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【131】

その正体は・・・(中編)  評価

チュウエイ (2014年09月05日 23時59分)

 
 「すいません、遅くなりました」


 「どうも〜はじめまして〜」


 その中に一人だけ、うつむいて私の顔を見ない女の子がいます。


 その子が犯人(ごめんちゃい)だということはすぐにわかりました。


 そしてみんながその子の隣の席をすぐに空ける。


 「こちらへどうぞ〜」


 その子の隣に座った瞬間、ものすごくいい香りがしたのを今でもはっきり覚えています。


 「・・・チュウエイくん、久しぶり」


 ・・・ん?知り合い?


 はて?知り合いにこんな可愛い子いましたっけ?


 つーか、暗いし、うつむいてるし、よくわからないな・・・(汗)


 「・・・あの、すみません、どこかでお会いしましたっけ?」


 「・・・わからない?」


 そう言って初めて顔を上げて私のほうを見ました。


 おお!


 そこに座っていたのはなんと、あの『傘』の女の子でした。


 5年ぶりでしょうか。言葉を交わしたのは実に8年ぶりです。


 いやしかし、この時期の女の子というのはわずか数年で大変身を遂げますね。


 いやはやほんと、お美しくなられたもんです。


 「うん、ほんと、久しぶりだね」


 ・・・えっと、こういうときはどんな会話をすればいいのでしょうか。誰か教えてください(汗)


 「8年ぶりだよ」


 「えっ、何が?」


 「こうやって話すの」


 「ああ、そっか・・・あのときは、その・・・」


 「何でこうなっちゃったんだろうね・・・」


 「ごめん、言い訳するつもりはないけど・・・」


 「ううん、いいの、全部私のせい。

  私ね、ずっと考えてたんだ。何でチュウエイくん、先輩に傘貸したんだろうって。

  ・・・実はね、私、直接聞いたんだ、先輩に。

  でもそれでもやっぱり複雑で、よくわからなくて・・・」




 『すいませーん、久しぶりの再会ジャマして悪いっすけど、カラオケなんで歌ってもいいっすか』




 「おう、気にせずガンガン歌ってくれ。オレもすぐに入れるから」


 うぅ、やっぱり何を言えばいいのかさっぱりわからん。最近パチンコ台としか会話してなかったしな(汗)


 生身の女の子はあまりにもハードルが高すぎます(汗)


 「・・・えっと、多分、3年も声かけなかったくらいだから、今でもオレのこと信じられないと思うけど、オレまだあの傘持ってるよ」


 何言ってんだ、オレは・・・


 「え?何?」


 「あっ、いや、なんでもない。とりあえず歌おうよ。つーか、オレの歌聴いて泣くなよ(笑)」


 「おぉ、何だかよくわからんが、とりあえずすごい自信だ(笑)じゃあハンカチ準備しとくね(笑)」


 おっと、まさかその台詞を知っていたとは(笑)


 豪語した以上、ここは十八番のあのバラードで責めるっきゃないね。


 ・・・うぅ(泣)


 あらま、少し見ない間にノリがよくなりましたなぁ。


 それから数時間の楽しいひととき。


 二人に多くの言葉は必要ありませんでした。


 
【130】

その正体は・・・(後編)  評価

チュウエイ (2014年09月09日 00時14分)

