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| 【394】 | ヒグマの怖さ フレイムヘイズ （2019年08月12日 22時35分) |
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知床などの観光地でヒグマに遭遇し、写真を撮ってSNSに投稿する そういう人が増えているそう。 これは、登別のクマ牧場CMの影響があるのかもしれない。 「愉快な仲間が、楽しい仲間がみんな待ってるぜ」 と歌うあのCM曲が、ヒグマの本質を隠しているのなら それは由々しき事だと、本当に思う。 ヒグマは危険な動物だ。 強さも速さも、人間が到底対抗できるものではない。 もし、人間を襲う事を覚えたヒグマに目をつけられ スマホで写真が撮れる程度の距離にヒグマが居たとするなら もはや助かる可能性はゼロに近い。 そういう事が起こらないのは ヒグマが慎重で警戒心が強い動物である事と 人間を獲物として狩った経験のあるヒグマがいないからだ。 一度人間を獲物として認識したヒグマは 最悪に危険な動物となる。 それは過去現実に起こったヒグマによる人間襲撃の事件の事を 文献なり、小説なり、ドキュメンタリーなりで知れば 少しは肌で感じることが出来るかもしれない。 有名なのは、二つの事件。 三毛別羆事件 １９１５年 七名死亡 福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件 １９７０年 三名死亡 これらの事件を知って驚く事は、ヒグマの知られていない性癖の事。 ヒグマは頭の良い動物であり、経験した事は忘れない。 だから、銃で撃たれて逃げた手負いの熊は警戒心が異常に強い狡猾な熊となる。 同様に経験した獲物の記憶は残り、同じ獲物を求めて徘徊するようになる。 そして、一度自分の獲物としたものには異常な執着を示し 取り返しなどするものなら、それを自分のものにするまで追いかけ 諦める事はない、らしい。 また、ヒグマは火を怖がらないらしいよ。 焚き火をしていても安全ではない、という事。 札幌でも、南部にある広大な南区でヒグマの目撃が結構されている。 そんな札幌市民の一人であるオレでも 調べなければヒグマの本当の危険を知る事は出来なかった。 学校でも教えてくれないし、地区で講習をしてくれる訳でもない。 だから、ヒグマの生息地でも、ツキノワグマの生息地でもない土地の人は その実体を知る機会はほぼないだろう。 だから、甘く考えないでほしい。 キタキツネも、エゾシカもそう。 野生動物は生きるのに全力を注いでいる。 人間に対する遠慮などあろうはずがない。 知床のヒグマが無闇に襲って来ないのは 彼らが野生の論理でリスクと利益を天秤にかけて 無難な方を選んでいるだけで 何かのはずみで敵、あるいは獲物と認識したなら容赦はしない。 もし、熊に出会ったら 背を向けて逃げ出すのは厳禁だそうだ。 熊はすぐさま獲物と認識し、追いかけて来る。 ヒグマは時速６０ｋｍで走るそうだから そうなったら逃げ切れる人間はいない。 | |||
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| 【396】 |
RE:ヒグマの怖さ
フレイムヘイズ (2019年08月13日 16時58分) |
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| これは 【394】 に対する返信です。 | |||
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いや、驚いた。 先の書き込みはネット上で 「ヒグマはぬぐるみではない」 という記事を見つけて書いたのだが 実際、札幌市南区でヒグマが市街地に朝から現れているようだ。 もしかしたら、その記事もその件の事があって書かれたものなのかもしれないが 書かれているメインは知床であり、最近の札幌市の件は書かれていなかった。 偶然なのか、同じヒグマの事ではあるが 観光地と住宅地では深刻度が全然違う。 南区の人びとは不安だろうと思う。 っても、今住んでいるところと数十キロ離れているだけなんだが(^^;) |
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