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【46】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月23日 17時03分)

アメリカのフロリダでは、ワニも住んでいる(敢えて、棲んでいるとは書かない)。

友だちと、フロリダの国立公園を観光したことがある。

駐車場に車を止めて、
観光客用の、はしごみたいな橋をうだうだと歩いて、駐車場に帰ってきた。

俺たちの車の横にワニがいた。

アメリカでは、ワニを「アリゲーター」と呼ぶ。

『何がアリガテーダ、アホ』

日本だったら、「アリゲーター」が、駐車場をのそのそと歩いていたら、大騒ぎだ。


そのアリゲータが俺たちの車の下に潜り込んだ。

「どうする?」

「出てくるまで待つか」


数分後に奴は、車の下から水辺に向かって、のそのそ、歩いて行った。

「もう、大丈夫じゃねーか」

「他にはいないかな」

「多分な」
【45】

RE:マシマロは関係ない 本文と関...  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月23日 08時49分)

赤加速さん、お久しぶりです。

【44】は戒めですか、反省ですか。

僕は、土曜日に10K勝って、日曜日に10K負けました。

人生は、プラスマイナスゼロ、というのが、彼女の座右の銘。

確かにそうだ、と実感した2日間でした。

【44】は、きっと、そういう意味ではないかと。。。
(違うような気もする)


昨日から、メルヴィル作『白鯨』を読み始めたのですが、

「カネというものが地上の諸悪の根源であり、

 カネのある人間は決して天国へは行けないと

 我々が真正直に信じていることを考えてみれば、

 人間がカネをとるために地道に働くということは確かに驚くべきことだ。

 ああ!、われわれ人間は、 

 いかに嬉々として地獄行きを志願するものなのだろう」

と思いながら、主人公は、カネをとるために捕鯨船に乗り込むのであった。


1000ページ近い大作ですが、まだ、40ページしか読んでません。
【44】

マシマロは関係ない 本文と関係ない  評価

赤加速 (2017年05月22日 23時21分)

 雨降りでも気にしない 遅れてても気にしない
 笑われても気にしない 知らなくても気にしない

 君は仏様のよう 荒野に咲く花のよう

 駄目なボクを気にしない ヒゲ伸びても気にしない
 後ろ前も気にしない   定食でも気にしない

 君はまるで海のよう 遥かなる太平洋
 佇まいは母のよう  悟りきっているかのよう

 げにこの世は世知辛い その点で君は偉い
 凡人には分かるまい  その点このボクには分かるよ

 君とランチを食べよう 一緒にパイを投げよう
 君のスカートの模様  部屋の壁紙にしよう

 ぁあ!
 君に口出しは無用  ただ静かに見ていよう
 君と共に居れるよう 日々努力し続けよう

 嗚呼〜
【43】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月21日 23時09分)

畜産業の話≪8≫


『A−5』とはなんぞや。


牛肉の最高ランク、と思っている人が多いと思います。

では、『A−5』とは、何を意味しているのでしょうか。



牛肉の格は、「日本食肉格付協会」が制定する『牛枝肉取引規格』に基づいて、格付けします。

この格付けは、二つの基準で決められます。


一つ目は、歩留(ぶどまり)等級(A、B、Cで表わされる)。

二つ目は、肉質等級(肉質を(1)〜(4)の観点で区分し、それぞれ、5〜1の等級で表わされる)。


まず、歩留等級とは、枝肉(枝肉とは何のことなのかは、後ほど説明します)から、
骨や「余分」な脂肪を取り除き、部分肉がどのくらい採れるかを示します。

標準よりたくさんの肉が採れる場合は「A」(歩留基準値72以上)
標準的な量の場合は「B」(歩留基準値69以上72未満)
標準より量が少ない場合は「C」(歩留基準値69未満)

次に、肉質等級とは、

(1)脂肪交雑
(ここで言う「脂肪」は、「余分な脂肪」ではありません。「さし」、つまり、赤身の中にまぶされている脂肪分のこと。だから、「交雑」と言うのです)
(2)肉の色沢
(3)肉の締まり及びキメ
(4)脂肪(ここで言う「脂肪」も、(1)と同じです)の色沢

