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【53】

閉トピいたします。  評価

ゆさみん (2020年03月25日 18時40分)

突然ですが、3月いっぱいで閉トピいたします。
今まで、いらして下さった方々、本当に本当にありがとうございました。

いきなり閉めるのもどうかな、と思いますので、何かありましたらご自由にお書き下さい。
私も、なぜ閉めるのかなどなど思うところをつらつらと書いていくつもりであります。
【52】

最近テレビで見た映画  評価

ゆさみん (2020年03月17日 22時09分)

A.I.ライジング
2018年セルビアのSF映画。宇宙船で一人過ごす宇宙飛行士とサポート役の女性型アンドロイドの関係を描いている。設定としては、「鉄腕アトム」に出てくるような、ロボットに感情があったら? みたいな古典的な設定をロボット→A.I.に変えた感じの作品。女性型アンドロイドということでHなシーンもある。これは松本零士の「セクサロイド」を思い出してしまった。最新の映画であるが、古典を感じた作品であった。

コンフィデスマンJP ロマンス編
昨年公開された、長澤まさみ主演で詐欺師集団をコミカルに描いたテレビドラマの劇場版。コミカルというか展開が甘いなあ。テレビスペシャル版という感じの映画。

チア男子!!
これも昨年公開された男子がチアにチャレンジするという映画。土屋太鳳がチアダンをやったみたいに、今売り出し中の横山流星を主演にした青春映画。ウオーター・ボーイズのチアダンス版である。予想通りの展開。情熱を描けて打ち込む姿は美しいっという映画。デートで見るのに最適な映画といえますな。

私の奴隷になりなさい 第2章 第3章
壇蜜が演じた映画の続編2作。主演は壇蜜ではない。Hなシーンは多い。というか、そればっか。タイトルそのままのストーリー。HなVシネマという感じの映画でしかない。

雪の華
昨年公開された映画。中島美嘉のヒット曲を映画にしたもの。病気で余命1年の女性を好きになった恋人との切ない恋。まあ、曲の歌詞から予想できる展開。デートで涙を流していっしょに感動したい人たちが見る映画。それ以上でも以下でも無いです。

美人が婚活してみたら
昨年公開された映画。黒川芽以主演。美人が婚活してみたら、美人がゆえに誤解されたりとコメディ的な展開になっていく。という流れかと思っていたら、途中から現実的で真面目な展開になっていった。Hなシーンも出てくる。どうせならコメディで通してほしかった感じがする。

チワワちゃん
昨年公開された映画。門脇麦主演。タイトルからコメディ映画と思ったが、けっこうドロドロ。チワワちゃんとよばれていた女性看護学校の女性が他殺体で見つかる。自由奔放にみえる女の子の裏側には・・・という真面目な映画であった。うーん。門脇麦の演技はうまいんだけど・・・いや、あんまり現実を見つめる映画って・・・最近、コメディのほうがいいなあ、と思ってしまいます。

シャレード(1963)
久しぶりに見たなあ。オードリー・ヘップバーンいいなあ。昔のロマンティック・サスペンス映画っていいよねえ。音楽、なつかしい。

この道
あのーみちーはー いつかきたーみーちー
を作った作詞の北原白秋の生涯を軸に、歌の成立エピソードを中心に描いた映画。昨年公開された。北原白秋を大森南朋、作曲家をAKIRAが演じる。北原白秋ってけっこう女好きでいろいろあったのね。でも詩に対する思いは素晴らしかったんだよ、という映画。小さい頃によくみた文部省選定の映画を連想してしまった。
【51】

W座からの招待状  評価

ゆさみん (2020年03月10日 19時50分)

