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【141】

とうとう私も?  評価

チュウエイ (2014年10月01日 00時15分)


 先日、といっても結構前になりますが、久しぶりに妻の実家に行きました。


 そのとき妻の姉も来てて、これまた久しぶりに話をしました。


 私より年下ですけれど、当然のように私より数段しっかりしてます(汗)


 と、それはさておき、色んな話をした中で2つほど。


 義姉の娘(中学生)は、地元のラビッツというグループで活動しているのですが、ファンの方からもらったものがあるというので、それをちょっと見せてもらいました。


 それはファンの方が作った写真集。コンサートやイベント時に撮影した、その方しか持っていないオリジナル写真の数々。


 そして圧巻は、その写真を収めるアルバム。全て手作りでかなり手の込んだもの。まさに職人。


 聞けば、そのファンの方というのは、お子さんのいない夫婦の旦那さんだという。


 ほとんどのイベントに来てくれているとのこと。ありがたいことです。


 義姉の娘にとって、忘れられない、大切な宝物となったことでしょう。本当にありがたいと思います。


 

 さて、話は変わって、なぜか話題はスマホへと。


 当然義姉はスマホですが、私と妻はいまだにガラ携。


 義姉曰く、「はあ?スマホじゃないの?あんたはいいけど、チュウエイさんはあかんやろ」


 何があかんのかと言いますと、見た目と言いますか、まあいわゆる、恥ずかしい恥ずかしくないの世界。


 詰まるところ、旦那さんが辱めを受けるのはあかんということらしいです。


 まぁでもはっきり申しまして、私にとってスマホなんぞどうでもいいし興味なし、アウトオブ眼中。恥ずかしいとも何とも思いません。


 正直、日々の生活の中で、私が携帯をイジることはまずありません。


 車通勤だし、仕事中はそんな余裕ないし、イジるとすれば仕事終わって家に帰ってからですが、家にはパソコンがあるので携帯なんて用なし。


 私にとってスマホである必要性は何一つありません。


 だからこのガラ携、完全にこの世から消えてなくなるまで使い切ってやりますよ(笑)


 でもなぜか妻が意外な反応を。


 どういう思考を踏んだのかはよくわかりませんが、どうやらスマホに買い替えることを決意したみたいです。


 で、後日、ソフトバンクへ。


 「パパもスマホに替えると?」


 「みたいだね」


 「でもなんでケチのママがスマホに替えようと思ったっちゃろ」


 「パパもわからん」


 でもすごい勘違いをしてたらしくて、どんなに安いプランでも、妻の許容をはるかに超えていたみたいです。


 「・・・やっぱりまだいいよね?」


 ・・・なんじゃそりゃ。


 娘曰く、「だと思ったっちゃん」


 だとさ。





 リモコンか? デカい昔の 携帯さ でもあるだけで いいじゃないの〜

 
【140】

あの日のこと  評価

チュウエイ (2014年09月27日 02時51分)