の4つの観点で区分し、それぞれ5〜1等級に判定されます。

ここが、ちょっと、理解が難しいところです。
しばし、頭を抱えていただきます。

「等級3」が標準で、数字が大きいほど高い等級になります。
そして、(1)〜(4)の区分のうち、最も低い等級が採用され格付けされます。

例えば、区分(1)〜(3)は「等級5」でも、区分(4)が「等級3」だったら、
その牛の肉質等級は「3」になります。

この二つの基準に基づいて、具体的に説明しますと、

枝肉からたくさんの肉が採れて(つまり「A」)、
肉質等級の区分(1)から(4)につき、どれもが「5」であれば、
『A−5』と格付けされる、ということです。

ですから、「格付け」というのは、『おいしさ』で決めている訳ではないので、
格付けの高い肉がおいしく、低い肉はおいしくないとは一概に言えないのです。

要するに、「結構、いい加減」


格付けは、価格や売れ行きに大きく影響しますが、
実は、この格付けは、脂肪交雑の多い肉(脂肪交雑を多くするにはどうするか、は後ほど)を高く評価する内容となっているのであって、
必然的に、霜降り肉になる黒毛和種に有利に働くのです。


結局、どの肉が本当においしいかは、
「自分で食ってみなきゃ分からん」
ということです。
【42】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月19日 23時57分)

「永遠のゼロ」の原作を読んでない人へ。

≪ページ1≫

この物語の主人公である、ゼロ戦パイロット宮部久蔵の最期。

このラストシーンは、映画でもドラマでも、詳細は省略されています。

また、このシーンは、アメリカ艦船の乗組員の視点で描かれています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今、思い返してもあのゼロには悪魔が乗っていたと思う。

550ポンドの爆弾を腹に抱えて、あれほどの動きができるなんて、
信じられない。

コクピットには、人間ではなく悪魔が乗っていたんだと思う。

ゼロは、低空ぎりぎりにやってきた。
ほとんど海面すれすれだった。
しかも空母の真後ろからだ。

俺たちは近接信管付きの砲を撃ちまくったが、
海面が電波を反射して、目標に到達する前に爆発してしまう。
ヤツは、近接信管の弱点を知っていたのだろうか。

しかし、近接信管がダメでも、近づけば機銃がある。

この頃、我々のクラスの空母にはおびただしい数の対空砲と機銃が備え付けられていた。
5インチ砲12門、40ミリ機銃72挺、20ミリ機銃50挺。
まさにハリネズミ状態だ。
このハリネズミに噛み付くことは不可能だ。

ゼロが4000ヤードまで近づいた時、40ミリ機銃が一斉に火を噴いた。
たった一機の飛行機に何千発もの機銃弾が撃ち込まれるのだ。
機銃ごとに色違いになった無数の曳痕弾がゼロに向かって飛んでいく。

ついにゼロが火を噴くのが見えた。
やったぞ、と俺は叫んだ。

黒煙を吐いたゼロはいきなり急上昇した。
機銃員たちは慌ててその後を追ったが、鋭い動きについていけなかった。

ゼロは燃えながら上昇し、機体をひねって背面になった。
そして空母上空に達すると、背面のまま、逆さ落としに落ちてきた。

俺たちはなすすべもなく、悪魔が上空から降りてくるのを見ていた。
あんな急降下は一度も見たことが無い。
いや、燃える飛行機にあんな動きができるのか。
ゼロはまさに直角に落ちてきた。
命中の瞬間、オレは目をつむった。

ゼロは飛行甲板の真ん中にぶつかった。
ものすごい音がしたが、爆弾は炸裂しなかった。
不発だったんだ。

ゼロは甲板の真ん中で燃えていた。
周りには飛び散ったゼロの破片が散乱していた。
後になって何人かの水兵に聞いたが、
ゼロは甲板にぶつかる直前、翼が吹き飛んだという。

俺たちは全員、声も出ないほど震えていた。
甲板にゼロのパイロットのちぎれた上半身があった。
それは、悪魔ではなかった。
俺たちと同じ人間だった。

誰かが大声で叫びながら、その死体に拳銃を撃った。
甲板の火は間もなく消し止められた。
【41】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月19日 23時55分)

