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【58】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫

CamPaTi (2018年07月25日 21時07分)
拒食症について調べたことが無いので、
ちょっと、ウィキを見てみました。

罹患するのは圧倒的に女性の方が多いようですが、
男性でも拒食症にかかる人はいるようです。

セロトニンが拒食症と関係あるかどうかわかりませんが、
拒食症は本人の心の在り方よりは、
幼少期からの養育環境に問題があるようです。

ウィキを見て、気になったのは次の2か所です。
まず、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分の思う通りにならない自分を、摂食行動において完璧にコントロールし、
痩せを維持できることは、万能感・高揚感を与えてくれる体験である。

食事をコントロールし、自らの体を過度にコントロールしようとする心性の背後には慢性的な不安が控えており、
摂食障害者は一様に強迫的な性格傾向を有す
る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という部分。

次に、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
精神分析医のヒルデ・ブルックは摂食障害を
「これは食欲の病気ではありません。
人からどう見られるのかということに関連する自尊心の病理です」
と指摘している。

摂食障害患者は根源的否定感を抱えており、
食行動の異常の背景には茫漠たる自己不信が横たわっていると理解される。

その不安を振り払うために強迫的に完全を志向するのである。

摂食障害は境界性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害との合併、
あるいはそれらパーソナリティ障害の部分症状として顕在化しているケースも多い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


一言でいえば、愛情不足です。
人は、誰かに受け入れてもらうことで自分を肯定し、
ありふれた言い方ですが、
「ありのままの自分」を自ら受け入れるようになります。

言い換えると、「ありのままの自分」を誰かに受け入れてもらった経験があって初めて、
ありのままの自分を自ら受け入れることができるようになる、
ということです。

では、「ありのままの自分」を受け入れてくれる人は誰かと言えば
やはり、母親ということになります。

たいていの人は、幼少期、母親に思いっきり甘えますし、
母親もその甘えを拒否しません。
だから、たいていの人は拒食症にならないわけです。

拒食症にせよ、何らかのパーソナリティ障害にせよ、
治療には長時間を要します。

その治療に欠かせないのが、
その人を決して否定せず、いつでも寄り添ってくれる人の存在ではないか、
と思います。

また、偉そうなことを言ってしまいましたが、
僕自身が、そういったことにやや近い体験をしたのです。

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RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

フリーライダー (2018年07月25日 23時44分)

僕も調べたことが無いので検索してみました。

厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス」にありました。

摂食障害の発症には、社会・文化的要因、心理的要因、また生物学的要因が複雑に関与しており、以下に説明するように、遺伝子-環境因子の相互作用による多因子疾患と考えられています

社会・文化的要因
前記したように、摂食障害の心理的特徴の中核として、体重や体形へのこだわりや体形への不満があることを述べました。その点、近年のわが国における患者数増加の背景には「やせを礼賛し、肥満を蔑視する」西欧化した現代社会の影響がうかがわれます。つまり、スリムをもてはやす社会、文化の影響です。
わが国では、20代女性の平均体重は毎年低くなり、標準体重の-10%の一歩手前まできています。マスコミや雑誌などでは、スリムになるための広告を毎日のように目にします。個々人の病因は異なっていても、全体として考えると、昨今の摂食障害の増加には、こうした社会的影響も否定できません。

心理的要因
重要なこととして、摂食障害の原因としての心理的特徴と、摂食障害の発症後の患者に認められる心理的特徴は区別しておく必要があります。
従来、否定的な自己評価あるいは低い自尊心(自己評価)が摂食障害全体と、強迫性パーソナリティ傾向や完ぺき主義がANと、また、中でもとくに抑うつや不安などがBNならびにむちゃ食い障害の発症と関連があると報告されており、こうした心理的特徴が発症危険因子あるいは準備因子のひとつとして考えられます。
しかしながら、注目すべきは 1950年代に米国ミネソタ州で行われた、健康で若い志願兵に対する半飢餓研究です。半年で体重を平均25%減少させる程度の食事制限によってもたらされた飢餓、あるいはその後の復食期の観察で、健康人においても飢餓によって抑うつ、不安、過敏性、易怒性、あるいは精神病的症状が出現し、自己評価の低下や強迫性の増強など、一般に摂食障害患者に特異的とされた心理的変動が認められたということです。したがって、摂食障害患者にみられる心理的特徴でもって、それを心理的要因だとすることには慎重でなければなりません。むしろ、病気の維持因子あるいは増悪因子として作用している可能性も十分考えられます。

家族環境
両親の別居や離婚など両親の不和、あるいは両親との接触の乏しさ、親からの高い期待、偏った養育態度も発症推進的役割を果たすといわれています。家族のダイエット、家族その他からの食事や体形および体重についての批判的なコメントなども病前体験として、発症に関与している可能性が考えられています。

遺伝的要因
しかしながら、前記の心理・社会的要因が強いものは誰でも摂食障害となるわけではありません。発症に至るのはそのうちのごく一部です。近年、摂食障害への罹患感受性に遺伝的要因が重要な役割を果たしていることが家族内集積の研究や双生児研究で示されてきました。それぞれ異なった遺伝子がANならびにBNの発症に関与しており、ANの遺伝率はBNよりおおむね高いと報告されてきています。しかし、両者の間にも遺伝的関連が認められており、ANで発症しても途中でBNに病型が変わること(頻度は少ないがその逆もある)、同一家族内に両者の病型が存在することなどから、ANとBNはまったく異なった病気ではないようであることがわかってきています。いい換えれば、ANとBNはそれぞれ独立した罹患感受性遺伝子(病気への罹りやすさに関連している遺伝子)を有しているものの、まったく異なった遺伝的、環境的背景をもつ摂食障害ではなくオーバーラップしたものであることが示唆されているのです。

僕は、やっぱり遺伝とか言ってあげた方が治療に向き合い易いように感じますね。
削除

どうなんよ (2018年07月25日 22時57分)

トピ主により削除されました (2018/07/25 23:12)
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