返信元の記事 | |||
【1289】 | RE:たかがジャグされどジャグ ばらつきの計算 (2013年05月21日 01時35分) |
||
ジャグの神秘性さん、おばんです。 こちらこそ貴殿のデータの精度に驚かされました。 発生確率の公式ですが、 こうした抽選ものは二項分布に従います。 したがって、(当り外れの順番の組み合わせ数)×(当選確率)^(当選回数)×(外れ確率)^(外れ回数) これが、その当選回数になる確率となります。 電卓などではとても計算できるものではないですが、 表計算ソフトにとても便利な関数があります。 excelでは統計関数にBINOM.DISTというものがあります。 =BINOM.DIST(当選回数,ゲーム数,当選確率,関数形式) という書式になります。 関数形式というのは (TRUE )ならば、0〜当選回数以下となる累積の確率が計算されます。 (FALSE )ならば、当選回数となる確率が計算されます。 BB○回以下の確率といった場合、累積の確率を求めれば良いだけです。 BB○回を超える確率は、1-(累積の確率)で求められます。 一方、(FALSE)は設定判別の時に使います。 >7BIG、20REG 合算1/160(4320G)の場合、 =BINOM.DIST(7,4320,1/287.4,FALSE)*BINOM.DIST(20,4320,1/455.1,FALSE) これが設定1がその結果となる確率です。 同様に設定2〜6も計算します。 (設定1のその結果となる確率)/(設定1〜6のその結果となる確率の総和) これが設定判別ツールでいう設定1の可能性となります。 設定2〜6の可能性も同様に求めます。 設定配分を考慮に入れた判別ツールについては【831】を参考にしてください。 表計算を上手く使えば、ゲーム数とボーナス回数を入力するだけで 直ぐに答えが出てきます。 わかり難いところがあれば、仰って下さい。 この手の説明をわかり易くできる自信はありませんので… |
■ 7,004件の投稿があります。 |
【1291】 |
ジャグの神秘性 (2013年05月21日 22時11分) |
||
これは 【1289】 に対する返信です。 | |||
ご丁寧に詳細をご教示いただき 本当にどうもありがとうございます。 こんな便利な関数があったなんて知りませんでした。 さっそく使わせていただきます。 でも、確率をどう受け止めるのかはとても難しいですね。 例えば 自分の打っている台で設定6では発生確率10%程度のことが起きているとして、 それを「まだ10%ある」と捉えるのか、 「10%しかない」と捉えるのかで全然違ってきますからね。 でも、楽しみが増えました。 本当にありがとうございます。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【1290】 |
ばらつきの計算 (2013年05月21日 02時08分) |
||
これは 【1289】 に対する返信です。 | |||
追記 iphoneやiPod-touch、iPadなどのiOSの端末をお持ちでしたら、 Numbersという表計算アプリにも同様の関数がありますよ。 設定配分を考慮した自前の判別ツールを作れば有用だとは思います。 ただし、ぶどうの確率を計算するとエラーが出ますので、 (当選回数以下となる累積確率)ー(当選回数-1以下となる累積確率) でしか計算できません。 また、極めて低い確率1兆分の1になると数値演算の誤差が出る事もあります。 |
|||
© P-WORLD