 
 その後、お互いあの話には一切触れませんでしたが、楽しく歌っているだけで、8年前のあの入学当時の二人に戻れたような気がしました。


 ・・・でも、私の中には一つだけ、歌っている間に芽生えた危惧が一つだけ、心の片隅にありました。


 そしてその危惧は多分、お酒の勢いも後押しして現実のものになる。


 そう思っていました。


 そしてやっぱり、そういう予想だけは当たるんですよね・・・


 できうれば、そのことには触れず、もう少し、あと少しの期間は、折角戻れたあの頃の二人のままでいたかった・・・




 私の回答は決まっていました。


 そしてそれは嘘の回答。


 楽しいひとときの中にあっても、そのことについては色々考え、そう結論づけました。




 「なんか酔いが醒めちゃったな。

  いっぱい後悔したけど、今日チュウエイくんと会って、あの日に戻れた気がした。

  だからもう過去は関係ないって思った。

  でもやっぱり、結局最後は後悔に戻っちゃった・・・

  もし、もしあのことがなかったら、私たち、違う結果だったのかな?」




 【もう少し、あと少しだけ猶予をくれたら、違う結果が出せた】




 そのときは本気でそう思っていました。


 でも結局、自身に対する言い訳でしかありませんでした。


 自分に誇りが持てなかった。それだけの意識を持って毎日を過ごしていなかった。


 自覚はありませんでしたけど、色んな意味で自信がなかったのでしょう。自分にも、そして周りにも・・・


 そう、時間が解決するものだと勝手に思っていたのです。


 その自分勝手な思い込みが、これまでどれだけの人を傷つけてきたことでしょう・・・




 人は失敗をする生き物です。ある意味、そのほうが健全なのかもしれません。


 でもそれを次に活かさなければ、それは何も意味を成しません。


 ときには同じ過ちを繰り返してしまうこともあるでしょう。


 でも、でも、それでもいいと思うのです。


 そのことを常に意識している限り、それは決して『間違い』にはならないし、意識しているからこそ、人はずっと成長し続けることができる。


 そう思える自分であり続けたい。




 過去を思い出し、そんなことを考えていた夏の午後でした。

 


 
【129】

ドラ泣き  評価

チュウエイ (2014年08月13日 01時04分)


 昨日、娘と『スタンドバイミードラえもん』を観てきました。


 ドラえもんはほぼ一通り見てると思うので、ストーリーはわかっていましたが、それでもやっぱりボロ泣きでした。


 何度見ても泣いてしまいますね。


 映画終わってエンドロールが始まると、大体ちらほらと席を立つ人が出てくるものですが、昨日は誰一人として席を立つ人はいませんでした。


 これまで数えくれないくらい映画館に足を運びましたが、こんなことは初めてでした。

 
【128】

改心  評価

チュウエイ (2014年08月10日 01時17分)


 このまま落とそうと思っていましたが、今日、槇原敬之の歌を聴いていて『そうじゃない』何かを感じました。


 もう少しだけ頑張ってみようと思います。


 とりあえず謝罪しときます。


 前回の書き込み、後から自分で読んでみても重いですね。


 申し訳ありません。以後、このことには触れないことに致します。


 ではまた。

 
【127】

RE:甘乙女にハマった私。  評価

チュウエイ (2014年07月28日 00時45分)


