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【972】

ラ・ラ・ランド  評価

ゆさみん (2017年03月14日 21時45分)

ラ・ラ・ランド La La Land(2016年)
監督・脚本 デミアン・チャゼル
出演 ライアン・ゴズリング
   エマ・ストーン
音楽 ジャスティン・ハーウィッツ

第89回アカデミー賞では『タイタニック』(1997年)、『イヴの総て』(1950年)に並ぶ史上最多14ノミネート監督賞、主演女優賞(エマ・ストーン)、撮影賞、作曲賞 、歌曲賞(「City of Stars」)、美術賞の6部門を受賞した。

前年、私が激賞した「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がアカデミー賞最多6部門受賞。
はてはて、今年のアカデミー賞を6部門受賞した「ラ・ラ・ランド」とはどんな映画であるのかな。結構ちまたでは評判が良いらしいけれど・・・というわけで観に行った。

とはいえ、私はミュージカル映画が苦手である。タモリ氏もそうだったように記憶しているが、ストーリーの途中でいきなり歌い出したりという現実離れしたところなどが受け付けないのである。

劇場では博多座にて大地真央主演の「サウンド・オブ・ミュージック」や劇団四季の「ライオン・キング」などを観て、大いに楽しんだことはあるのであるが、はたして映画館ではどうなのか? ちょっとドキドキしながら見に行ったのであった。

はたして、オープニングでいきなり高速道路大渋滞の車の中から人がいっぱい出て車の上やら道路やらで男も女も踊り出す展開である。うひゃあ、いかにもミュージカルではないか!

いやな予感。
だ・だ・大丈夫か? ついて行けるか俺?

・・・・・・
で、観終わった。
点数をつけるなら・・・

80点。
いやー、おもしろかったっっ。

ストーリーは・・・
ロサンゼルスに夢を持ってやってくる人々。ライアン・ゴスリング演じる、自分のクラブを持つことを夢見ながら、生活のためにバーでのカクテル・パーティで演奏するジャズ・ピアニストのセバスチャン。エマ・ストーン演じる、女優を目指すがなかなか叶わず、オーディションの合間にロサンゼルスにあるワーナー・ブラザースの喫茶店でバリスタとして働くミア。この二人の恋愛を綴ったドラマである。

大都会で成功を夢見る二人の恋人達・・・希望や挫折、失意や妥協や諦め。それでも夢を追いかける純粋でひたむきな心、そして成功への階段。ストーリー自体は単純であり、都会にあこがれた若者と恋愛を描いた40〜50年くらい前の古典的なマンガを見るようである。
典型的すぎるじゃないかとか、そんなにうまくいくかよ、などという声もあるかもしれないが、まあ、あれだ。
「ストリート・オブ・ファイヤー」が「ロックンロールのおとぎ話」と銘打っていた。あれと同じ感覚でいいと思う。

ストーリーにうまく音楽と踊りをからませ、盛り上げる演出の手腕がすばらしい。あまり詳しくは分からないのだが、過去のミュージカル作品へのオマージュ的なものがいっぱいあふれているんだろうなあ。

男はかっこよく、女は可愛い。特にエマ・ストーンはこの映画1本で後生に名を残すスターとなったと思う。助演女優賞は納得である。

そして時は流れてのラスト・シーン。
二人の、その後はいったいどうなっているのか。
ピアノにのせてその後の二人をオムニバス的に描く。
ラストに収斂していく作りは見事である。涙。

もし、あそこでああなっていたら、違う運命をたどっていたかも・・・
ああ。
たぶん、ラストは賛否両論あるであろう。(私は賛のほうである。いいじゃないの)

というわけで、映画館で観て良かったと思えるミュージカル映画であった。
たぶんテレビだと、臨場感が全然ちがうであろうから。
気になっている方は、ソフト化されるまで待とうなんて考えずに、映画館で観ることをオススメする。(まちがっても、観た人からラストの展開を聞かないように)
何と言っても、ミュージカル映画が苦手な私が言うのであるから(笑)
【971】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2017年03月05日 19時26分)

