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【649】

RE:カンパチ・ベルガーX

環八 (2015年01月26日 10時02分)
rosa♪さん。どうも。


あちらに書こうと思ったけど、流れが速いので、こっちに書くことにしました。

rosa♪さんも、もう、気にしなくていいと思います。


>悪の種類を把握しておけば、自分が悪に染まる必要なんてないように思うんだけど。

>甘いかなぁ?


オトナが子供をしつける場合、禁止や命令を繰り返して、悪を否定しながら善を植え付けていく、という手法をとります。

例えば、『人のモノをとってはいけない』『人を叩いてはいけない』『朝起きたら顔を洗いなさい』と言った具合に。

しかし、人間の本性は悪だし、
オトナだって、完全な善になり切れてるわけではありません。
無意識に善と悪の使い分けをしています。

また、成長の過程で、『何を善とし、何を悪とするか』は、その人が受けてきたしつけや教育によって、それぞれ違いますし。

例えば、牧師様の家に生まれ育てば、『善が80%、悪が20%』くらいになるかもしれないし、悪徳商人の家に生まれれば『善が20%、悪が80%』になるかもしれません。

極端に言えば、客をだますことを善とするか、悪とするかは、その人が、どういう風に育てられ、どんな経験を積んだかによって違うということです。

>悪の種類を把握しておけば

というより、結局、育った環境によって、身に着けてきた善が人によって違うので、反対に、把握できる悪の種類も人それぞれ、ということです。


いずれにせよ、100%善になる人はいないし、100%悪になる人もいません。

そういうことが、『価値基準の違い』となって、一人一人の行動を決めているわけです。

精神医学者M・スコット・ペッく著「平気でうそをつく人たち」に、こう書かれています。

「悪の問題は、善の問題と切り離して考えることが不可能なものである。
この世に善がなければ、我々は悪の問題を考えることすらしないはずである。

私はこれまで『この世になぜ悪があるのか』といった質問を受けたことは何度かある。

ところが『この世になぜ善があるのか』という質問をした人はこれまでいない。

これは奇妙なことである。
あたかも我々は、この世は本来的に善の世界であって、何らかの原因によって悪に汚染されているのだ、という前提に立って考えているかのようである。

しかし、我々の持っている科学的知識をもとにして考えるならば、実際には悪を説明するほうが善を説明するよりも容易である。

モノが腐敗するということは、自然科学の法則にしたがって説明可能なことである。しかし、生命がより複雑な形に発展するということは、それほど容易に理解できることではない。

一般に子供が嘘をつき、モノを盗み、ごまかしを働くことは、日常的に目にすることである。
こうした子供たちが全く正直な大人に成長しうるという事実のほうが、まさしく驚嘆すべきことのように思われる。

勤勉よりも怠惰のほうが広く一般にみられるものである。

こうしたことをまともに考えるならば、
この世は本来的には悪の世界であって、
それが何らかの原因によって神秘的に善に『汚染』されていると考えるほうが、その逆の考え方をするより意味を成すものかもしれない」



悪をどの程度把握しているかは、教育やしつけ、経験によって、善にどの程度『汚染』されたか、によって違う、ということになるんじゃないでしょうか。

また、何を善とするかは、時代や各家庭によって違ってきます。

極端ですが、例えば、江戸時代には、武士による切り捨てごめんは、善だったわけです。それが、時代が変わることによって、悪になったということです

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RE:カンパチ・ベルガーX  評価

rosa♪ (2015年02月01日 16時18分)

カンバチさん、レスありがとうございます☆


遅くなってごめんね。


コテに変身したんですねー

カンバチさん、ね。

ついつい「パ」と打ち間違えちゃいそうです(汗




>また、成長の過程で、『何を善とし、何を悪とするか』は、その人が受けてきたしつけや教育によって、それぞれ違いますし。

>例えば、牧師様の家に生まれ育てば、『善が80%、悪が20%』くらいになるかもしれないし、悪徳商人の家に生まれれば『善が20%、悪が80%』になるかもしれません。

>極端に言えば、客をだますことを善とするか、悪とするかは、その人が、どういう風に育てられ、どんな経験を積んだかによって違うということです。


分かり易いですねー

 
>>悪の種類を把握しておけば

>というより、結局、育った環境によって、身に着けてきた善が人によって違うので、反対に、把握できる悪の種類も人それぞれ、ということです。


なるほどですね。
私が「悪の種類を把握しておけば」と書いたのは
一般的常識での考えで、ということで

勿論全てのことを自身で経験するのは無理があるので
例えば書物で知識として得る、ということも把握の内だと思いました。

確かに職業や育った環境での悪のものさしに、個人のズレがあるのは否めませんね。


そこに「一般的な」ものさしも常備すべきなんでは?と思うけど、理想論かな〜w
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