 今日は珍しく時間があったので、久しぶりに他のトピを覗いていました。


 そしたらまさごさんの名前が出てたんでちょっとびっくりしました。


 色々考えたのですが、やっぱり少しだけ触れておきたいと思います。


 まさごさんのトピが落ちてから、もう2年くらい経つことになるのでしょうか。


 でも未だにまさごさんの名前が出てくるということは、理由や形はどうあれ、それがやっぱり証なのだと思います。


 まさごさんは最後に、落ちトピが残ってしまうのは残念と書かれていましたけど、それはやっぱり違うのだと思います。


 たとえ記録として残らなくても、それは記憶として残る。それが人間の持つ素晴らしい能力であり、全てのことに意義があるという証。


 そう思います。


 まさごさんが笑夏さんのトピに書き込みをされた日のこと、私は今でもはっきり覚えています。


 その日はたまたま、今日と同じように何気なくトピを覗いていて、まさごさんの書き込みが目に入りました。


 正直、すごくびっくりしました。客観的に見てると、すごくキツイ言い方で、「いくらなんでもあれは・・・」と思い、すぐさまメールしました。


 でもメールの先のまさごさんは、いつもと変わらぬ私の尊敬するまさごさんでした。


 まさごさんの思いを聞いた私は、このときつくづく、言葉だけで真意を伝えるのは本当に難しいなと感じました。


 でも多分、笑夏さんを始め、私と同じように感じてる人が大半だと思ったから、再度、書き込みをしたほうがいいと勧めたのですが、まさごさんは書き込みをされませんでした。


 でも、「あれじゃ悪い印象を残しただけだ」と思っていた私は、何回も書き込みをするよう勧めました。


 それでもまさごさんは書き込みをされませんでした。


 今にして思えば、まさごさんは最初から、あの書き込みを最後と決められておられたのかもしれません。


 たかが談話室。されど談話室。この、言葉だけの世界で、さまざまな人の思いが交錯し、揺れる人間模様。


 完璧な人間など存在しない。


 誰だって、自分をわかってほしい、理解してほしいと思う気持ちが少なからずあると思う。


 でももしかしたら、本当の理解というものは、自分が自分であるために、自己の中にだけ存在すればいいのかもしれない。


 あのときの笑夏さんのレス、そして、あのときのまさごさんを見ていて、そんなことを感じておりました。

 
【139】

二つの嘘(その1)  評価

チュウエイ (2014年09月21日 01時54分)



 若いころ、知り合いのペケジェイ(私はバイクとか興味がなかったので、一般的にこれで通じるのかはよくわかりませんが、地元のヤツらはみんなそう呼んでました)を借りて走っていたときのこと。


 前方を走っている乗用車の様子がなんかおかしい。


 居眠り運転のような蛇行ではないけれど、ときどき、『それはちょっと寄り過ぎだろ』というような片寄った走り方をしていました。


 そして、その前方を走っていたトラックが、赤信号に差し掛かったため減速。


 でもその乗用車のブレーキランプは付かず、減速の兆しが見られない。


 『おいおい、まさか・・・』


 なんとか直前で気づいたらしく、急ブレーキをかけるも間に合わず、結構な勢いで衝突。


 『マジか・・・』


 車の状況から、相当な怪我を負っただろうと推測しました。


 とりあえず私は、私の後ろを走っていた若い綺麗な女性(全く関係のない情報ですが、本当に綺麗だったんで、つい・・・(汗))に、「すみませんけど、救急車を呼んで頂けませんか?」と頼み、すぐさま事故った車のところへ。


 内心、『死んでいるかもしれない』という危惧もありました。


 でもよかった。頭から出血しているが意識はある。


 「大丈夫ですか?」


 「・・・」


 私は正直なところ、ちょっとしたパニックに陥っていました。


 『次にオレがやらなきゃならないことは・・・』


 色々考えていると、その男性が「すいませんけど、ここから出してもらえませんか?」と言ってきました。


 私は、救急車が来るまでそのまま動かないほうがいいんじゃないかなと思ったのですが、体勢的にすごくキツイと言うので、抱きかかえて歩道に寝かせました。


 そして先ほどの女性が、「救急車呼んだよ」と教えてくれました。


 「あの、何度も申し訳ありませんが、今度は警察に連絡して頂けないでしょうか?」


 「うん、わかった」


 そしてやっとトラックの運ちゃんが降りてきました。


 『なんだこいつ、今頃降りてきやがって。被害者なのはわかるけど、ちゃんと対応しろよ』と思っていたら、その運ちゃんは衝突の衝撃で腰を痛めてたみたいでした。すみません(汗)


 さて、事故を起こした本人はというと、意識ははっきりしているが、激痛があるようですごく苦しそうだ。


 あと、頭部からの出血が結構な量。手足とかだったら、心臓に近いところを押さえて止血すればいいんだろうけど、頭はどうやって止めればいいんだろうか・・・


 とりあえず、多少はましだろうと思い、持っていたタオルで出血している部分を押さえました。


 そしてまた先ほどの女性。


 「警察連絡したよ。次は何をすればいい?」


 ああ、この人本当にいい人だ。

 
 
【138】

二つの嘘(その2)  評価

チュウエイ (2014年09月21日 01時53分)



 「じゃあすみませんけど、救急車来るまで変わりにここ押さえててもらえます?結構渋滞してしまったんで、救急車来るのに支障ないように、私ちょっと車の誘導しますから」


 片側一車線の道路だったけど、幸い交差点で右折レーンがある。ここをうまく利用すれば解消できるだろう。




 そして救急車が来て、異常なく傷者を搬送。


 『あとは警察だけか・・・』


 と、そこで私は重大なことに気付くのです。


 警察が来たら、目撃者として色々なことを聞かれるでしょう。そして多分、住所や氏名、連絡先なども聞かれるんじゃないかと。


 更に、身分証明書、つまり、免許証を見せてくれって言われるんじゃないだろうかと思ったのです。


 『こりゃヤバいことになったぞ・・・』


 もう時効なのではっきり言いますが、そうです、私は免許を持っていないのです。


 つまり、無免許運転をしてた訳です(汗)