みゆりんりんさん。
どもです♪

「蜜蜂と遠雷」
すごい予約数ですね。
それだけ予約が入るのも納得の一冊であることは保証いたします。

>トムハンクスの慈愛に満ちたような目が好き。
>イケメンじゃないけど年輪を感じさせる顔が落ち着く

そういえば、先日、同僚の若手職員が観たこと無いといったのでトム・ハンクスが主演した「ビッグ」のDVDを貸してあげました。
「トム・ハンクスの最高傑作だよ」って言って。
「トム・ハンクス若〜い! 面白〜い」
と言っておりました(笑)
【970】

アーロと少年  評価

ゆさみん (2017年03月05日 19時18分)

アーロと少年 (2016年)
監督:ピーター・ソーン
脚本:メグ・レフォーヴ
音楽:マイケル・ダナ、ジェフ・ダナ

恐竜の絶滅が起こらなかった世界を舞台に、見知らぬ土地をさまよっていたアパトサウルスのアーロ(Arlo)とまだ言葉を持たない原始人の子供との出会いを描く。(ウィキより)

いや、まいったなあ。
WOWOWでの放送。全然期待しないで観たけれど、途中から正座して観てしまった。
私は、映画館で観た映画でない場合、点数はつけない主義なのだが、映画館で観たら85点はつけるであろう。
ディズニーピクサーの底力をあらためて見せつけられた思いである。

恐竜と子どもの話をここまでドラマティックに描くとはさすがである。
冒頭で、恐竜が家を作り、畑にトウモロコシの種をまく場面が登場。恐竜が擬人化していておしゃべりするんですよ。恐竜が家庭を持っているという設定ですよ。このお話の世界観をうまく見せている。
また恐竜がしゃべって子供がしゃべらないという逆転した設定も面白い。
アーロを襲う数々の困難とそれをいっしょに乗り越える子供スポット。ピクサーらしいドキドキハラハラの展開である。そして最後の親子の絆を示すクライマックス場面は言葉を使わず、動きと表情だけで見せるあたり演出がすばらしい。思わず涙腺がゆるんでしまう。
私としては、同年公開された「インサイドヘッド」よりこっちの方が好きだな。ディズニーらしくて。

いやはや、まいったなあ。
【969】

RE:映画について語ろう  評価

みゆりんりん (2017年03月01日 08時50分)

おはようございます。

慌てて「蜜蜂と遠雷」を検索&予約。
はっはぁ、予約人数73人って・・・
何時や?

陸王よりも分厚いの?
そりゃ持ち運びが大変そうw

>「タワーリング・インフェルノ」

インフェルノ?
これで、あっ!!

ダンブラウンのラングドンシリーズ、トムハンクスの!!

これまた慌てて、DVDレンタル、いつからいつから?

開始してるー!観たい観たい観たいー!!

もうね、トムハンクスでハズれた事無いし、ラングドンはトムハンクスで凝り固まっちゃったしw
(ちょびっと年取り過ぎ感が)

だってさ、毎度ヒロインと良い感じになるんだけど、今からだと、トムハンクスの年齢からみてのヒロインは若過ぎで、ちょっとムリ感が。

でもね、トムハンクスの慈愛に満ちたような目が好き。
イケメンじゃないけど年輪を感じさせる顔が落ち着く。
【968】

蜜蜂と遠雷 1  評価

ゆさみん (2017年02月27日 23時11分)

※本の紹介です。

「蜜蜂と遠雷」(恩田 陸・著  幻冬舎)

久々に、ページをめくる手が止まらないという経験をした。

今年度後期の直木賞受賞作であり、現在ベストセラー驀進中である。
いやあ、すばらしい。

宣伝文を紹介する。

俺はまだ、神に愛されているだろうか?
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。
著者渾身、文句なしの最高傑作!
3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。(中略)数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
「そもそも数値化できない音楽に点数をつける矛盾を全員が承知していることが興味深いし、明と暗がハッキリ分かれる点もドラマとして面白い。そうした敗者が死屍累々といる上に今の音楽があること自体、凄まじい話ですし、音楽の本質についても一度、真正面から書いてみたかった」(恩田 陸)