「W座からの招待状」が面白い

WOWOWの放送で私が好きな映画枠が
「W座からの招待状」である。
WOWOWにはいくつかの映画枠がある。
一番、WOWOWが力を入れているのは「メガヒット劇場」でこれはアクションやSF特撮大作、大ヒットした作品などを放送している。今月でいえば「メン・イン・ブラック」の最新作、「コンフィデスマンJP ロマンス編」「名探偵ピカチュウ」「XーMEN」の最新作である。まあ、話題の映画ばかりなので、みんな、見るわな。多分。
これらの派手派手しい映画とは別に、ドラマ性を重視する映画を見せるのが「W座からの招待状」である。派手派手しさはなく、アクションや爆発もあまり無いが、しみじみと「良い映画だなあ」という作品を紹介している。アカデミー賞のノミネート作品などは、この番組枠で扱われることが多い。ナビゲーターは小山薫堂とイラストレーターの信濃八太郎で、彼らがつぶやく肩の力を抜いた感想もなかなか着眼点が面白い。
今週オンエアされたのは、この作品で映画からの引退を表明したダニエル・デイ・ルイス主演の「ファントム・スレッド」。1950年代のロンドンを舞台にした天才ファッションデザイナーと彼が見初めたウエイトレスとの恋の物語。恋物語とはいえ、身分違いの恋とかシンデレラストーリーなどではなく、偏屈している二人の関係を描いている。天才にありがちなこだわりの強いクセのある性格のデザイナーをダニエル・デイ・ルイスがさすがの演技で演じている。ラストは、端から見れば理解出来ないような二人の関係を示す驚愕のエピソードで終わる。当時を再現した重厚なセット、ファッションもいいが、登場人物たちの日常の生活であらわされる、決して派手では無い仕草、視線、動作などもいい。一流のセットで一流の役者が一流の音楽や効果音に囲まれてきめ細やかに演じているのがわかる。ダニエル・デイ・ルイスは受賞は出来なかったもののアカデミー主演男優賞にノミネートされるのもうなずける。ああ、こういう映画こそ映画館で観たかった。
今回の「W座からの招待状」は名古屋からの公開収録で映画好きの観客が作品を見おわった後での映画館からの収録で、観客とのやりとりもなかなかに面白かった。

あと毎週ではないが、たまに放送されるTSUTAYAとコラボして隠れた名作をオンエアする「発掘良品」もすてがたい。地上波の映画で昔放送されてよく知ってはいるが、最近は見ることもなく忘れられようとしている作品を扱っている。斎藤工氏の映画愛あふれるコメントがなかなかよろしい。
【50】

RE:映画について語ろう 2  評価

ゆさみん (2020年03月02日 21時31分)

ああだこうださん、ども♪

>「パラサイト〜半地下の家族」
見られたんですね。さすが。これもハリウッド映画なんだ。
>「ジョジョ・ラビット」
ヤフー映画のサイトでは、パラサイトよりも評価が高いですね。
実は今、昨日放送されたアカデミー授賞式を見ているところ。授賞式を見ると興奮しますね。受賞作だけでなく、ノミネートされた作品も見たくなります。ジョジョ・ラビット、面白そうですね。
実は今年は映画館に行っておりません。3月のファーストデイは行こうと思ってたら、コロナ関係で気持ちが前にすすまない。ああ。

>「ありがとう、トニー・エルドマン」
>何ともいえない雰囲気の映画
たしかに。
父親が娘に会いに行く時、ポンキッキのムックみたいな着ぐるみを着ていくなど、日本では考えられない行動でしたね。中年の若い女性キャリアウーマンとその父親の、家族関係を見つめる映画なんて日本ではヒット要素もないし。でもいい映画でした。
>「ゲーム・オブ・スローンズ」
中世を舞台にしたファンタジー要素をふくんだ群像物語。なかなか面白そうですね。
いやあ、でも長いですね(笑)WOWOW視聴で手一杯、アマゾンのファイアースティックも使うことない昨今であります。さて、どこにある?(爆)一話目を見ることができるかな?

そういえば、先日、やっと本県の地上波で「同期のサクラ」が放送されました。まとめて見ることができたのがうれしいです。
いかにも遊川和彦の脚本らしい。個性の強いいなかから出てきた新入社員の10年にわたる成長物語。主人公サクラが事故に遭って意識が戻らない現在の状態からはじまり、そこから10年さかのぼって、サクラに関係する同期社員とのエピソードを1年ごとに切り取って10回にわたって描く。おしりをつきだして書類を渡す仕草。納得できないと「スーッ」と息を吐くクセ。実家のじいちゃんから送られてくる達筆の習字のファックス。・・・他のドラマ作品とはまた違う独特なキャラ設定、展開の妙はさすが。話の流れはややできすぎの感があるが、濃いキャラの登場人物のせいか、安直な流れには感じない。
ラストはサクラをはじめとする登場人物がサクラの木の元から再び新たな人生を歩いて行く形で終わる。桜の木と森山直太朗の歌が、いかにもというくらいマッチしていて予定調和といえばそうなのであるが、これはこれでいい。
妻と二人で楽しく見ることができたドラマでした。
【49】