 『どうしよう・・・』





 車も流れるようになったところで、私は一つの決心をします。はっきり言って相当焦っておりました。


 そして向かったさきは、あの女性のところ。


 「あの、何度も何度も申し訳ありませんけど、私、実はどうしてもはずせない急用があるんです。なので、できればあとのことをお願いしたいのですが・・・」


 「うんわかった。じゃあ連絡先を・・・」


 「・・・本当に申し訳ありません。本当に身勝手なお願いなんですけど、できれば、私はここに居なかったことにして頂けないでしょうか?」


 「えっ?さすがにそれはムリだよ」


 「本当に申し訳ありません。私のほうから、トラックの運転手さんにも話しておきますので、うまく口を合わせてもらえないでしょうか?」


 「・・・うんわかった。でも、どうなるかはわからないよ」


 「ええ、もちろんです。どんな結果になろうと、私に文句を言う権利なんて一つもありませんから」


 そして私はトラックの運ちゃんにも了承を得、すぐさま離脱。300mほどで警察とすれ違う。間一髪、間に合った。




 その後、どうなったのかは私は知りません。でも、私の身にはなにも起こらなかったので、二人がうまくやってくれたんだと思います。


 私はその後も、そのことは一切気にせず、毎日をのうのうと過ごしていました。


 ・・・でも私は嘘をつき、そして、関係のない人たちにまで嘘をつかせたのです。


 あのときは自分を守ることしか頭になくて、そのことだけに精一杯でした。


 そして、数年の時を経て、このことを思い出した私に降りかかった罪悪感というものは、本当にもう、ハンパなかったです。


 結局、というかやっぱり、後ろめたいことをしているときって、絶対何か起こるんですよね。


 そしてその結果、残るのは後悔と罪悪感だけ。


 あることがきっかけで、私はまたこのことを思い出しました。


 そして、私は今一度、このことをしっかりと心に刻み込まなければならないと、強く思ったのでした。





 人はみな 個々それぞれに 歩み立ち でもその全て ある過点へと



 
【137】

ジジイの老後と秘めた思いと(その1)  評価

チュウエイ (2014年09月21日 00時45分)



 若いころ、ジュリアナ東京で踊りまくってたハイガールの皆さま、おばんでございます。いかがお過ごしでしょうか。


 今日は週の真ん中水曜日、真ん中○っこり・・・え?今日は水曜じゃない?またまたお客さん、そんなご冗談を・・・のチュウエイでございます。


 さて、皆さまは老後について考えることはありますでしょうか。


 まぁ一口に老後と言っても、その解釈は様々でしょうし、その定義も変わりつつある昨今ですが、ここでは自身の定年後、若しくは旦那さんが定年をされたあとのこととしましょう。


 若いころは、老後のことを考えるなんて『ジジくさ』と思っていましたが、いい加減、そういうことを考えなければならない時期に来たのでしょうかね。


 まぁもっとも、若いころは長生きしないと思っていたし、そのつもりもありませんでしたからね。


 ・・・でも多分、私は120歳くらいまで生きるでしょう(笑)


 そうすると、人生の半分はここで言う『老後』になるので、おざなりにする訳にはいきません。


 今とは真逆で、多分、時間だけは腐るほどあるでしょうから、夢は膨らみます。


 旅行したり、ゴルフしたり、飲みに行ったり、パチンコしたり・・・ヨダレが出そうです(笑)


 でも、これらを行うには資本が必要です。


 それは健康な体・体力、そしてお金。どちらが欠けても成り立ちません。


 老後を桜花するためには、今のうちからこれらのことを念頭においた行動が必要でしょう。


 端的に言えば、健康維持、あわよくば増進のための運動、そして貯蓄。


 若いころはずっと、今くらいの時期から40代後半くらいまでの間に、仕事は辞めようと思っていました。


 そしてその後はパチンコで生活するつもりでした。本気でそう思っていました。


 でももう、今となっては叶わぬ夢。


 半世紀もの間、仕事なしで生活していくためには、相応の準備が必要です。


 今は2000万ちょっと貯蓄がありますが、家を買ったらたちまちマイナスになってしまいます。


 全くもってアテになるお金ではありません。さて、どうしたもんでしょうか・・・


 
【136】

ジジイの老後と秘めた思いと(その2)  評価

チュウエイ (2014年09月21日 00時44分)