≪ページ2≫

そこに艦長が下りてきた。
艦長は半分にちぎれた遺体をじっと見ていたが、その遺体に向かって言った。

「我が軍の優秀な迎撃戦闘機と対空砲を潜り抜け、よくぞここまでやってきた」

その思いは俺たちも同じだった。
このゼロは、俺たちの猛烈な対空砲火を見事に突破した。

艦長は皆に向かって、大きな声でこう言った。
「我々はこの男に敬意を表すべきだと信じる。よって、明朝、水葬に付したい」
周囲の者たちに動揺が走った。

俺も驚いたし、とんでもないことだと思った。
もしこの男の爆弾が不発でなかったら、我々の何人かは死んでいたかもしれないのだ。
しかし艦長は我々をにらみつけた。
それは、
「この決定には口を挟ませないぞ」
という目だった。

我々は飛び散った遺体を集めた。
その時、誰かが日本兵の胸ポケットから一枚の写真を取り出した。
「赤ん坊だ」
その声に、皆が写真をのぞき込んだ。
俺も見た。
着物を着た女が赤ん坊を抱いている写真だった。

「くそっ。俺にもガキがいるんだ!」
ルー・アーバンソー曹長が吐き捨てるように言った。
それから写真を丁寧に遺体の胸ポケットに返した。
そして部下の水兵たちに言った。
「一緒に葬ってやれ」
遺体は白い布でくるまれ、艦橋下の待機所に安置された。

俺は遺体をくるむとき、パイロットの開いていた目を閉じてやった。
怖かった顔が優しい顔になったのを覚えている。

ゼロの残骸は海に投棄された。
コクピットに残っていた遺体の半分は取り出すことができず、
そのまま投棄された。

翌朝、手空きの総員が甲板に集まった。

今では、あの時の艦長の態度は立派だったと思っている。
艦長の息子は真珠湾で戦死したと知ったのは戦後だ。
それを聞いて、尚のこと、あの時の艦長は立派だと思った。

一夜明けると、我々のほとんどが、この名も知らぬ日本人に敬意を抱いていた。
特にパイロットたちは、彼に対して畏怖の念さえ持っていたようだ。

彼らが言うには、
ゼロのパイロットはレーダーに捕捉されないように、
何百キロも海面すれすれを飛んできたのだろうということだった。
それには、超人的なテクニックと集中力、そして、勇気が必要だということだ。

「奴は本物のエースだ」
とカール・レヴィンソン中尉が言った。
レヴィンソン中尉は「タイコンデロガ」のエース・パイロットだった。
多くのパイロットがうなずいた。
「日本にサムライがいたとすればーーー奴がそうだ」
俺もそうだと思った。
しかし、このパイロットがサムライなら、俺たちもナイトでありたい。

手空きの総員が甲板に整列する中、弔銃が鳴り響いた。
艦長以下、士官の挙手の礼に送られて、
白布でくるまれたパイロットの遺体は道板から海中に滑り落とされた。
鎖の錘をつけられた遺体は、ゆっくりと海の底に沈んでいった。
【40】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月18日 19時33分)

畜産業の話≪7≫


「和牛」と「WAGYU」について。

まず、「国産牛」と「和牛」の違いは。

「国産牛」と表示される肉は、「和牛」以外の国産の牛肉であり、
ホルスタイン種などの乳用牛や、和牛と乳用牛を交配させた交雑種です。

「和牛」とは、日本固有の牛の品種を意味します。
基本的には下記の4品種です。

1)黒毛和種

2)褐毛(あかげ)和種

3)日本短角種

4)無角和種


さらに、これらの品種同士を交配させた交雑種か、
その交雑種と4品種、または交雑種同士を交配させた牛の肉は、
「和牛」と表示できます。

ただし、
4品種は「和牛」のみの表示が許されていますが、
交雑種は「和牛間交雑種」、もしくは、交配した品種名を表示することが義務付けられています。

現在、日本で肥育されている和牛の90%以上は黒毛和種です。
そのため、狭義には、「和牛」と言えば、黒毛和種を指す場合もあります。

近年、外国でも、和牛の霜降り肉の人気が高まっています。
それに伴い、アメリカやオーストラリアなどで、
和牛の血を引く「WAGYU」が育てられるようになりました。

低コストで生産される肉なので、
販売価格も日本産の和牛より安くなります。

外国産の「WAGYU」を日本に輸入する動きもありますが、
日本では、農林水産省の、
「和牛等特色のある食肉の表示に関するガイドライン」
により、
国内で生まれた牛以外は「和牛」として販売することはできません。