 皆さん、こんばんは。


 えっと、今日というか今、すごい自己嫌悪に陥っています。


 実は今日、妻と取っ組み合いの喧嘩をしてしまったんです。


 娘の目の前で・・・


 事の発端は、新婚当初まで遡ります。


 以前書きましたが、私は若い頃出会い系サイトをよく利用してまして、結婚してからもまだ続いていたんです。


 そういう問題じゃないというのは重々わかっていますが、一応、結婚してからは一度も会っていません。メールのやり取りだけです。


 そしてその事実がバレて、当たり前ですがすごくもめて、もう絶対にしないという約束で何とか落ち着いました。


 そしてそれからは一度もそういうサイトはやっていないし、やましい店とかにも行っていません。


 でもですね、一度そういうことがあると、やっぱり心の底から私のことを信じるというのは難しいんでしょうね。


 そのことも私自身は重々自覚しておりまして、ことあるごとに疑われてきたのですが、仕方ないとずっとこらえてきました。


 そのたびに身の潔白を主張・証明し、今までやってきたのですが、またしても今日、疑われたのです。


 当然、事の発端、そしてその非が私にあるのはわかります。


 だからこそ、『もう絶対にしない』と心に誓って、何年も全うな生活を送ってきたつもりです。


 でも今日、改めて感じました。妻は私のことを信じていないというか、心の底から疑っているのだと。


 色んな出費やパチンコで負けが続いてお金がなくなったのですが、『それは絶対嘘、絶対やましいことをしてる』と言うのです。


 これまで、疑われるたびに、『自分に原因がある、でも、いつかは信じてくれるときが来る』そう思ってずっとこらえてきました。


 でも、何年かけても、その疑いが全く晴れていないということを痛切に感じたのです。


 それで思わず、左の頬を平手打ちしてしまったのです。


 そして妻は怒り、「ふざけんな」と言って何度も私の顔をグーで殴りました。


 私もそれ以上に頭に血が昇っていたので、思わず私もこぶしで妻の顔を殴りそうになりました。


 でも何とか、そこは踏みとどまることができました。多分、娘の前で、私も同じように殴り返していたら、もう完全に終わっていたことでしょう。


 私が悪いのはわかっています。でもこの先、信じられないままの生活をずっと続けていくことが本当に正しいことなのか・・・


 そういう疑問が、今私の中に芽生えています。


 これから先、どうすべきかということについて、しばらく真剣に考えようと思います。


 当分書き込みをする気にはならないと思いますので、落ちてしまった場合は、その節、ご理解ください。


 ただ、娘の目の前で喧嘩してしまったこと、それだけはすごく後悔しています。


 色んな意味で、色んな人に対して、本当に申し訳ありません。
【126】

そんなんあり?(前編)  評価

チュウエイ (2014年07月25日 01時14分)



 井森美幸って独身でしたっけ?


 井森って、すごく綺麗だと思うんですけどね。


 明るいし、多分、性格もめっちゃいいと思います。


 これでデカパイだったら最強なんですけどね。


 って、何の話や!!


 の、チュウエイでございます(笑)


 のりピーは1コ先輩でしたけど、こちらも負けず劣らず可愛かったなぁ。


 と、地元ネタであったまったところで本題。


 ところ変わってこちらは神奈川。


 一昨日、仕事で京急に乗って横須賀まで行ったんですけど、電車の中でかなりたくさんの女子高生を見かけました。


 ・・・って何で女子限定なんじゃい!!


 いやいや、ほんとなんですよ。男子生徒はほとんど見かけないのに、女子だけはうじゃうじゃいるというね。


 しかも通学の時間帯に限らず、結構な数いましたね。


 っていうか、もう夏休みですよね。


 娘は夏休みに入ったけど、高校は違うのかな?


 あっ、いや、夏休みだから朝の10時とか11時とかの中途半端な時間帯でも見かけるのかな。


 でも駅周辺でウロウロしている子たちを見てると、とてもじゃないけど学校に行ってるような感じではなかったですけどね。


 ・・・とまあ、普段電車に乗らない私には、少し違和感のある光景でした。


 そういえば、私は夏休みに学校に行った記憶ってないですね(汗)


 夏休みの学校に、用事なんて何一つない!!


 
【125】

そんなんあり?(後編)  評価

チュウエイ (2014年07月25日 01時14分)



 と、それはさておき、電車に乗ると思いだすことがあります。


 また地元に戻ってここは福岡。


 先輩と一緒に電車に乗っていると、対面に3人組の悪ガキが座ってきました。


 そして座るなりいきなりガンを飛ばしてきたのです。


 一体何なんだ、こいつら・・・


 何気なく先輩を見ると、ニヤニヤしながらあいつらを見ています。


 ・・・って、原因はこちらでしたか(汗)


 面倒くさいから他人のふりしとこっと。


 と、そこへ一人の女の子があいつらのところへ来て、何やら仲良さげに話を始めました。


 う〜ん・・・何でしょうかねぇ、あんなブッサイクな野郎どもに親しく話す女の子。


 不思議ですねぇ。


 そして無性に腹立たしくなるというか、イライラしてくるのです。


 私の勘違いかもしれませんが、あいつらが『どうだ』みたいな感じでニヤついた顔をしたんですよ。


 その姿を見てどうしても許せなくなったんですよねぇ。


 で、抑えきれずに爆発してしまいます(汗)


 「次の駅で降りろ」


 降りた駅は西鉄久留米駅。とりあえずロータリーの右手の路地の辺りに連れていこうと思ってました。


 で、このあと大失態をしてしまうのです。


 先導する形で前を歩いていたんですが、階段に差し掛かった瞬間、後ろから思いっきり跳び蹴りを食らったのです。


 3〜4mほど飛んだんですかね、階段から転げ落ちました。


 そして不覚にも手首を捻ってしまって、あまりの激痛に、追いかける気にもなりませんでした。


 そして、今でも目に焼き付いて離れない光景。


 この野郎と思って見上げた私の目に入ってきたのは、何と、あっかんべえをして去っていくあの女の子の姿だったのです。


 マジですよ。この歳になってあっかんべえをされるとは夢にも思っていませんでしたよ。


 そしてその後ろには、ニヤついた顔のあいつらが・・・


 