RE:映画について語ろう 2  評価

ああだこうだ (2020年02月28日 18時32分)

こんばんは

>今年度のアカデミー賞も発表されたので

今年最初に観た映画が、作品賞・監督賞の「パラサイト〜半地下の家族」でした

けっこう面白かったですが、まさか受賞するとは思っていませんでしたね

今年最後に観た映画は「ジョジョ・ラビット」(助演女優賞?)

どちらもハリウッド製、いかにもアメリカンな仕上がりの映画のように感じられました

そして、2月以降コロナウイルスによる映画自粛中
どこまで続くのやら
イライラ増殖中です

ゆさみんさんが録りためていた映画で見たものは・・・

ありがとう、トニー・エルドマン

だけでしたね
まさに、何とも言えない雰囲気の映画でした


>ところで、ああだこうださんはこの映画の4時間バージョンがあるのはご存じですか?

ご指摘があり、興味持ちましたが
やはり4時間って長くね

でも、今、長い長い物語に填ってます

Amazonビデオで「ゲーム・オブ・スローンズ」
全8シーズン、各10話、1話約1時間
現在シーズン7の5話まできました

「ロード・オブ・ザ・リング」のようなファンタジー要素を含みながら
中世ヨーロッパをリアルに映像化することに精力を注ぎこんでいることが素晴らしい
王座をめぐる諸侯の一大群像劇で
登場人物の多さ、それが複雑に絡む物語の醍醐味

「24」以来の面白さ
これは必見ですよ


では
【48】

R元年ゆさみんベスト映画  評価

ゆさみん (2020年02月21日 19時07分)

今年度のアカデミー賞も発表されたので、私としての昨年見た映画のベストを考えてみた。
いろいろ迷ったのであるが、やはりベストは

怪獣の子供

であるなあ。映像化しにくい作品をアニメの表現力を駆使して描いたということで、私の中ではずば抜けていた。これは絶対に実写ではできない、と断言できる作品であった。はっきり言って私は評価できるほど映画の理解はできていない。表現において意味のわからない点もいくつかある。しかし、理解できていないのであるが、それでもこの映画のスゴさはわかる。「天気の子」をおさえて、第74回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞したのも、むべなるかなである。スタッフのこの作品に対する愛情、敬意、情熱がひしひしと伝わってくる。わからなくても凄い作品である。ああ、言葉にできない。誰か、この映画の理解コードを持っている人がいたら、その人の解説を聞いてみたい。
WOWOWが視聴できる方は、3月にオンエアされるので、見ていない人がいたら、ぜひ見ていただけたらと思う。凄い作品だよ。

※そう言エヴァ、3月は「銃夢」の実写版「アリータ バトルエンジェル」もオンエアされるんだった。これも楽しみだわあ。
【47】

最近みた映画の感想 1  評価

ゆさみん (2020年02月11日 17時06分)

一年くらい前より録りだめて、ブルーレイにおとしていた映画を、2週間くらいでまとめて見まくった。
作品は以下の通り。

セントラル・インテリジェンス
花の影
未来警察
密偵
アリー・スター誕生
恐怖分子
パチリオット・デイ
サム・ペキンパー 情熱と美学
20センチュリー・ウーマン
ブラックハット
スタートレックBEYOND
グランド・フィナーレ
眺めのいい部屋
刑事ニコ 法の死角
ありがとう、トニー・エルドマン
クライム・ヒート
ナイト・ガーディアンズ
エターナル
ザ・ハウス呪縛の時計塔
幸せの1ページ
エスケープ・ルーム
チョコリエッタ
15時17分、パリ行き
ジェーン
七つの会議
ゴースト・ストーリーズ〜英国幽霊奇談〜
【46】

最近みた映画の感想 2  評価

ゆさみん (2020年02月11日 17時05分)