話の構造としてはシンプルだ。コンクールでピアノ弾く話。
章立ても「エントリー」「第一次予選」「第二次予選」「第三次予選」「本選」というコンクールの順序に沿って数日間のドラマが描かれる。
この濃縮された時間の中で繰り広げられる人間模様、登場人物の成長、誰が予選を通過するかの緊張感、音楽の素晴らしさなどなどが、恩田氏の繊細で的確な描写とともに熱をもって語られる。

私が読みながら思ったのは、「マンガ的な小説だな」ということである。

まず、キャラが立っている。
天才少年は、タイプは違うものの「ガラスの仮面」の北島マヤを彷彿とさせる。天才少女は母の死をきっかけに音楽会から姿を消した過去を引きずりながら復活をめざす・・・ある意味数日間ながらビルディングスロマン的な要素もある(実際、彼女の成長はすさまじい)。音楽に魅せられた努力型(?)の人物、完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補とされる人物。それぞれに背景がありドラマがある。
【967】

蜜蜂と遠雷 2  評価

ゆさみん (2017年02月27日 23時05分)

また、勝ち抜きのドラマは、スポ根マンガ的である。ただ、スポーツは動きがある分、ある程度描写が可能であるが、ピアノコンクールが舞台となると、ピアノを弾いているだけなので、格段に表現が難しいであろうと思う。ここを軽々と(と読者に思わせる)した筆致で描く恩田氏の文章力は並大抵のものではない。文中でも演奏種目の作曲に触れ、簡単そうに思える曲が簡単に出来たものではなく凄まじい懊悩を経て作られた曲である、などという描写があるが、これは恩田氏の文章表現の大変さにも通じると思う。私のように、音楽の専門家で無い人にも臨場感が伝わってくる文章であるから凄い。「構想5年、執筆7年」はだてではない。
ネットの感想に次のような文章があった。
「コンテスタントがピアノを演奏する場面 が何度も出てくるのにもかかわらず、全てのシーンに違う迫力と奥行きがあって決して読者を飽きさせることなく、音の世界を文字で鮮やかに描き出したその表現力に脱帽。」

しかし、マンガ的とはいえ、この小説をマンガに出来るかといえば、これまた難しいだろうと思う。文章表現をマンガの文法に則って変換する作業の大変さを思うと、生半可なマンガ家では描ききれないと思う。映画もしかりである。

というわけで、小説ならではの表現技法で音楽やコンクールのドラマを構築した恩田氏に敬意と感謝をこめて「素晴らしい小説をプレゼントしてくれてありがとう」と言いたい。いや、今からこの小説を初めて読む人がうらやましい。

夢枕氏ではないが、まだ読んでいない人にはこう言おう。
「この本は絶対におもしろい」

※以上のようなことを書き終わったあとに、朝井リョウ氏が書いていた書評を読んだら、ほぼ同じような内容が私よりもわかりやすい表現で書かれていた。(苦笑)いや作家ってやはり凄いね。下に参考までに紹介しておきます。
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20161114-OYT8T50039.html
【966】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2017年02月27日 23時02分)

こんばんは。

みゆりんりんさん。
「陸王」図書館で手にとってみてみたらけっこうな分厚さですね。
「蜜蜂と遠雷」ほどではないですが。
もうちょっとしたら読もうかな(苦笑)
熊楠さんが唄と本部屋でドラマ「下町ロケット」の感想書いていたので、私もドラマを観てから行きましょうかね。

熊楠さん。
「タワーリング・インフェルノ」
私も久しぶりに一年ほど前に観たかなあ。
けっこう昔の作品なのに、魅せますよねえ。
ドキドキハラハラします。
今観ると、「ヘリコプターでビルから助けるシーンはちょっと無理ではないかい?」とツッコミを入れたくなりますが、それはご愛敬ですね。
この頃は、映画の占める位置が大きかったなあ、という思いとともに感慨深くみておりました。
最近では遺作の「ハンター」も観直しましたが、思ったより軽いテイストで作られていてこれはこれで面白い。
いや、昔の映画もなかなか見応えあるものですねえ。
【965】

タワーリング インフェルノ  評価

熊楠 (2017年02月24日 20時21分)

