次の3つだ。 1.純Aタイプの完全ノーマル機ばかりになる。 2.裏モノばかりの暗黒時代になる。 3.まったく新しいゲーム性を持った台が工夫して開発される。 できることなら、3であって欲しいものだ。 パチンコにしろパチスロにしろ、これまで辿ってきた歴史は、開発→規制→開発→規制 の連続だったからだ。 パチンコの場合は、1993年の「ダービー物語事件」やその数年後の「社会的不適合機の撤去」によって活力を奪われ、今は開発のエネルギーはあまりないようだ。 おそらくは、開発を担当する人がやる気を失ってしまっているのだと思う。 パチスロの場合はどうであろうか。 一時的にブームが下火に向かうのは間違いないと思う。 しかし、そのまま下降線をたどるとも思えない。 新しい創意工夫によって未知のゲーム性を持った台が出てくることを期待しているが。 |
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【294】 |
きみ (2003年12月02日 01時06分) |
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これは 【292】 に対する返信です。 | |||
過去のパチスロクイズで思っていたのですが、機種毎の○号機という認識に誤認があると思うのですが。 チャレンジマン(初代)は1.5号機だと思います。 (その他にも、2号機版のクイズで3号機が答えのものもあったと思います。) >1号機と1.5号機の一番の特徴は吸い込み方式を使っていた、ということだった。 >1号機と1.5号機は当局による規制を受けて、やがて2号機の時代となった。 >そして、2号機からは完全確率を義務付けることとなった。 2号機以前では、「吸い込み方式も可能だった」が正しいのではないのでしょうか。 パチスロの今後については、同意見です。 しかし、これには客である我々のニーズも重要だと感じています。 より良いゲーム性を持った台が出てくる事を私も期待します。 |
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