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【221】 | RE:近頃どこもサッパリやねぇ コンビニ (2006年09月08日 06時44分) |
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>何故、パチ屋さんだけが先回りして相手を生かすことを考えられないのでしょうか? 今のパチ屋さんはそういうことを考えていられないほどに切羽詰った状況にあるような気もするのですが、 うまい説明が考えつけないので、問題を一時保留します。別の問題を考察しているうちに、答えを類推できるかもしれません。すべての問題はリンクしているからです 機種メーカはパチ屋さんを生かしてはいますが、メーカ主導の「合成の誤謬」回避方法は短期的なものでしかありません 長中期的にはやはり誤謬は発生しています。最終的には同じ人気機種が全店に配置されるからです 新台導入時にはお客の移動はありますが、また元のマイホに戻ってきます(戻ってこない場合もあります) 新台導入でやっていることの本質は、一時的にお店−お客の組み合わせをシャッフルして お客にマイホと他店を比較するチャンスを与えていることだと考えます これはパチ屋さん同士の競争を煽っていることを意味しています 新台大量導入店のパチ屋さんから見れば、他店と比較してもらえるチャンスを得ることができます。新台導入はそのためのコストとして解釈できます 新台少量導入店のパチ屋さんから見れば、台の費用がかかる上にお客を逃がすきっかけまで生むことになります。踏んだり蹴ったりの状況と考えます これは新台を多く買おうという方向に圧力がかかりますから、メーカにとっては良い方策と考えます 気をつけていただきたいのは、新台少量導入店のパチ屋さん(小規模店)にとって、台を沢山買うことは問題の解決に繋がらないということです 前回も申し上げましたように、問題の本質は「合成の誤謬」回避にあるからです 小規模店は新台以外の部分での差別化に力点を置いたほうが得策と私は考えます 例えば、中古台は多いけれども差別化と確認できるほどに目に見えて出しているとか もちろん、その中古台は丁寧に扱われた上でいつもピカピカに掃除されていなければなりません これには台の保守費用節約の意味合いもあります(どんな精密機械も汚れやほこりが大敵です) 先日、私がパチを始めたのは手打ちから電動ハンドルに入れ替わる端境期と申し上げましたが、 歴史的には電動ハンドルの登場は1970年代です。ということは10年ぐらいの歳月をかけて入れ替わっていったものと想像します ちなみに、手打ち機に留めを刺したのはフィーバー機のヒットです。これはリアルに目にしております その当時の台の寿命を基準にすると、今の台寿命の短さは狂気の沙汰のように思えてきます 機械としての性能・信頼性は確実に良くなっているだろうにもかかわらずです 中古台専門店も小規模店の一つの生きていき方であると私は考えます 大型古本店、リサクルショップ等、「中古」に対する認識は世間的にも良くなってきています 大型店がデパートとするなら、ディスカウントショップとして特化するわけです 「中古台だから出せる!」のキャッチは力強い説得力をもっています お客への挨拶も一切しません。台の期限が来たとき以外めったに入れ替えません。過去の人気機種のみを取り揃えます しかしながら、お店・台はいつも清掃されていて出すことだけに全力を注ぐわけです 出してさえいれば、お客は不満を持たないものです これは、機種メーカの今の有様に対するアンチテーゼとしての意味合いも持つと思います |
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【232】 |
コンビニ (2006年09月11日 11時10分) ID:FmNgUkEn |
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これは 【221】 に対する返信です。 | |||
前にご説明しましたように、今の大手メーカの機種販売の有様はパチ屋さんの「合成の誤謬」を回避した上で販売台数を最大化させます。 その最大化は、次回の機種販売時の特典を設けることによって水平方向だけでなく垂直方向にも働く仕組みになっています これは、機種開発は「水もの」である(パチに限らず開発にはリスクを伴います。メーカが最も注視する点です)という短所をもカバーしてくれます 業界全体としては問題はあるものの、メーカにとってこの方式は理想ともいえる完成された姿であると私は考えます この方式に風穴を開けるのは、大規模店には不可能です。大規模店に利するやり方だからです 見方を変えれば、大手メーカと大規模店が「暗黙の結託」をしていると解釈できます (ゲーム理論の)繰り返しゲームにおいては、「暗黙の結託」が起こりやすいのは過去の研究で明らかにされています もちろん、当事者同士には結託しているという自覚はありません。ただ、利の適うことを行っているだけです。だから「暗黙の」と付くわけです このことが、問題をより一層深刻にしています。倫理的な意味においても自覚の無い当事者が結託を解消する見込みはないからです ただし大規模店から見れば、ゲームに勝った分け前をメーカの方だけが取りすぎているという不満はあろうかと思います しかしながら、巨大資本の大規模店であれば自らがメーカに新規参入することによってこの問題を解決できてしまいます 儲かる側に回ればそれで済む話なのです これらのことは、小規模店の頭の上を飛び越えて行われている「ゲーム」です もし、この方式に風穴を開ける者がいるとするなら、それは「ゲーム」からはみごにされた小規模店以外にはないと私は考えます |
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【222】 |
ドンジャラ (2006年09月08日 12時51分) ID:KmNxSnGy |
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これは 【221】 に対する返信です。 | |||
確かに、今の台は寿命が短すぎです。(特にパチ) 台自体の寿命はもっと長いはずです。昔よりも技術もよくなって、長いこと使えると思うんですが、やはり新台が出るとすぐになくなります。 これは、やはり今のパチンコはどれも同じだからではないでしょうか? 私が見ている限り一番のヒットは「海」で、これは長いこと置かれているように思います。次点で「冬ソナ」「エヴァ」ぐらいですか。 その他は新台がでるとすぐ撤去。 店側が新台がでると変化をつけるために導入する。 これは、パチにとっていいことなんですかね?? そのコストもバカにできないでしょう。 店側の本音も一つの台を長いこと使いたいと思っているでしょうが、客が最初だけで長いことつかない。 放っておくと客自体が飛ぶ危険性もあるので変化をつけて新台入替。 今はこれのループをしているように見えます。 これは、店の体制にも問題があると思いますが、メーカー側にも少し問題がありそうな気がします。 |
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