この中で一番良かったのは、

ブラックハット

『インサイダー』『ALI アリ』などのマイケル・マン監督が、サイバーテロをテーマに描くクライムアクション。コンピューターやネットワークに対して攻撃するハッカー「ブラックハット」を題材に、ネットワーク不法侵入により世界を脅かす凶悪犯を追跡すべく、獄中から駆り出された元ブラックハットの奔走を活写する。クリス・ヘムズワースが主演し、タン・ウェイとワン・リーホンらが共演。
ネットでの評価はあまりかんばしくないみたいであるけれど、私としては、さすがマイケル・マンだなあ、緊張感のあるドキドキハラハラの演出はさすが、魅せるなあ、と堪能した。

あと、

パトリオット・デイ

も良かった。
2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実録サスペンス。事件当時の実際の映像も盛り込み、緊迫感をより際立たせている。世界を震撼させたこの事件の解決に奔走した者たちの姿を追う。監督は、ピーター・バーグ。マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマンらが出演。
戦場やテロとか、ヒリヒリするような緊迫感のある実録ものを撮らせたら天下一品のピーター・バーグ監督の面目躍如の映画だった。実録ものとしてはイーストウッド監督の「15時17分、パリ行き」も良かったが、緊迫感とスケールの大きさではこちらの方が上だね。


ほかに印象に残った映画をあげると

ありがとう、トニー・エルドマン
幸せの1ページ

が、地味ながら心をほっとさせてくれる映画であった。
前者は、ルーマニアで働く中年の女性と、彼女を心配してドイツから訪ねてきた風変わりな父親との触れ合いを見つめた作品。ユーモラスなタッチ、父と娘がこれまでの関係を見つめ直す姿に魅せられる。
後者は、孤独なベストセラー作家と、南の島で父親と2人で暮らす少女の奇跡的な出会いを描いた映画。まあ、現実味のないような設定であるけれど、ジュディ・フォスターがコミカルな演技をみせており、肩の力を抜いて見ることのできる作品であった。

サスペンスものとしては、

クライム・ヒート

も良かった。
トム・ハーディ主演のクライムドラマ。ニューヨーク、ブルックリンでバーを営むボブとマーブは、店を隠れ蓑にマフィアの裏金を預かる仕事を請け負っていた。ところがある日、仮面をつけた2人組の強盗が店を襲い、大金を奪い去ってしまう。ボブとマーブは金を取り返すようマフィアに命じられ、犯人探しに乗り出すが……、というあらすじ。
おおっと驚くラストまで見て、やはりトム・ハーディの演技力はただものではない、と思えた作品。
【45】

最近みた映画の感想 3  評価

ゆさみん (2020年02月11日 17時04分)

文芸作の佳品としては、今更ながら

眺めのいい部屋

文芸映画の名匠、ジェームズ・アイヴォリー監督の映画。封建的な思想が強かった20世紀初頭のヨーロッパを舞台に描いた恋愛ドラマ。フィレンツェを訪れたイギリス名家の令嬢ルーシーは、ホテルの“眺めのいい部屋”を譲ってくれた青年ジョージから情熱的なアプローチを受ける。だが、階級や身分の違いを気にしたルーシーはジョージの思いを受け入れずに、イギリスに帰国。貴族の青年セシルと婚約するが……という作品。久しぶりに見たが、地味な話ではあるのだけれど、風景の美しさ、空気感を感じさせる演出に浸り、ここちよい気分で見終えた。

他に、おすすめの映画としては、

サム・ペキンパー監督の破天荒な人物像をおったドキュメンタリー映画

サム・ペキンパー 情熱と美学

アルプスの高級ホテルで休暇を楽しむ老境の元作曲家と仲のいい映画監督が、それぞれに問題を抱えたホテルの客たちと繰り広げる交流を描く人間ドラマ

グランド・フィナーレ

「スター・トレック」新シリーズの3作目で前2作でメガホンをとったエイブラムスに代わり、大ヒットシリーズ「ワイルド・スピード」を手がけてきたジャスティン・リン監督が新たにメガホンをとった

スタートレックBEYOND

ドウェイン・ジョンソンがコメディ俳優ケビン・ハートとタッグを組み、元いじめられっ子のCIA捜査官とかつて人気者だった冴えない会計士が巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を描いたアクションコメディ