 昔は、『なるようにしかならない』と楽観的で、正直、今もその本質は変わっていませんが、やっぱり少しはそういうことを考えなければならない時期に来ているのかもしれません。


 退職金や年金、そして仕事以外の収入が『アテ』になりえるかどうかは、現時点では不透明でしょう。


 確実な『アテ』はやはり、貯蓄と仕事以外にはないのかもしれません。


 そしてその仕事に焦点を当てると、こんなことを思ってしまうのです。


 今も少しずつそうなりつつありますが、私のその頃には多分、70歳くらいまで働くのが当たり前の時代になっていることでしょう。


 そういうことを考えたとき、私は少し複雑になります。


 当然、収入がなければ、蓄えはいつしか底をついてしまいます。


 ある時点、いわゆるここで言う当初の『老後』の時点における、残された猶予(あくまで推測における仮定、人によってはその最大限、あるいは年金受給まで)と蓄えを天秤にかけたとき、おのずとその結論が出るのでしょうが、どうしてもその結論を根底から覆したい子供じみた自分がいるのです。


 えっと、何て言えばいいんですかね、以前書いた【100ではなく99】の本質がここにはあるのですが、安全なレールに乗るのではなく、困難な1%にかけてみたいというか・・・


 ちょっとカッコつけた言い方をしましたが、要はただ単にひねくれてるだけなんですけどね(汗)


 ・・・と、またいつもの如く回りくどい言い回しで何を言いたいのかよくわからなかったと思いますが、もし万が一、この書き込みを見られた方がおられて、そして、その方が少しでも『未来のための今』について考えるきっかけになれば幸いでございます。





 「オヤジくさ」 我のふり見て 娘言う 臭くはないよ そのものなのさ


 
【135】

変わりゆくもの  評価

チュウエイ (2014年09月08日 23時32分)


 有森裕子選手がオリンピックでメダルを獲ったころ、私はよく、有森選手に似ていると言われていました。


 『チュウエイくんって女顔だよね』


 そう言われる私は複雑。


 ・・・そう言えば、小っちゃい頃はよく女の子に間違えられていました。


 まぁ小っちゃい頃は女の子のようなというか、ボーイッシュな髪型してましたからね。


 でも私は中学以降、一度も髪を伸ばしたことがありません。


 一番伸ばしたときでもトップが3〜4cmほどのベリーショートが最高(本当にトップだけで、フロントやサイド、バックは長いところでも1cm程度)


 強く嫌だと思ったことはないし、その反動だとも思ってないですけど、自分でもよくわからない複雑な心境と、少なからずあった髪を伸ばすことに対する抵抗。


 元来の面倒臭がり屋なので、手入れが楽な短髪のほうがいい。根底にはそれがあったと思いますが・・・


 そう言えば、GIジェーンのあの子も言ってました。


 「これってやめられないね」


 髪を切ったその日は、カルチャーショックを受けると同時に、あまりの感動に、ものすごく気持ちが高揚したそうです。


 『短髪って、こんなにも手間いらずなんだ』


 女の子の髪の手入れは大変でしょう。シャンプー自体も男の比ではないでしょうし、リンスもトリートメントも必須。


 洗い終わったら乾かさないといけないし、それにも気を遣うでしょう。


 でも短髪だったらシャンプーなんてあっという間。リンスもトリートメントも不要。


 自然乾燥当たり前。


 この手軽さ神がかり。感謝感激雨あられ。


 極端に言えば、シャンプーや洗顔フォームがなくても、ボディシャン一つで事足りる。


 というより、実際私は石けん一つで全身を洗ってた時期もある・・・って私だけか(汗)




 ・・・と、そんな私がなぜか今は、髪を伸ばしてみようかなと少しだけ思っています。


 思い描くのは、ダイヤモンドユカイ(完全にイメージのみで話してますが)とか若い頃の中村雅俊。


 さて、今の私の根底にあるものは何でしょうか。




 ・・・と、そんな誰も興味のないフリは置いといて、最後に一つ。




 人の心も環境も、時代の流れとともに変わっていくけれど、歴史もまた、時代の流れとともに塗り替えられていく。


 そしてまたその瞬間がやってきた。


 私が生きているうちには実現しないと思っていた、想像すらしなかった快挙。


 でもまだ序章に過ぎない。


 頑張れ、錦織選手。


 ・・・そして、みんなのうた『日々』を聴いて涙している私がいた。





 事あるに 『髪を伸ばして』 言われきた 拒む自分の 芯もわからず

 
【134】

目指してきたもの(独り言)  評価

チュウエイ (2014年09月06日 01時29分)


