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【27】 | RE:節電 茹でガエル (2011年05月20日 03時13分) |
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★「もんじゅ」は福井県敦賀市にある「高速増殖炉」の原型炉。 ★一般の原発で使われている原子炉は「軽水炉」と呼ばれ水で満たされているが、 「高速増殖炉」では高温の「液体ナトリウム」で満たされている。 ★ナトリウムは酸素や水と激しく反応して燃焼・爆発を起こす非常に危険な物質。 ■2011年5月現在の状況 ★必要な器具はほぼ完成し、5月中または6月頃に引抜き作業が行なわれる予定。 ★これだけの大事故を起こしたにも関わらず、日本原子力研究開発機構は、 「装置落下により炉内に損傷がないかどうかの調査はしない」としている。 (引き上げた機器の調査結果次第だとは思われるが。) ★秋頃に復旧作業を終え、来年3月までには40%出力試験を再開し、 2013年度に100%出力試験を目指すという姿勢も崩していない。 ■その他 ★2011年2月に、もんじゅの燃料環境課長が敦賀市内の山中で自殺している。 燃料の取扱設備についての特許もあり、この分野に長年一貫して携わってきた“スペシャリスト”だった。 ★「もんじゅ」のそばに断層が存在することが建設後に判明している。 ★「もんじゅ」はある程度耐震性が考慮されているとはいえ、配管が薄く長いといった特徴もあり、 実際にどれだけの地震に耐えうるのか不安が残る。 ★事故原因となった設計ミスのグリッパは「原子炉機器輸送ケーシング」にという装置に付属しているもの。 この装置は炉内中継装置以外にも、より繊細な機器と思われる「燃料交換装置本体」等の 設置や撤去にも使われる。実際に事故直前にも燃料交換装置の撤去のために使われていた。 燃料交換装置本体を落としたり、もっと高い位置から装置を落としていた可能性もあり、 その場合は部品脱落・炉心損傷・炉心溶融など最悪の事故になっていた可能性もある。 ★茨城県大洗町にある高速増殖炉の実験炉「常陽」も、原子炉内で装置を派手に破壊するという 大事故を起こし、2007年から停止したままとなっている。 既に運転開始から34年が経過した老朽原子炉なうえに、事故により炉心上部機構損傷、 原子炉内に破損機器を放置、金属ピン6本が原子炉内で行方不明、機器干渉により一部の燃料交換不可など ひどい状態にも関わらず、35億円(当初予定)をかけて2014年の運転再開を目指すという。 ★「もんじゅ」はこれまでにも色々な問題を起こしているうえ、高速増殖炉を使った核燃料サイクル自体も 効果や採算性、実現性などが疑問視されるなど、色々な問題を抱えている。 ★青森県六ヶ所村にある再処理工場も、色々な問題を起こし、まともに稼動していない。 ★放射性廃棄物の最終処分場にいたっては、まったく決まっていない状況である。 なんでも「Xデー」は6.「11」になるとの根強いウワサが飛び交っているのだが、本当にこの日に決行するとしたら 余程のチャレンジャーであるという以外、表現の言葉が浮かばない。 近い将来「11」という数字が、日本にとって最悪に不吉な数字とならないように祈るしか無い。 |
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【36】 |
見通すお目々 (2011年05月21日 18時20分) |
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これは 【27】 に対する返信です。 | |||
>★ナトリウムは酸素や水と激しく反応して燃焼・爆発を起こす非常に危険な物質。 金属ナトリウムなんかはそうだけど、液体ナトリウムもそうなんかい? 金属ナトリウムは、水と反応しちゃうんじゃなかったかな? 空気に触れる場合は、空気中の水蒸気を反応するんで、激しい反応とまではいかないみたいだけど つかまぁ、日本の原子力に関わるものどもは、なんでああもグダグダなんだ? そもそも扱えない代物を扱っているからなのか、安全安全と言い続けてきた結果、言っているものども自身が洗脳されたからなのか? 原子力保安院のでたらめ氏・・・もとい、まだらめ氏 2ヶ月経った現在、東電がやっとメルトダウンを認めた矢先に 「早い段階でメルトダウンしていると思っていた」 とか言い出しやがったw その言い方も超絶他人事 東電の責任で、保安院は責任なんてありませんよ的態度はどういうことか 今回の件 緊急に対策する費用は、「緊急対策」という一言で湯水のように金が使われ、それで潤う一部人間がいるであろうという事実 そういう金を奪取しようとここぞとばかり動いている官僚がいるんだろうなぁ 原子力ってのは、順調に進もうが問題発生しようが、金がつぎ込まれるであろう事業だから、それに関わる役人は、くいっぱぐれもなく安泰なんだろうな |
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