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【3280】 | RE:スロ パチ 音楽 競馬 勝ち... 不完全確率 (2013年06月01日 22時21分) |
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こんばんは。 あの曲を聴くと誰しもソプラノの高い声の効果に度肝を抜かれますよね。見事モーツァルトの術中にはまっているのです。庶民向けの芝居オペラですから観客を唸らせて拍手喝采の場面はどうしても必要です。もちろんモーツァルトはそれを計算して書いているのです。^ ^ あの曲の歌詞の和訳は次のサイトで見られます。直訳が一番良いですが。^ ^ http://www.geocities.jp/lune_monogatari/zauberflote.zyoou.html でも本当は何が凄いって、この歌詞からあの音楽を作り出せる創造力です。才能のある人間が時間をかけて推敲を重ねて出来上がったというのならまだ理解できますが、モーツァルトは身体も弱り、他にもいろいろ作曲しなければなりませんでしたから「魔笛」のような大衆芝居のために時間をかけていられるはずがなかったのです。おそらくいつものように即興的に作ったものでしょう。 他の楽曲も含めモーツァルトの自筆楽譜には修正したり、後から付け加えたりした形跡が全く見られないことは良く知られています。これが何を意味するのかと言えば、曲のほとんどが即興的に作られていて五線譜に書き記す時にはすでに頭の中で出来上がっていたのだということです。それでいて書き記された曲が即興的かと言えば、これが完成された構成美を誇っています。一つの楽器のための曲でもこんなことは超人的なことなのに、オーケストラや人声の加わったこの「夜の女王のアリア」のような複雑なものでもそうなのですから、彼の天才ぶりには形容する言葉がありません。 |
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【3286】 |
ハニーバニー (2013年06月02日 20時34分) |
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これは 【3280】 に対する返信です。 | |||
不完全さん 私自身が気に入った作品を例に説明していただくと、モーツァルトの天才ぶりがよくわかります。 怒りをあんなに美しく表現できるなんて、惚れ惚れしますね。 昨日も今日も聴きましたよ。何回聴いても痺れます。(^^) このシーンが見せ場なんだろうなーと想像して、全幕通して見てみたいと思いました。 不完全さんにいままで紹介していただいた中で一番のお気に入りです。 |
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