セントラル・インテリジェンス

イギリス各地でニセ超能力者やニセ霊能者たちの数々のウソを暴いてきたオカルト否定派の心理学者フィリップ・グッドマン教授が、そのトリックを暴くため、3人の超常現象体験者に話を聞く旅に出たことからはじまる怪奇現象と想像を絶する数々の恐怖を描いた

ゴースト・ストーリーズ〜英国幽霊奇談〜

池井戸潤の企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化映画化した作品。もろ定番的な演出であるが見せられてしまう

七つの会議

など、時間をとって見て損のない映画ではあった。
【44】

RE:映画について語ろう 2  評価

ゆさみん (2020年02月04日 18時56分)

ああだこうださん、ども♪

>「ダンス・ウイズ・ウルブス」
話題になっていても当時は何となく見そびれて、かなり後から見ることができた作品。
私にとっては「タイタニック」がそうであります。公開時は見ていなくて、ソフトが発売されてレーザーディスクで購入したけれど(当時はDVDはなかった)そのまま何となく見ないまま、レーザーディスクもハードそのものがいつの間にか製造中止になり・・・やっと見ることができたのは、キャメロン監督が3D版を制作して劇場にかけられた時でした。いや〜新鮮でしたねえ。現代の話でもないので、話の古くささも難じない。大画面でも見ることができたし。満足。やはりこういった映画は大画面で見ないといけませんね。「タイタニック」はその後、ブルーレイの3D版ソフトも買いました。

さて「ダンス・ウイズ・ウルブス」
劇場で見ました。
この映画も大画面で見ないと良さが伝わりにくい作品ですね。
鑑賞後、パンフレットを買い求めて制作にまつわるいろいろな情報を知ることができました。
例えば、ウィキペディアには次のように書かれています。

マイケル・ブレイクによる原作小説は発表当初、白人を批判するという内容に嫌悪感を抱いた多数の出版関係者により発売を拒否されていた。しかし、俳優のケビン・コスナーは原作の内容に好感を持ち(コスナー自身もチェロキーとドイツ、アイルランドの混血である)ブレイクに対し、自らが監督も兼任するという形での映画化を懇願した。1988年にようやく原作が一般に向けて発売されるのと並行してコスナーは『アンタッチャブル』『フィールド・オブ・ドリームス』の成功によりアメリカを代表する2枚目スターの地位を確立し巨大な富を得ていた。それらの作品で得た私財の全てを継ぎ込んで、1989年7月に撮影が開始された。

白人社会を批判する内容に対し、協力してくれる人もなく、ならばと私財のすべてをつぎ込んで映画を制作するあたり、ケビン・コスナーの情熱と心意気を感じてあらためて。ケビン・コスナーを見直しました。

作品自体は、あくまでフィクションであり、現実の設定とかを改変しているところもあり、問題も指摘されていますが、映画としての出来は素晴らしい。
いい映画を見たなあ、と劇場を後にしたことを覚えています。

映画が公開されると、当時トップスターであったコスナーの初監督作品であるという話題性や、インディアン民族と同化した白人の視点から当時のアメリカ社会を批判するという斬新なストーリー、さらに壮大なスケールとダイナミック且つ繊細な演出が批評家・観衆双方の絶大な賞賛を獲得。アメリカ国内だけで製作費の10倍近い収益を挙げ、世界規模でも大ヒットし結果的に全世界で4億2400万ドルの興行収入を記録。(ウィキペディアより)

でも、時間を経て振り返ると、この作品がケビン・コスナーの人気・評価の上で氏の頂点の作品でありましたね。
これだけの映画を作ることができたのに・・・結局、イーストウッドにはなれずじまいでした。なかなか映画って難しいものですね。

ところで、ああだこうださんはこの映画の4時間バージョンがあるのはご存じですか?
ただでさえ長いのに、さらに50分も長いんですよ。ダンバーが赴任する以前にセッジウィック砦で生活していた騎兵隊が砦を放棄するまでの過程や「拳を握って立つ女」の生い立ちやバッファローの狩猟のシーンの補強が施されている、そうです。日本語版ではDVDの限定版スペシャルエディション版(アマゾン中古しかないですが)でしか見られないです。
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