続く。
【39】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月17日 22時42分)

「疲労」についてーーー(6)


「飽きた」という兆候が表れると脳の情報伝達能力が低下するわけですが、
なぜ、伝達能力が低下するかを説明します。

脳の神経細胞は、電気信号で他の神経細胞に興奮(情報)を伝えています。
神経細胞の状態には、
活動状態(オン)になるか、あるいは
休息状態(オフ)になるかのどちらかしかありません。

神経細胞がオフからオンへと移行するには、
電気信号がある一定の「閾値(いきち=限界値)」を超えることが条件になります。
「閾値」とは、興奮を起こすために必要な最小限の興奮(電気信号)の大きさのことです。

「閾値」未満の刺激では何の反応も起こらないのですが、
「閾値」を少しでも超えると特定の反応が起こります。

「閾値」は、同じ神経細胞ばかりを使っていると、上昇するという特性があります。
つまり、同じ神経細胞ばかり使っていると、
その神経細胞をオフからオンへ移行させるために、
より多くの電気信号が必要になるということであり、それは、「鈍感になる」ということです。

神経細胞が疲弊して刺激に鈍感な状態になると、
素早い興奮の伝達、つまり、情報処理が行えなくなるため、
脳全体の作業効率が低下するのです。

これが「飽きた」という状態です。

一度「閾値」が上昇してしまった神経細胞は、
しばらく刺激が全く行かない状態にしなければ、
もとの敏感な活動状態に戻りません。

従って、仕事や車の運転は、「飽きた」と感じる前に早めに休息をとる必要があるのです。


梶本修身著「すべての疲労は脳が原因(集英社新書)」より。
【38】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月16日 21時47分)

畜産業の話≪6≫


アメリカ産牛肉と言った場合、
アメリカで生まれ育った牛の肉、
という訳ではありません。

JAS法により、
畜産物は最も飼養(飼育)期間の長い国を原産地とすることが定めれられています。

従って、例えば、
カナダで生まれ、5か月間飼養された後、
アメリカで10か月間飼養され、
最後に日本で7か月間飼養された牛の肉の原産地表記は
「アメリカ」となります。

同じように、「国産牛」と表示される肉が、
日本で生まれた牛の肉であるとは限りません。

では、「和牛」とはどういう牛でしょうか。

謎解きは次回に。
【37】

RE:≪マリー・ルイーゼ≫  評価

☆カンパチ☆ (2017年05月15日 13時19分)

「疲労」についてーーー(5)


体のどの部位に負荷がかかっても疲労するのも疲労を感じるのも脳です。
次に、脳そのものの疲弊についても考える必要があります、

現代人が1日に触れる情報量はインターネットなどの普及で著しく増加しています。
総務省が2009年度に日本で流通している情報量を推定した結果、
1日でDVD約2.9億枚分にも達するという結果が出ました。

それは即ち、膨大な量の情報処理を常に行っているということを意味します。

長時間のパソコン作業などで脳を使い続けると、
頭がぼんやりする、肩が凝るなど、体の部位に何らかの症状が現れると同時に、
「飽きた」という感覚を覚えることがあります。

この「飽きた」という感覚は、
脳そのものが疲弊してきているという警告として注目する必要があります。

脳は千数百億個を超える神経細胞(ニューロン)の塊です。
一つの神経細胞は千個以上の他の神経細胞とつながり、
複雑な神経回路を張り巡らせています。

パソコンを使い続けるなどの作業を長時間行っていると、
脳のある一定の神経回路に負荷が集中することになります。

腕や足などの体の部位で同じ動きを反復していると
そこがだるく感じてくるように、
脳の一つの神経回路を繰り返し使っていると、
その部分の神経細胞が「酸化ストレス」により疲弊することが分かっています。

同じ神経細胞ばかり使っていると、
その神経細胞は酸化ストレスにさらされ、
「もうこれ以上、この神経細胞を使わないでくれ」
という信号を発します。
これが「飽きる」という感情となって表れるのです。

高速道路で長時間、車の運転をしていると、
「飽きた」というシグナルが脳から早々に発せられます。
直線が続いて信号も無い高速道路での運転は極めて単調な作業であり、
脳の同じ神経回路を使い続けがちだからと考えられています。


続く。
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