 「チュウエイちゃん、マジだっさ〜い」


 いやいや、そんな冗談言ってないで早く・・・って、それは戦闘意欲ゼロの顔ですね・・・はいはい、わかりましたよ。


 それからどれくらい経ったころでしょうか、ほとんど時間は経ってなかったと思うんですが、すぐに警官がやってきましたよ。


 ハイエナかあんたらは(笑)


 「いきなり突き落とされたんだって?」


 「あっ、いえ、こいつ、女の子に見とれてて足踏み外しただけなんですよ」


 んなわけねぇだろ(怒)


 「ただのガキの喧嘩っすから、気にしないでください」




 いやしかし、こんなにも無様な姿を晒すことになるとは夢にも思っていませんでしたね。


 まぁでもはっきり言って、完全にただの僻みですからね。


 ・・・と、今は思えますけど、当時ははらわた煮えくり返って、居ても立っても居られませんでしたけどね(笑)





 いつもなら 一番先に キレるのに こういうときは 冷静なのね

 
【124】

秘めた思いと現実と(前編)  評価

チュウエイ (2014年07月18日 23時43分)

 「チュウエイ、帰り一緒にマック行こ」




 その日の授業が終わり、そう声をかける人がいます。


 男友達ではありません。


 中学一年のあの一件以来、私を取り巻く環境は大きく変化をしました。


 鬼神と出会ったのも、そのことで名前が売れて間もない頃のことでした。


 そういうこともあってか、同級生の中で私のことを呼び捨てにする人はいませんでした。


 ただ一人、その子だけを除いては・・・


 仲良くなったから呼び捨てにするようになった訳ではありません。


 その子は最初から、私のことをそのように呼んでいたのです。


 『こいつ一体何なんだ?何で呼び捨てなんだ?男だったら間違いなくぶん殴ってる』


 そう思ったものでした。


 でも一方で、私にとっては新鮮というか、不思議な感覚があったのも確かです。


 そしてもう一つ。


 その子はなぜか、自分のことを『オレ』って言うんです。これがすごく違和感があったんです。


 この二つのことが、本当に不思議だったのです。


 なぜ人を呼び捨てにするのか、なぜ女の子なのに自分のことをオレって言うのか。


 まぁそこまで気になってた訳ではないのですが、一回聞いてやろうと思って、いつもは断るのですが、その日は付き合うことにしました。




 「モスだったら行ってやるよ」


 「マックのほうが安いじゃんか」


 「じゃあ行かね」


 「わかったよ、モスでいいよ」




 しかしこいつ、見れば見るほど、考えれば考えるほど不思議なやつだな・・・


 

 「お前さ、何で人のこと呼び捨てにしてんの?

  あと何で自分のことオレって言うんだよ。

  おかしいだろ、親は何も言わねぇのか、親は」




 「うん、言わないねぇ。っていうか、そういうチュウエイは何でオレのことお前呼ばわりすんのさ」




 う、ああ言えばこう言う・・・


 そんなことを思っていたら、いきなりこんなことを言いだした。




 「チュウエイさ、オレ、髪伸ばそうと思うんだけど、どう思う?」




 「は?

    んなもん勝手に伸ばしゃいいだろ。

  つーか何だよ伸ばすって。

  普通、そういうときは『切ろうと思ってるんだけど』だろ。

  一気に伸びる訳じゃねぇんだから、んなもん静かに伸ばせ」




 「ははっ、チュウエイおもろい」




 ・・・この野郎(怒)




 「やっぱり切れ。オレの意見を聞きたいんだったら切れ。オレはショートのほうが好きだから、切れ」


 「へぇ〜、チュウエイ、ショートのほうがいいんだ、ほうほう」




 くそっ、やっぱりこいつとは合わん。つーか本当に何なんだこいつは。胸くそ悪い。




 「帰る」


 「ちょっと待ってよ、何怒ってんのさ」


  
【123】

秘めた思いと現実と(後編)  評価

チュウエイ (2014年07月18日 23時29分)



 次の日、学校に着くと何だか騒がしい。




 「何かあったんか?」


 「うん、チュウエイくん、見て、あれ」




 ・・・!?