 私が目指してきたものは何だろう。


 一切の関与、指図も受けることなく、自由気ままに生きてきた。


 思えば、親に「○○しろ」と言われた記憶はほとんどない。


 悪さをして怒られたのは中学校にあがる頃くらいまで。


 それ以降は、私が過ちを犯しても、親は黙って見守っていた。


 若いころはどんなに悪さをしても、大抵は『ごめんなさい』で片がつく。それで片がつかないことなんて、実はほとんどないのかもしれない。


 親が介入してくるのは、その一線を越えたときだけ。


 小学校のときはランドセルを背負っていたが、中学以降、カバンを学校に持っていった記憶はほとんどない。


 教科書の住処は学校。私の家に居候することはまずなかった。


 進学した高校は名前さえ書けば合格するようなボンクラ校。巷でも有名な2大ボンクラ校の一つ。


 もう一つのボンクラ校は、当時、自衛官養成学校とも言われていたが、今となってはもう、お互い、自衛官採用試験に合格することすら難しいだろう。


 鬼神とは、やり合うつもりもなかったし、当然、やり合ったこともない。


 正直、間近で見ていて恐怖を感じたこともある。


 でも、『もし』を想定しても、負けるつもりは更々なかった。


 そんな昔の自分に、今は苦笑いしか出ない。


 若いころはパチンコだけで生活できていた。そんな世界だった。


 労せず手に入るお金は、先を見据えるという思考回路を麻痺させた。


 何も考えていなかった。毎日が楽しければそれでよかった。


 本当に、先のことなど全く考えていなかったし、何の憂いもなかった。


 ・・・と、ずっと思っていたけれど、潜在意識の中では、やっぱり違っていたのだと思う。


 先日、知人からこんなことを言われた。


 「今の若いヤツらは本当に利口というか頭がいい。でも、企業が欲しいのは高学歴でも豊富な知識でもありません。

  今の学校、教育環境は、社会で生き抜いていくための弊害があまりにも多すぎます。

  社会人基礎力が極端に低いのです。それが育まれないレールの上に意図せず乗ってしまっているんです。

  社会人基礎力が低いために、折角の豊富な知識が全く活かされない。

  だから、本来必要のない『社内ニート』みたいな言葉が生まれてしまうんです。

  まあ、社会人基礎力もそうなんですけどね。

  その点、チュウエイさんの社会人基礎力はちょっと桁外れですね。順応性とか協調性、そして何といってもそのパワフルさ。

  チュウエイさんを見てれば大体過去が想像できます(笑)

  結局、雇い手側は図らずともそういうものがわかるんですよね。

  わからなかったら、結局、それが全部自分に降りかかってきてしまいますからね」




 『社会人基礎力』というのは経済産業省が提唱した言葉だそうだ。


 私は詳しくは知らないし、まぁはっきり言ってそんなものに興味はない。


 でも、こんなことを言われて改めて思った。


 親はやっぱり親なんだと。


 当然、今まで一度もそういうことを思ったことはないし、今でも思っていない。


 そう、決して『放置』してたわけではないのだ。


 蛙の子は蛙。


 明確な自覚はなかったが、私が目指してきたものはそこにあったのだと思う。


 そしてそれはこれからも・・・





 親心 おさな心は 無意識に 時を隔てて 真意が沁みる


 
【133】

魅力  評価

チュウエイ (2014年08月26日 00時21分)


 皆さん、こんばんは。


 永遠の17歳、チュウエイでございます(あれっ?前にも書いたっけ?・・・っていうか、ただのパクリですけどね(汗))


