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【89】 | 収支の収束 数野勤 (2006年05月14日 04時54分) |
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はじめまして。パチンコ理論の研究にハマっている者です。よろしくお願いします 収支の収束について、私の知っていることをお知らせします。例として、最も荒い場合(大ヤマト2ZFとか初代エヴァンゲリオンZFで等価交換)を採り上げます。 期待収支額がゼロとなる(ボーダーラインの)台で、12時間打ち続けると、収支の平均値は当然のことながらゼロになりますが、収支金額の分布はゼロを中心とした正規分布(釣り鐘のような形)に近い形となり、その時の標準偏差は約82,500円となります。(コンピュータ・シミュレーションで求めました。) 分布の上下2.5%の結果は滅多に起こらないとしてこれを切り捨てることにします。すると、収支結果の95%は、大ざっぱに言うと、(平均値−標準偏差×2)から(平均値+標準偏差×2)の範囲に入ります。つまり、12時間打ち続けたときの収支は、マイナス165,000円からプラス165,000円の範囲になると予想されるわけです。 そこで収束ですが、これをn回繰り返すと、そのn回の収支の平均値の標準偏差は、元の標準偏差をnの平方根で割ったものになります。100回やれば標準偏差は8,250円、1,000回やれば標準偏差は2,600円となります。 すると、1,000回やった場合、その収支の平均値は、95%の信頼度でプラスマイナス5,200円の範囲に落ち着くと予想されます。このように、回数を増やすと平均値の収まる幅が狭くなっていく状態が、収束です。 ただ、それでも1,000回やっているので、トータルの収支はプラスマイナス520万円の範囲に入ることになります。 同じボーダーラインの台を打っても、毎日打ったとして3年で、結果に最大1千万円以上の差が付くことがあり得ます。 パチンコの収支の標準偏差はおそらく皆さんが想像しているよりずっと大きく、なかなか収束しないと言えるでしょう。 |
■ 99件の投稿があります。 |
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【99】 |
伊集院忍 (2006年05月15日 00時25分) |
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これは 【89】 に対する返信です。 | |||
数野勤さんへ ホームページを読ませてもらいました。 大変ためになる内容でした。 (俺には難しすぎて頭が痛くなったが) これから先、何かと質問させていただくことがあるかもしれません。 その時は宜しくお願いします。 |
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【93】 |
ふ〜ん。 (2006年05月14日 21時05分) |
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これは 【89】 に対する返信です。 | |||
3年で1000万か。 それはかなり特殊な例だろ?上限と下限の最大の差だろ? そう言うと勘違いするやつがでてくるから。 > 分布の上下2.5%の結果は滅多に起こらないとしてこれを切り捨てることにします。 自分もこう言ってるじゃないか。矛盾してないか? |
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【91】 |
G>O (2006年05月14日 07時45分) |
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これは 【89】 に対する返信です。 | |||
> パチンコの収支の標準偏差はおそらく皆さんが想像しているよりずっと大きく、なかなか収束しないと言えるでしょう。 この検証はあくまで、投資金額∞、遊戯時間が台の状態(確変・時短等)に関わりなく12時間とした場合ですよね。 この場合、平均収支ゼロというボーダーの設定自体が厳しくなります。 同じ回転率でも投資金額の上限の設定+止め時の最適化をするだけで。+方向に大きく−方向に小さな分布で平均収支もプラスになる場合があるってことをみなさん覚えておきましょう。 |
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