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【21】 | 様々な思いから始まる新たな一歩 S.えんどう (2023年03月08日 16時25分) |
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ご存知の方もおられるかもしれないが、私は以前、連載というか、自己のパチの立ち回り術、下見やローテの重要性、台選びよりも店選びのほうが重要であることや、釘の見かたやチェックするポイント、その際の着眼などについて、書き込みを連投していた時期があった。 あくまで一方的な書き込み。 でもその根底には、ある思いがあった。 当然、完璧などあり得ないし、絶対もあり得ない。 ただ、長年の経験に基づく「実績」が、自己以外にも何かしら参考になる部分があるんじゃないかと思った。 実はその前の年、友人が自殺した。 パチンコによる借金によって、自ら命を絶った。 残された家族を目の当たりにし、何もできなかった、いや、しなかった自分を悔いた。 彼は非常に優秀かつマジメで、ギャンブルやパチンコなど一切しない人物。 でも、時間を持て余したのか、はたまた、気晴らしだったのかはよくわからないが、単身赴任を機にパチンコをするようになった。 優秀かつマジメな性格、とりわけ、プライドの高さが仇となったのかもしれない。 おそらく、借金してしまった自分が許せなかったのだろう。 明るみになることを恐れたのだろう。 誰にも、家族にすらその事実を打ち明けることができずに、自ら終止符を打った。 自力ではもうどうにもならないほどの額に達していた。 今書いたことは全てあとからわかったことであるが、私は、彼がパチンコをするようになっていたのだけは知っていた。 別の友人が、パチンコ店で見たと言っていたから。 「あいつが?たしかにそこはあいつの単身赴任先に近いから可能性はゼロじゃないと思うけど、見間違いじゃないのか?」 声はかけなかったけど、間違いないと言う。 そう、知っていたのだ。 私は、彼がパチンコをするようになったのを知っていた。 でも私は、何もしなかった。 連絡することも、世間話も、調子を聞くことも、状況を確認することもしなかった。 連絡すれば、もしかしたら、何かが変わっていたかもしれない。 家族の姿を見て、強烈にそう思った。 自惚れかもしれない。 私ごときができることなんて、何もないのかもしれない。 でも悔いた。何もしなかった自身を責めた。 できるできないじゃない。できないと決めつけた時点で終わり。 終わりではなく、始めなければならなかったのに・・ このことをきっかけに、色んなことを考えるようになった。 私は、パチンコに命を救われた身。 パチンコが人生そのものだと言っても過言ではない。 パチンコと私。 絶対に切り離すことなどできない関係。 そんな私が、パチンコを通してできること。 何かあるんじゃないかと思った。 私が、誌上プロの実践日記から多くを学んできたように。 それがちゃんと、自己の実践にも生かされているように。 自惚れかもしれない。 ただの自己満足かもしれない。 でも、もし、大多数から非難を浴びたとしても、一人でも「参考になった」と思ってもらえたら、それでいいじゃないか。 そう思った。 そういう思いで書き綴った日々。 投げキッスである以上、結果は知る由もない。 でもそれでいい。 大事なのは結果ではなく、初心、物事を始めるに至ったその思いと、結果に至る過程と、自己の信じたことを最後まで諦めずにやり抜くこと。 そうすれば、また前に進める。 未来という、歩むべき目標に向かって。 一歩、そしてまた一歩、前進することができるのだろうと思う。 |
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【22】 |
たける@ (2023年03月08日 18時15分) |
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これは 【21】 に対する返信です。 | |||
ピワのロム者 ( 1725人 ) が、この投稿を読んだら 泣くと思います。 |
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