ゆさみんさん

こちらに伺うのは久しぶりですね。
久々に風邪をひいて、休んだ午後に見たのが

『タワーリング インフェルノ』久しぶりだなぁ〜
(関東限定でしょうがテレビ東京で平日の午後
 結構やっているんですよ。映画。この前予約録画していたんです)

何回目だろう?かみさんも好きなんですよね。
しかも、しっかり覚えてる。
私はすっかり忘れていましたが^^:)

1974年の作品なんですね。
CGもない中(なかったですよね?)、こうもハラハラドキドキさせてくれるのは
名作とよばれるにふさわしい作品ですね。

それにしても恰好いいなぁ。

スティーブ・マックイーン 
どんな時も冷静で的確な判断と超人的な行動力。

ポール・ニューマンもフレッド・アステアもいい味出してるし
でも、良い人は死んでほしくないんだよなぁ
特に、ジェニファー・ジョーンズ。生き残って欲しかったなぁ。
明日は、燃えよドラゴン見ようかなぁ

では。
【964】

RE:映画について語ろう  評価

みゆりんりん (2017年02月20日 10時53分)

おはようございます。

>でも、作者の「こうしたほうが面白い」というのが垣間見えて逆に興味をそそられますね。

かもしれません。
初の三国志なので、史実通りだと思い込んで10巻まで突き進んで、あれれ?

張飛は奥さんと純愛でラブラブだったのに、史実では違うようで、すっげビックリしましたもん(笑)

陸王

最初読み始めての感想をブツブツ言っちゃいましたが(笑)

結局は、ほんで〜?おぉ!なんでや?クッソ〜!やれやれ〜!ふふ〜ん、ザマァw

こんな感じで読み終わりましたで(笑)

最後の終わり方は、
まだまだ最後がどうなったかワカランでねーかぃ
ですが。

読者は希望的観測で納得すればいいのかなって終わり方。

去年読んだ、風が強く吹いている だっけか?

それを読んだ時の興奮を思い出しながらの部分有り、一筋縄では軌道に乗らない苦労も障害も有り。

流れはまるっと同じ気がしないでもないが、やっぱりこういうの書かせたら上手いよな〜って感想w

>今は、「あきない世傳3」を読み始めました。

いいな〜。
図書館に発売の次の日(2/15)の蔵書を確認したら、まだ入れてなかった。

ヤバい、早速確認して予約しなきゃw

「蜜蜂と遠雷」

これも一緒にサッサと予約入れようっとw
【963】

ローグワン スター・ウォーズストーリー  評価

ゆさみん (2017年02月19日 13時42分)

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年)

監督 ギャレス・エドワーズ
脚本 ゲイリー・ウィッタ(英語版)
   クリス・ワイツ
   トニー・ギルロイ
原案 ジョン・ノール
原作 ジョージ・ルーカス『スター・ウォーズ』
出演者 フェリシティ・ジョーンズ
    ディエゴ・ルナ ほか

70点

スピンオフということで、『エピソード4/新たなる希望』の冒頭でも触れられた銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図の強奪任務を遂行した反乱同盟軍兵士達の活躍にしぼって描いている。

流れのある大河サーガシリーズより、デス・スターの設計図強奪作戦にしぼっている分、自由度が高く面白い作品になっていると思う。

前作エピソード7に引き続き、主人公が女性である。今の時代、男のヒーローより、かっこよさを見せるには女性の方が説得力があり、また観客動員にも影響を与えるのであろうか。そういや、マッドマックスも主人公よりシャーリーズ・セロンが光っていたし。

CGや特撮は詳しい人が見ればアラがあるのかもしれないが、音響とも相まって、もう凄い映像の連続であり、おなかいっぱいな感じである。

主人公ジン・アーソを助ける登場人物も個性がある人物が多く、見せ場も多い。アメリカ版ゴジラを監督したギャレス・エドワーズ、見せ方を心得ている感じがするなあ。

クライマックスにいたる盛り上げ方もさすがである。

というわけで、ドキドキハラハラのスターウォーズ、エンタメ映画としては十分な及第点を出してもいいだろう。私としては本編を含めスターウォーズのこれまでの8作の中では一番面白いと思う。

ただねえ、最後に登場人物がみんな××のはいただけないなあ。エンタメ映画だからねえ・・・
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