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【19】 | ビーストサップ(前) 元パチプロK (2003年10月29日 23時29分) |
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ビーストサップ実戦記 今日のビーストサップ戦は、いつになく気合がはいっている。 昨日の下見による情報収集も完璧、データ分析はもちろん完璧、加えてビーストサップは今日のイベントの対象機種で、さらに飲み物はアミノサップリを用意した。 これだけの材料をそろえれば、まずは負けないだろう。 午前10時、開店と同時に目的の台にダッシュした。 (なお、本日は副声音として、サップの声も聞けるようになっております。) サップ(以下S)「もう開店の時刻か。さて、今日はどんなカモが来ることやら。カモよ、カモンなんてね。」 元パチプロK(以下K)「よしっ、狙いの台が取れたぞ。後はブン回すだけだな。」 S「なんだか浮浪者みたいな奴が座ったぞ。何だよ、その汚い格好は。金持ってんのか、あんた。」 K「サップちゃん、今日は一日よろしくお願いします。」 S「なれなれしいんだよ。お前と一日付き合うのはゴメンだぜ。絶対に出してやらねえからな。とっとと帰るなり、台を変えるなりしやがれ。」 K「ねえねえ、サップちゃん。この台設定上げだよね。だって、昨日あれだけ撃沈したんだものね。」 S「何言ってんだよ。昨日の撃沈台が今日の設定上げだなんて、そんなことサルでも考えつくよ。お前、さては素人だな。この店はそんなに甘くないんだよ。はっきり教えてやろうか。今日の俺の台は設定1だよ。残念だったな。ちなみに隣の台は設定5だよ。」 K「ねえねえ、隣の台はサップゲームとかにはいったよ。美女といっしよにダンスして楽しそうだよ。あんたもダンスしてみたいと思わないかい?」 S「俺は疲れているんだよ。日本に来て以来、やれCMだの、やれトーク番組だのって忙しくてさ、とうとうパチスロにまでされちまったよ。しばらく休ませてくれ。」 3千円目投入。 K「なんだか演出がないなあ。何か面白そうな演出出してよ。」 S「演出だと。面倒くせえな、そんなもの。本場のアメリカのスロットマシンはよ、レバーをグイってやるだけで、リールなんてトントントンって止まるんだよ。潔いもんじゃねえかよ。日本のパチスロって奴はよ、液晶演出だの、ドットアクションだの、リーチ目だのと、うざいんだよなあ。最近ではリールが勝手にリーチアクションを起こすのもあるそうじゃないか。まったくセコイ日本人の考えることは、訳が分からんよ。」 K「おっと、大食い演出がはじまったぞ。出てきた小役は、リプにベルにスイカか。スイカでも食べ残してくれれば、けっこう熱いかも。あう、なんでスイカから食べるのかな。」 S「そりゃ、スイカは食べ物だからさ。ベルとリプは食べ物じゃないだろ。」 K「それじゃあ、リプとベルも食ってよ。あらら、何でベルを残すかなあ。」 S「あのな、いくら俺でもベルなんか食ったら胃をこわすんだよ。」 K「また、大食い演出だ。今度は、リプにベルにチェリーか。あっと、いきなりチェリーから食べ始めたよ、こいつ。」 S「チェリーは俺の大好物なんだよ。」 K「ついでにリプとベルも食べてよ。ああ、やっぱりリプを残すのね。」 S「何度も同じことを言わすな。リプなんて気色悪いもの食いたかねえよ。」 K「今度は、大食い演出で肉が出てきたぞ。うまそうな肉だねえ。」 S「お前、これがうまそうに見えるのか。どうせ、吉野家の牛丼しか食ったことがないんだろう。もう、結構だ。」 K「野獣なら、こんな肉は一口でペロリでしょ。あれっ、何で残すのかなあ。」 S「まずいんだよ、この肉。おおかたアメリカ産の安い肉に違いない。俺に食ってほしかったら、松坂牛でも出しやがれ。」 |
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【20】 |
元パチプロK (2003年10月29日 23時30分) |
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これは 【19】 に対する返信です。 | |||
(しばらく後) K「サップちゃん、今度は人形を食べ始めたぞ。そんなにお腹減っていたの。あっと、バトル演出に発展したぞ。相手は如月嵐士か。がんばれ、サップ。お前もK1チャンプなら、日本人なんかに負けないだろ。」 S「さて、軽くウォーミングアップでもするか。」 K「よし、ラッシュだ。それいけ、サップ。そこだ。トドメを刺せ。ありゃ、なんで空振りするの?」 S「わざとだよ、わざと。こんな奴、目をつぶっても勝てるけどさ、こいつをKOしちまうとボーナスを放出しなくちゃいけなくなるからな。」 K「あーあ。」 K「今度はパンチングからバトル演出に突入したぞ。相手はウィル・ニコルソンか。今度こそがんばってよ。」 S「やれやれ。」 K「そこだ、いけー。あら、また空振り。やる気あんのかよ。」 S「今の空振り、ちょっとわざとらしかったかな。まあ、これも業務命令だからさ。仕方ないのよ。そのへんのところ、わかってくんな。」 K「隣の台なんてさ、ゴリラと対戦してんだよ、ゴリラ。でもって、またBIGか。もう2箱目に突入したよ。ねえ、あんたもゴリラと対戦してみないかい。」 S「冗談じゃないぜ。何が悲しくって俺がゴリラと対戦しなくちゃいけないんだい。俺はこう見えても人間だよ。見世物小屋じゃないってんだよ、まったく。」 K「あーあ、もう2万円が消えてしまったよ。」 S「あっ、そう。俺は疲れたから少し昼寝するからな。」 K「・・・・・・」 S「おい、今チャンス目出ただろ。気がつかんのか、このボケが。」 K「・・・・・・」 S「それで、抽選結果はと、おう、BIG放出決定だとよ。よかったな。もっとも潜伏期間があるから、少しじらすけどよ。」 K「おっ、久々のバトルだ。しかもバックが燃えてるぞ。これは期待できそうだ。それ行け、サップ。あれー、またダメかよ。」 S「まーだだよ。」 K「むっ。連続してバトルだ。しかも、対戦相手はちっこくて弱弱しい奴(注:タカユキ)だ。これはいくらなんでも勝つでしょ。えー、なんで逃げられるの。ひどいじゃないか、サップ。」 S「うるさいな。もーわかったよ。えい、4thリールでWINだ。」 K「なんだ、やっぱりはいっていたのね。それじゃあ、まず黒いのを狙ってと。」 S「おいっ、なんでREGから狙うんだよ。ふつうBIGからだろ。」 K「やったあ、バケがはずれたよ。BIG確定だ。」 S「嫌だねえ、こういう辛気くさい奴。男なら最初からドーンとBIGを狙うものなんだよ。」 K「さてと、獲得枚数は約430枚か。まずまずだな。問題はこの後だ。ハマリの後はドカーンと連チャンするもんだよね。そうだよね、サップちゃん。」 S「・・・・・・」 K「演出がぜんぜんないなあ。連チャンモードじゃないのか。そんなら、サップゲームでもいいや。お願い、サップゲームにはいってちょうだい。」 S「・・・・・・」 K「静かだ・・・。」 |
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