 昨日深夜、妻が録画していた行列を観ていたら芦田愛菜ちゃんが出ていました。


 私は自己の都合上、テレビはリアルでは観ないのですが、いつの放送分かはよく確認していません・・・


 で、約5年ぶりに『Mother』のときの愛菜ちゃんの演技を観ました。


 当時と同じように、涙が溢れて止まりませんでした。


 私が初めて愛菜ちゃんの存在を知ったドラマ。ほとんどドラマを観ない私が、釘づけにされたドラマ。


 当然脚本もそうですが、私を惹きつけてやまなかったのが、その演技力。


 同じ小さい娘を持つ身としても、愛菜ちゃんのその演技は驚愕でした。


 正直、自己のその当時と比べてみても、にわかには信じられないほどのインパクトがありました。


 『この子、本当に5歳なのだろうか・・・』




 そして、行列の中で当時のエピソードの紹介がありました。


 役の年齢設定は7歳。当時5歳だった愛菜ちゃんは、オーディションに書類選考で落とされてしまいます。


 でも所属事務所が、『演技だけでもみてほしい』と嘆願。


 オーディションを受けた子たちの中にあって、一際小っちゃい女の子。


 本当に一人だけ、頭一つ分、小っちゃかったんですよね。


 まぁ当然でしょうけど、事務所にしてみれば絶対的な自信があったんでしょうね。


 そして愛菜ちゃんの演技をみたプロデューサーが、役の設定、台詞など、脚本を愛菜ちゃん用に書き換えます。


 『あの名シーンは、愛菜ちゃんでなければ絶対に実現してない』


 そう思います。


 演技力もそうですが、大の大人に、相当な労力を割いてまでも実現させたいと思わせるその『魅力』は、一体どこからくるのでしょうか。


 この歳になると、実は大人から学び取るものって結構少なくて、断然、子供に教えられることのほうが多いような気がします。


 そして改めて思うのです。


 子供の魅力は、本当に無限大なんだということを。





 あどけない 娘の寝顔 のぞき込む その魅力には 万事勝てずと


 
【132】

その正体は・・・(前編)  評価

チュウエイ (2014年08月17日 02時20分)


 
 20代前半、寝てる時間よりもはるかにパチンコをしている時間のほうが長かったころの話。


 いつものようにパチンコをしていると、なぜか私を呼ぶアナウンス。


 『お客様のお呼び出しを申し上げます。○○株式会社○○支店長のチュウエイさま、お電話がかかっております。至急カウンターまでお越しください』


 ・・・一体何だそれは(汗)


 しかしそれをそのまま伝える店員さんも店員さんだな、名前だけでいいでしょ。




 「あっ、チュウエイくん、お楽しみのところ申し訳ないっす」


 「当たり前だ、パチンコしてるときは絶対ジャマすんなっつってんだろ(笑)」


 「あっ、実はですね、今日夜7時からコンパがあるんすけど、女の子が一人増えたんで、チュウエイくんどうかなと思って」


 「おい、お前自分の言ってることわかってんのか?]


 「あっ、いえ、実はですね、チュウエイくん指名なんですよ」


 「は?どういうことだ?つーか誰だ、それは」


 「それがよくわからないんですよ。でもチュウエイくんを絶対呼んでくれって」


 「・・・ちょっと考えさせてくれ。あとでまた連絡する」


 「いい返事期待してますよ。オレら今回、結構マジっすから」




 ・・・一体誰だろう。全く心当たりがない。大体、オレを知ってる人なら直で連絡してくるはず。


 何か腑に落ちない・・・


 あまりにも気になりすぎて、パチンコどころではなくなってしまいました。




 と、それはさておき、とりあえず念押し。


 「わかってると思いますけど、そんな会社ありませんからね」


 「はい(笑)」


 ・・・なんでしょうかね、その満面の笑みは(汗)




 私が来ないからといって、さすがにコンパ自体がオジャンになることはないでしょう。


 だから、後からその正体を聞こうかとも思ったのですが、間違いなく彼らは私を恨むでしょうし、彼らは私の親友ですし、私自身もやっぱり気になっている訳だし、行けない理由は何一つないんだし・・・


 色々と自分に言い訳をしながら、結局行くことにしました。


 「仕方ないから行ってやるよ」


 「ちゃす」


 「待ち合わせどこ?」


 「直接○○(カラオケボックス)に来てください」


 「わかった。多分ちょっと遅れるから」


 「ラジャー」




 十分、時間的には余裕がありました。


 でもなんですかね、なんとなく、『忙しいけど仕方なく来てやった』感を出したかったんですよね(汗)


 若気の至りでございます。


 はやる気持ちを抑え、わざと時間を遅らせること30分。


 「今着いたけど」


 「○号室です」


 「一人じゃ入りずれえから、ちょっと出てきてくれないか」


 「んもう、恥ずかしがりやさん」




 「皆さん、お待ちかねのチュウエイくんの登場でーす」




 ガチャ。




 次回予告。


 少しの不安と怖さと、期待に胸膨らませ、ツレのあとに部屋に入るチュウエイ。


 でもそこには、予想だにしなかった展開が待っていたのであった。


 乞うご期待。




 【来週はナイター中継のため放送をお休みさせて頂きます】


 
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