 私は自分の目を疑いました。一瞬、男かと思ってしまいました。


 そう、そこには、GIジェーンのように短髪になったその子がいたのです。




 「お、チュウエイ、おはよう」


 「おはようじゃねぇよ、ちょっと来い」

 「お前何なんだよその頭は」


 「チュウエイが切れって言ったじゃん」


 「言ったけどよ、あんなん、言葉の綾っつうか、勢いで言っただけだろ。それくらいわかるだろ」


 「わかりませーん。じゃあ何、ショートが好きっていうのは嘘なの?」


 「嘘じゃねぇけどそりゃ極端すぎるだろ」


 「似合ってない?」


 「だからそういう問題じゃなくて・・・」




 「・・・やっぱりチュウエイ気にするんだ、周りの評判とか噂とか。

  私は誰にも言ってないし言わないよ。チュウエイが切れって言ったから切ったなんて。

  ・・・私知ってるよ。私のことで色んな噂があるってこと。

  でも私は全く気にしてないよ。

  どんな噂が流れたって、真実は一つ。それでいいじゃん。そう思ってるよ」




 私はハッとすると同時に、ものすごい罪悪感に駆られました。


 たしかにその子には色んな噂がありました。でも私は、何一つとしてその真偽のほどを知らないのです。


 そして思い出したのです。


 その子には親はなく、親族のところにお世話になっているという噂があることを。


 そして初めて知るのです。


 その子がわざと自分のことを『オレ』って言ってるということに。


 自然と出ている訳ではなく、意図してそのように言っているということに。




 それからしばらくして、またこんな噂が立ちました。




 「チュウエイくん知ってる?○○、学校辞めるんだって」


 「そんな噂気にすんな」


 「うん、でも、何か本当みたいなんだ」


 「・・・」




 「お前、学校辞めるんか?」


 「・・・うん」


 「そっか・・・学校、楽しくないか?」


 「ううん、楽しいよ」


 「そっか、じゃあ何も聞かない。でも最後に、2つだけオレの願いを聞いてくれないか?」


 「うん、最後じゃないけど、なに?」


 「人のことを呼び捨てにするのはもうやめろ。あと、自分のことをオレって言うな」


 「うんわかった。じゃあ私からもチュウエイくんにお願い。

  人のことをお前って言うのはやめて。誰だって名前があるよ。

  名前で呼ぶのが人として最低限のことだと思う。

  お前なんて言われたら、誰だって悲しいよ」


 「うん、そうだな、悪かった、ごめん」




 その3週間後、そのこは大阪へ引っ越しました。




 あれからどれだけの月日が流れたのでしょうか。


 今になってやっと、何となくわかるのです。


 その子が私のことを呼び捨てにしていた意図が、そして、自分のことをオレって言ってた理由が。


 そして思うのです。


 その子もまた、精一杯の『やせ我慢』をしていたのだろうと・・・




 気づかない 気づいてくれない もどかしさ 気づいたときには そこにはいない・・・

 

  
【122】

暗中模索と自己嫌悪  評価

チュウエイ (2014年07月16日 23時52分)

 
 皆さん、こんばんは。永遠の17歳、チュウエイでございます。


 ・・・えっとですね、実は、今日は少し泣き言を言おうかと思っていたんです。


 でもですね、今日、家に帰ると、いつもは既に就寝している娘が、今日は寝ずにずっと待っててくれたんです。


 他愛もない話しかしませんでしたが、すごく嬉しかった。助けられました。


 このタイミングは一体何なんでしょうかね。全てはお見通しということでしょうか。


 色んな意味で立ち直るというか、気持ちを切り替えることができました。本当に感謝です。




 毎朝5時前には家を出、夜中の0時前後まで一気に突っ走る毎日。


 私の心の休まる時間は、通勤と帰宅時の車の中くらいでしょうか。


 なので車の中では色んなことが頭を巡ります。自分の進むべき道、取るべき道、本当にこれでいいのだろうかと。


 ここ数週間は週末にゆっくり過ごせたので助かりましたが、欲を言えば、というより本音は、いくら平日と言えども、夜くらいは家でのんびり過ごしたい。


 せめて1時間くらいは、何の危惧もせず、ある意味、何も考えずに楽しくロムしたり、書き込みをする時間くらいはほしい・・・


 そんな願望というか、妄想を抱いてしまいます。




 これが、この現状が、このトピの目的がキャッチボールではなく、投げキッスである理由です。


 ・・・って結局、思いっきり泣き言書いてるじゃん(汗)


 失礼しました。



 幾多もの 試練を超えて 今がある その真実に 曇りはないさ

  
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