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【135】 | RE:遊戯途中で回転率を激減させるカラクリ 徳川家釘 (2013年04月13日 08時24分) |
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長時間遊技に於ける回転率の低下原因として、借り出し直後の玉と持ち玉の物理的な違い、電動ハンドルと遊技者の疲労、そして、わずかですが、釘の変化が考えられます。突然の無回転状態が出現する原因として、電動ハンドルの不安定な作動と、メーカーの工夫を殺すホールの釘調整が考えられます。 最近のパチンコ台では、釘の役割が大きくなっています。遊戯中に最初に訪れる回りムラは、釘の物理的な特性が大きく関係しています。今回は、釘による回りムラを説明します。 【最近のパチンコ台の問題点(1)】 多くの台で、巨大な液晶と役物が搭載されています。そのため、玉は、中心近くに打ち出された後、左方向へ大きく移動し、再度、中心方向へ移動して、スタート入賞口(ヘソ)へ入ることになります。昔のパチンコ台に比べて、経路が長くなっており、釘と衝突する回数が大幅に増えています。 ヘソの位置は、昔に比べて、低い場所に設置されています。そのため、打ち出された玉が持つ位置エネルギーが大きくなっています。位置エネルギーは、落下に伴って、運動エネルギーへ変換されるため、玉の勢いが強くなります。昔の台と同程度の回転率を得るには、上げ釘の助けが更に重要になります。他の工夫(ワープコースなど)も、必要になります。 釘から話がそれますが、多彩な予告演出も、ハンドル調整と玉の流れの確認作業の妨げになり、回転率の低下を招いています。この現象は男性に多いようです。男性は複数の作業を同時に行うことが、脳の構造上、苦手だからです。 【遊技開始時の回転ムラ】 最近の台は、遊技開始時、20〜30秒間程度、全く回らないことが多いように感じます。ホルコン操作を信じる方々の中には、玉の打ち出しが開始されたことをホルコンが探知し、入賞を助ける電磁石が作動するのに必要な時間だと主張する人もいます。しかし、台のガラスが開けられると、瞬時に、防犯カメラが、その台をズームアップする程のハイテク時代のホールです。遊技開始と同時に、電磁石を作動させることは簡単なはずです。遊技開始時の無回転状態は、釘の特性で説明することが出来ます。 【釘の特性】 玉が釘に当たると、玉の運動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換され、玉と釘の温度が上がります。手をたたくと、手が熱くなるのと同じ原理です。釘に当たった玉は、弾かれますが、その程度(反発係数)は、温度によって変化します。温度が上がると、弾く程度が弱くなります。つまり、玉の勢いを落としてくれます。 現代のパチンコ台は、玉が釘に当たる機会が多いので、釘を暖めることが重要です。遊技開始時の無回転状態は、釘のウォーミングアップと言うわけです。 |
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【142】 |
猫±猫 (2013年04月14日 16時07分) |
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これは 【135】 に対する返信です。 | |||
> 玉が釘に当たると、玉の運動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換され、玉と釘の温度が上がります。・・・ 理論的にはそうなんでしょうが、現実的にはどうなんでしょ? たしかに、衝突のエネルギーは熱に変換されますが、すぐさま周囲へ放出される筈です とても、釘や玉の反発力を変えるほどの温度変化は見込めないと思います また、温度が上がれば玉の勢いが落ちて入賞しやすくなるというのであれば 玉を握り締めて温めてから打つという攻略法が成り立ちそうですが・・・ また、洗浄機から出てきたばかりの玉はかなり熱くなっているのでウハウハ入賞しそうですね |
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